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担当者は、一般的に表現の自由の完全な理解を得るために、政治的所属と市民社会と人権機関、組織、

活動家のセクションと重ねて、本セクションに目を通すことを推奨する。

18.01 国境なき記者団(Reporters without Borders)は、2012年6月13日付の記事でいかのように 述べている。:アフガニスタンの独立メディアは、2者の板挟みになっていると感じている。一 方は、軍閥と国の内政に干渉することができるパキスタン、イランなどの外国政府によって資 金供給されているメディア、もう一方は、何も言わないように圧力をかけるタリバーンと腐敗 した政府関係者である。[103a]

2012年9月10日に、Tolonewsが以下のように報じている。言論の自由と報道の自由は、過去 10 年間でアフガニスタン政府の主要な成果の一つであると広く考えられているが、メディア法 に多くの制限を導入する最近の動向は、これらの成果は、見かけよりも弱いかもしれないこと を示すものである。[102a]

フリーダムハウス報告書、2010 年の出来事を対象にした「2011 年報道の自由」(2011 年 9 月)

(2011年FH報告書)は、以下のように述べている。アフガニスタンでのメディアの実情は、多 様かつ堅牢であるが、治安の欠如、検閲、偏ったメディアコンテンツ、ジャーナリストの保護 の欠如などの問題に直面している。[38b]

2011年11月25日、国境なき記者団は、以下のように述べている。アフガニスタンにはかつて

ない多くの報道機関が存在する。200社の印刷メディア、44社のテレビ局、 141社のラジオ局 と少なくとも8社のニュース報道機関がある。一方、過去10年間で、報道機関やジャーナリス トに対する暴力の増加を見てきている。[103b]

言論の自由に関しては、2011年人権慣行に関する米国務省の国別報告書、アフガニスタン(2012 年5月24日)(2011年USSD報告書)は、以下のように述べている。当局は、圧力、規制、脅迫 を用いて、評論家を沈黙させた。言論の自由は、軍閥が多数の独自の放送局や印刷メディアを 所有する地方レベルでは一層の制約がある。[58c] (セクション2.a)

18.02 2011年の出来事を対象にするフリーダムハウス報告書、2012年Freedom in the World ‐アフ ガニスタンは、以下を観察した。

アフガニスタンのメディアは、拡大、多様化を続けているが、肉体的な攻撃や脅迫を含む主要 な課題に直面している。2007 年メディア法は報道の自由を明確にし、政府の干渉を制限するこ とを意図したものであるが、多くのジャーナリストが彼らの報道の結果として、政治家、治安 サービス、又は、権力の位置を占める者から脅迫、嫌がらせを受けている。メディアの多様性 と自由度は国の他の地域に比べるとカブールが著しく高いが、一部の地元の軍閥にとっては、

彼らの地域の独立したメディアに対する許容には限度があるようだ。現在、何十という民営ラ ジオ及び数社の民営テレビ局が運営されている。いくつかの独立した情報発信元や出版社は、

「イスラム教と国家の価値観に反対する」プログラムを放送したとの理由で、保守的な聖職者 から批判を受けたり、同様の理由で、当局によって罰金を科されたりしている。インターネッ トや携帯電話の使用が急速に成長を続けており、特に都市住民には、ニュースやその他の情報 の流れを拡大してきたが、最近の携帯電話通信のインフラ上で増加するタリバーンの攻撃がこ の傾向に反対に働いている。2011年9月、BBC(英国放送協会)で働くアフガニスタンのジャー ナリストが、武装勢力との戦闘中に自爆テロと誤解されNATO軍によって殺された。 [38a]

報道の自由、及び現在のテレビ局、ラジオ局、印刷出版社に概要に関しては、定期的に更新さ れるBBCニュース・アフガニスタンプロフィールを参照のこと。

報道に関する法律及び規制

18.03 2011 年の人権慣行に関する米国務省、国別報告書は、以下のように述べている。憲法は言論と

報道の自由を規定している;しかし、政府はこれらの権利を制限した。[58c](セクション2a)

18.04 2011年1月1日から12月31日までを対象にする米国務省、2011 年国際宗教の自由報告書は、

以下のように述べている。

憲法は表現の自由と報道の自由を保護しているが、2006年に可決され、2009年に改正されたア フガニスタンのマスメディア法(メディア法)には、宗教及び表現の自由を阻止する条項が含 まれている。メディア法は、イスラム教以外の宗教を宣伝、又は促進することを禁じている。

多くの当局及びほとんどの社会は、他の宗教の信者によるイスラム教徒への布教はイスラムの 信念に反するとみなしている。

メディア法の第45条は、以下の題材を生産、複製、印刷、及び出版することを禁止している:

イスラムの原則に反する作品や題材;他の宗教や宗派に攻撃的な作品や題材;実在の人物或い は法人に屈辱的な又は不快な作品や題材;実在の人物、或いは法人への中傷と見なされる作品

や題材で、彼らの個性と信頼性への損傷を引き起こす可能性があるもの;憲法に反し、刑法に より犯罪とみなされる作品や題材;イスラム教以外の宗教を宣伝·普及(プロモーション)する こと;社会的尊厳を損なうやり方で暴力や強姦の被害者の身元及び写真を開示すること;個人、

特に、子供及び青年の肉体的、精神的、そして道徳的幸福に害を与える記事やトピック。また、

メディア法の下で、新聞社、印刷会社、電子メディア企業の所有者は、情報文化省から免許を 取得し、登録する必要がある。

攻撃的な題材を構成する要素を特定することに曖昧さがあるため、報道の自由の制限、虐待や ジャーナリストへの脅迫の可能性を助長している。これらの規則は、非イスラム教徒と外資系 のメディアにも適用する。メディア法の改正は、国営ラジオ・テレビアフガニスタン(RTA)、 国営メディアに対し、すべての民族の文化、言語、宗教的信念を反映するバランスのとれた放 送を提供するように指導している。同法律によると、RTAは、イスラム教の原則と国家や精神的 な価値観に照らして、番組を調整するように義務づけられた。[58h] (セクション II. 法的/

方針枠組み)

18.05 2011年FH報告書は、法的状況について説明している。

憲法34条では、報道の自由と表現の自由を許可しており、2005年に改訂されたマスメディア法 は、市民の情報入手の権利を保障し、検閲を禁止している。しかし、「イスラム教の原則に反す る、或いは他の宗教や宗派に攻撃的」ないかなるコンテンツに関しても、大幅な制限がある。

新たに改訂されたメディア法は、ジャーナリスト、政府機関、非政府組織(NGO)及び報道機関 の連合体によって起草され、2010年に国会に提出された。しかし、2002月3月以降承認された 4つのメディア法が存在しており、多くのジャーナリストは、どのメディア法が効力があるのか 確信できず、しばしば文化的規範の逸脱や国民の感度の侵害を避けようとし、コンテンツの自 己検閲を実践していた。[38b]

18.06 2011年USSD報告書では、以下を説明している。

同法律はイスラム教や他の宗教や宗派の原則に反する題材の普及を禁じている。;名誉毀損、侮 辱、攻撃的、或いは中傷と考えられる作品;憲法と刑法に違反する題材、社会的尊厳を傷つけ る方法で暴力及び強姦の被害者の身元と写真の開示;個人、特に、子供及び若者の精神的安心、

そして道徳的幸福に害を与える作品や題材。マスメディア法は、年末時点では施行されていな かった。

法律は、高等メディア評議会(HMC)が率いるメディア監督体制を確立する条項を含んでいる。

高等メディア評議会(HMC)はMOIC(情報文化省)によって選任された2人のメディア代表者が いるが、一般的にジャーナリズム社会では広く受け入れられていない。マスメディア法の条項 は、ジャーナリストに開放された情報入手を許可しているが、それもまた実施されていなかっ た。[58c](セクション2.a)

18.07 2011年のFH報告書は、次のように述べている

法的環境は、ジャーナリストに広範囲な保護を提供できていない。憲法の第 130 条では、裁判 所やイスラム法学者が「司法を実現できる最高の方法」で事件を裁定することを規定している が、その結果として、曖昧かつ差別的判決を生んでいる。アフガニスタンの法の下では、ジャ ーナリストを含む事件はメディア委員会が処理することになっているが、常に遵守されている

とは限らなかった。その一例としては、 2010年9月に、国家保安局(NDS)がラジオ局の局長 ホジタッラー・ムジャダディ(Hojtallah Mujadadi)を逮捕した。NDSは、弁護士に連絡させず、

カルザイ大統領が彼を解放するように嘆願したにもかかわらず、武装勢力を支持したことを理 由に、彼を拘束した。 ムジャダディ(Mujadadi)は今年の末時点では、依然として拘束されて いた。2011年3月には、ジャーナリストのアフメド・ゴウス・ザルマイ(Ahmed Ghous Zalmai)

と2人の編集者が懲役刑から解放された。彼らは、アラビア語の原文なしにダリ語でコーラン の翻訳を印刷したと非難され、2008年9月から拘留されていた。[38b]

18.08 フリーダム・ハウスの報告書は、更に以下のことを述べている。戦争が続くアフガニスタンの

政治的環境は、ジャーナリストに対する不明瞭なガイドラインや様々な団体からの脅威で悩ま されている。2011年9月には、NATOはアルジャジーラ(Al Jazeera)のカメラマン、モハメッ ド・ナディー(Mohammed Nadir)と、アルジャジーラとAP通信のジャーナリスト、ラフマゥラ ー・ナイクザッド(Rahmatullah Naikzad) が、タリバーンの宣伝を拡散したとして告発され、

逮捕されたが、両ジャーナリストは、一週間後に釈放された。[38b]

18.09 ヒューマン・ライツ・ウォッチは、2012年7月2日付けの記事にて、言論の自由と報道の自由

を制限するであろうメディア法草案に関して報告している。

アフガニスタン政府は、メディアに対する政府の支配を拡大し、言論の自由を麻痺させるメデ ィア法の法案を撤回するべきである。同法案は、アフガニスタン政府の表現の自由へのコミッ トメントに対し真剣なる疑問を投げかけるものである。2009 年のメディア法に代わることにな る法案は、最近、情報文化省により他の政府機関へ回覧された。コメントを受け、その後、国 会で承認されることになる。これにより、メディアに対し、情報文化大臣、副大臣、その他、

複雑な構成から成る規制機関の職員などによる政府支配が一層強化されるであろう。同大臣は 高等メディア評議会の長官となり、その権限を拡大して方針を設定し、メディアを支配する法 則の実行を変更し、他のすべてのメディア監督機関の組成や予算に影響を与えるであろう。

[15o]

18.10 しかし、2012年7月3日にPajhwokアフガンニュースは、法案が撤回されたことを報告した。

情報文化省副大臣、ディン・モハマド・ムバレツ・ラシディ(Din Mohammad Mubarez Rashidi)

は、提案された法律は、問題を抱えおり、議論のために急いで提示されたものであることを認 めている。彼は、一部のメディア団体、ドナー、人権団体がこの法律に対する懸念を表明して いる、と述べた。「法案は無効になった。私の見解では、新しい法律を制定するには時間がまだ 熟していない。よって、現行法が依然として有効である」、と彼は述べた。

政府は、報道による報道の自由を助長する改革を信じており、よって、報道に対して問題を投 げかける法律は、受け入れられない、と副大臣が述べた。彼は、アフガニスタンでの言論の自 由に関して多くの改善があったが、問題が依然として残っている、と主張した。[100b]

印刷媒体、ラジオ、テレビ

18.11 2011年FH報告書は次のように述べている。

2010年9月の時点で、20の民間テレビチャンネル、220のラジオ局、そして、300の新聞が国 内で運営されていた。政府は、印刷媒体、ラジオやテレビ局を含むいくつかのメディアネット

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