一160一
C. 記号の大きさ、塗りつぶし方,向き
さらに,それぞれの【色】【形】の中で,語形の区別 がつくように,適宜,【大きさ】【塗りつぶし方】【向き】
をあてた。
このうち,【大きさ】は,おおむね次のように用いた。
茶,榿…後半がある語形に大記号,後半のない語形に小 記号。ただし,線記号を除く。
緑・矢印形…オカエリナサイ類に大記号,カエリカ類に 小記号
水・いちょう形…オツカレサマ類に大記号,オツカレカ 類に小記号
水・爪形…オシマシナサイ類に大記号,シマッタ字類・
オシマイカ類に小記号
水・リボン形…オヤスミナサイ類に大記号 紺・小刀形…ゴメンクダサイ類に大記号
なお,349図と350図とに現れる共通の語形に対して は,同じ【色】【形】【塗りつぶし方】の記号を与えた。
また,同じ地点で同じ語形が回答されている場合を中心 に,【向き】もなるべく同じになるようにしたが,必ず
しもこのかぎりではない場合もある。
D.補助記号
終助詞を含む語形には,『方言文法全国地図』全体の 方針により,下向き1本線の【補助記号】を付けた。た だし,部分統合の対象となった箇所に終助詞が含まれる 場合は,補助記号を付けなかった。
回答の一部を省略したことを表す〈…〉を含む語形に は,記号の上部(上向きとは限らない)に【補助記号】
(1本線)を付けた。
E.凡例における記号と語形の並べ方
凡例においては,まず記号の【色】を,茶,榿,緑,
水,赤,紺の順に並べる。次にそれぞれの【色】の中で
同じ【形】がまとまるように並べ,さらにその中を同じ
【塗りつぶし方】がまとまるように並べる。
164一
資料一覧
「資料一覧」について
1.この「資料一覧」は第6集が対象とした項目に関して,各地点で得られた実際の回答を地点ごとにまとめて示したものである。
2.地点番号の後の地名は原則として字名までを提示した。
a地点の配列は,地点番号に従って,番号の報・ものから順に並んでいる。したがって,都道府県別にはなっていない。
4各地点の中は,解説謝こおける表現分野(「方怯」表1・表2参照)に従って分類し,それぞれの表現分野の中は,質問番号に従っ て(さらに複数の場面が下位分類で設定されている一連の項目では0・A・Bの順に)回答語形を配列している。表現分野・質問番号 と地図との対応は,次の見開きページの配列図のとおりである(実際の資料一覧では,もっとつめて並べている)。必要に応じて,こ の図をコピーして使うと便利であろう。なお,配列図で「地図化せず」とあるのは地図化しなかった項目である(「方法」参照)。
このような項目ではおおむね,調査票で報告を求めた部分を項目名として示している。また,各項目名においては,利用の便を考 慮して,質問文脈の一部を()の中に提示したものもある。
5.0(ゼロ)と0(オー)がややまぎらわしいが,各質問番号の3桁目に現れるのは数宇の0(ゼロ)で,それ以降に現れるのが場面を表す o(オー)である。また,おもに「間投表現jにおいて,回答語瑚こ。(ゼロ)が挙がっていることがあるが,これは「間投助詞が用い られない」ことを意味する(本集解説書「11.1間投表現の概要と記号化」参照)。
6併用回答に関しては,原則として報告されたままの順で示している。
7音声記号として等価な記号が複数存在するときはそのうちのひとつだけを用いた。第1集解説書231ページの乳ならびに第4集 解説書「方法」2.2。1.を参照のこと。また,カタカナとひらがなを併用する表記法については,第1集解説書231ページの8.を参 照のこと。その他,スラーの出力が通常の印刷形式と異なっているが,この点は第1集解説書232ページの1αを参照のこと。
&回答語形のうち,地図上で不採用となった語形には頭に×を付けて示している。
9回答語形のうち,地図上に採用しなかった部分を()に括って示したものもある。
1α各回答に対して話者や調査者が加えた注記は,回答語形の直後に略号で示している。略号の示す内容は下記のとおり。略号で示せ なかった注記については「注」(または注1,注2・・うとし,末尾の「文章による注記1に掲出した。
注記略号の内容
老老人が使うこと1萬 若おもに若い人が使うこと1暁 古部・ことば,
新新しいこと1萬
多使用が多いことば,一般的である,普段のこと}黄 少使用力沙ないことば
男おもに男性が使う。
女おもに女性が使う。
子おもに子供が使う。
敬敬意のあることば
上改まったことば上品なことば丁寧なこと属
下下品なことば,卑謡
俗ぞん越・な言い方,俗なことば,くだけたこと}義 方方言的な言い方ここの±地のこと}義 共共通語,標準語的なことば
疑回答に疑問がある,誤答かもしれない,自信のない回笥 考長く考えてから答えた。
感笑いながら,感輿の意をこめて。
誘誘導による回答も 参参考話者の回答
話自然談話で得られたことば 注文章による注記を参照