15.01 エセックス大学のパートナーである刑務所研究国際センター(International Centre for Prison
Studies)(日付不明)では、アフガニスタンの刑務所の総人口(公判前被拘留者/再拘留の囚人
を含む)は、2012年9月時点で24,613人であった。同ソースは、アフガニスタンの刑務所シス テムについて、次の表を提供している。
国 アフガニスタン
責任省 法務省
刑務所管理 国家刑務所局
連絡先 アフガニスタン、カブール州、パルワン 電話/ファックス/ウェブサイト 電話 +93 20 2100 319
刑務所責任者(及び役職) (将官)Amir Muhammad Jamshed 事務所長
刑務所の人口総数(公判前被拘留者/
再拘留の囚人を含む)
24,613人
2012年9月時点(全国刑務所管理)
刑務所人口率(全国人口10万人あた り)
74
2012年9 月時点での推定国民人口 3320 万の
(国連の数字から)に基づく 公判前の被拘留者/再拘留の囚人(刑
務所の総人口に対する割合)
24.4%
(2011年12月)
女性の囚人(刑務所の総人口に対す る割合)
2.8%
(2012年9月)
少年/未成年/若い囚人- 定義も記 入すること(刑務所の総人口に対す る割合)
4.0%
(2007年1月 - 少年)
外国の囚人(刑務所の総人口に対す る割合)
0.9%
(2007年1月)
施設/機関の数 251
(2010年 – 34州刑務所、 187地区拘置所、 30 少年リハビリテーションセンター(内務省、
国家保安局が運営する施設は含まない)
最近の刑務所人口動向(年、刑務所 人口の合計、刑務所人口率)
2004 5,262 (20)
2006 9,604 (34)
2009 14857(49)
[ 121a ]
15.02 2012年6月20日付けの事務総長による国連総会安全保障理事会の報告書は、アフガニスタンの
刑務所人口は大きく増加を続けており、施設や職員に圧力をかけている、と述べている。 [18i]
(p 9)
15.03 人権慣行に関する2011年米国国別報告書、アフガニスタン、 2012年5月24日(2011年USSD 報告書)は、30 の少年リハビリテーションセンターを含む法務省/国家刑務所局(CPD)管理の 34の州刑務所と187の実際に使用されている内務省拘留施設がある。使用されている拘留施設 の総数は月毎に変動していると報告されている。全体的に、内務省は十分な収容施設を欠いて いた。国家保安局(NDS)が拘束している囚人の人数、又は国家保安局(NDS)が運営する施設 の数の公式情報は入手できなかった。[58c] (セクション 1.c)
15.04 事務総長による国連総会安全保障理事会の報告書(2012年6月20日付)は、特に、州の刑務所
責任者が地方警察責任者に報告しているようなので、2012 年 1 月に国家刑務所局(Central Prison Directorate)が法務省から内務省の管轄に移行することに懸念があるとコメントして
いる。 2012年3月、内務大臣は、同局の運用独立性を繰り返し強調する内部命令を発行した。
[18i] (p 9)
15.05 2011年USSD報告書は次のように述べている。
刑務所の状態は、依然として劣悪であった。ほとんどの刑務所や拘置所、特に内務省(MOI)拘 置所は、老朽化し、不衛生であり、深刻な過密状態で、国際的な基準を十分下回るものであっ た。アフガニスタン人権委員会(AIHRC)と他の監視団は、不十分な食料や水、劣悪な衛生施設、
不十分な毛布、感染症は、国内の刑務所では一般的であったことを報告し続けた。しかし、国 家刑務所局(CPD)全体に十分な食料と水を発見している監視団もいる。国家刑務所局(CPD)
は、囚人の食事提供に関する全国的なプログラムがあるが、極めて限られた予算での食事提供 になる。多くの囚人の家族が食品やその他の必要な生活品を補助している。[58c] (セクショ ン 1.c)
15.06 2011年USSD報告書は、次のように述べている。
国家保安局(NDS)と内務省は、連合軍や国際社会と協力し、懸念に対処し、訓練を改善し、施 設を見直した。政府は UNAMA 報告書に記載されている施設への立入権を国際治安支援部隊に付 与した。それは、収容者の処遇を監視するためと、人権基準に関して拘置所職員を訓練するこ とを目的としたものであった。12月に国家保安局(NDS)は被拘留者の虐待の主張を調査する新 しい人権グループ(Human Rights Cell)を設立した。国家保安局(NDS)はまた、効果的にそ のような主張を調査するために、被拘留者虐待の疑惑に関する国際機関と NGO からのインプッ トを歓迎した。このような国家保安局(NDS)の取り組みの有効性は、今年の年末までに決定す ることができなかった。ホースト州(Khost)の政府当局者は、刑務所施設で人権に関する研修 を実施するために、国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)を招待し、国際的な刑務所監 視機関を歓迎した。
国家刑務所局(CPD)内には、非公式の苦情処理手順がある。調査と監視が完全に国際基準を満 たしていなかったものの、法務省、司法長官、及び数人の知事が刑務所の状況を監視、評価し た。内務省、法務省、防衛省、及び国家保安局(NDS)は、アフガニスタン人権委員会(AIHRC)、 国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)、赤十字国際委員会(ICRC)、及び他の人権団体に 彼らの拘留施設への立入りを許可した。治安上の制約及び一部の当局による妨害により、時折、
拘留施設の一部の場所への立入りができなかった。国連や他の人権団体は、刑務所の状況を監 視するために国家保安局(NDS)124 部門へ立ち入る権利を持っていなかった。正式な囚人苦情 システムは存在しなかった。刑務所によって異なるが、指揮官が特定の受刑者を指定し、治安 や内部状況に関して報告させた。[58c] (セクション1.c)
15.07 事務総長による国連総会安全保障理事会の報告書(2012年6月20日付)は、次のようにコメン
トしている。
報告期間において、国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)は、16の州において、国家保 安局と警察職員に人権研修を提供した。また、UNAMAは、紛争関係の被拘留者の処遇を再評価す るために、国家保安局、警察、国家刑務所局(CPD)により運営されている 80 以上の施設を訪 問し、拘留監視プログラムを継続した。3月19月、国際治安支援部隊(ISAF)は、13のアフガ ニスタンの拘留施設を再認証し、虐待を防止するため当局による是正後に移送を再開したと発 表した。16の施設への移送は、2011年10月にUNAMAが発表した報告書、「アフガニスタンで拘
留中の紛争に関連した被拘留者の処遇」を受けて、中断されていた [18i] (p 9)
15.08 2011年USSD報告書は、囚人の分離に関して以下のようにコメントしている。
当局は、一般的に公判前と公判後の収容者を分離するためのインフラ能力を持っていなかった。
2011年12月時点では、国家刑務所局(CPD)は、5,271人の男性公判前被拘留者、 16,244人男 性囚人、121人女性公判前被拘留者、及び500人の女性囚人を報告した。ほとんどの場合、限ら れたインフラストラクチャにより、その分類によって囚人を収容することができなかったが、
可能であれば、国家刑務所局(CPD)は、彼らを分離していた。女性は男性と投獄されていなか った。少年に関しては、当局は、一般的に彼らの告訴の性質に応じて彼らを収容するインフラ 能力を持っていなかった。[58c] (セクション1.c)
15.09 事務総長による国連総会安全保障理事会の報告書(2012年9月13日付)は、パルワン拘留施設
(以前はバグラム刑務所として知られていた)の運営責任をアフガニスタンに移譲することと、
少年院に関してコメントしている。
米国軍の管理下にあるパルワン拘置施設の被拘留者を移送し、アフガニスタン当局の保護監督 に置くことが、両政府間で2012年3月の覚書の下に継続されている。最大100人の少年がカブ ール少年リハビリテーションセンターに移送されたが、過密問題及び、高レベルのセキュリテ ィを必要とする被拘留者を意図していない施設に高リスクの少年を収容することで発生する可 能性のあるセキュリティリスクの懸念を強調している。国連アフガニスタン支援ミッション
(UNAMA)は、政府に対し、拘留されている他の少年からこのグループを分離し、セキュリティ 対策を強化する必要性を強調している。 [18j](p 11)
15.10 2011年USSD報告書は、以下を指摘している。法律では囚人に対し最大20日間刑務所から外出
する権利が提供されている。しかし、この権利は、ほとんどの刑務所で遵守されていなかった。
そして、監視団の報告によると、政府の拘留施設では、囚人はお祈りを許されていたという。
[58c](セクション1.c)
15.11 戦争・平和報道研究所は、2011年9月12日付の記事で新しい刑務所内部の状況を説明している。
ウルズガン州(Uruzgan)の新モデル刑務所の受刑者は、状況はひどく、不十分な栄養と非人道 的状態であるという。地元当局は、問題があることを認めるが、彼らはそれらを改善しようと していると言う。2か月前、受刑者は、以前収容されていた古い窮屈な施設から、州の主要都市 タリン・コット(Tarin Kowt)にある専用刑務所に移送された。収容者は 130 人で、すべてが 男性である。彼らは、依然として、4人用に設計された監房に6人又は7人が収容されており、
食品や医療の提供は不十分である、レクリエーションや教育が提供されていない、そして、刑 務所のモスクで一緒に祈ることは許されないことに関して苦情を述べている。刑務所所長、大
佐Ahlullahは、食品に充てる金額が少なすぎることを認めている。
州の司法部門の職員は、資金の程度には問題があることに合意したが、彼らは国の他の場所の 施設と同じであると述べた。司法部門の責任者、サイド・マフムード・サダト(Sayed Mahmud Sadat)
は、この問題については、彼の上司に伝えたと述べた。
健康問題では、モハマド・アンワー(Mohammad Anwar)[受刑者]は、医師が週に一度、受刑者 を診断するが、大まかなチェックを行うだけである、と述べた。誰かが夜中に病気になった場