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補修・補強工法の選定資料について

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3.9 のり面構造物補修・補強工法選定資料

3.9.4 補修・補強工法の選定資料について

維持管理は巡回や点検等により変状を見出すことから始まり,災害発生の可能性の ある箇所の変状を早期に的確に把握し,豪雨や地震等による災害を未然に防止するこ とが重要である。限られた予算及び期間等の中で,効率的かつ合理的な補修・補強対 策の実施が必要である。しかし,橋梁に関しては補修・補強工法の選定資料が充実し ているにもかかわらず,のり面構造物における補修・補強工法の選定資料がほとんど

ないのが実状である。このため,対象構造物の変状と原因から対策工法(例)を一覧 表として整理し,表 3.9.1〜3.9.2に補修・補強対策工法選定表としてとして示した。

補修・補強対策工法選定表は,工法選定を行う上での目安(参考資料)となるよう,

のり面構造物をグループ別に分類し,変状発生形態と主な変状の原因から考えられる 補修・補強対策工(例)を列記したものである。列記した対策工(例)についての詳 細な対策内容は,「3.9.5 補修・補強工法辞典」で整理する。

植生工

ネット張工

柵工

植生工

ネット張工

植生工

再施工

薬剤散布

追播

再施工

追播

再施工

散水

追播

再施工

動物による食害 ネット張工

パイピング・湧水 排水不良 排水処理工

のり枠工

断面修復

クラック補修

再施工

沈下 再施工

ゴミ・土砂の堆積 清掃

伐採

再施工

清掃

断面修復

クラック補修

再施工

空洞充填

地山補強土工

のり枠工

地山補強工

押さえ盛土

集水井

シャフト工(深礎工)

杭工

横ボーリング工

アンカー工

クラック補修

再施工

排水処理工

かご工

のり枠工

地山補強土工

再施工

のり枠工

断面修復

地山補強土工

断面修復

再施工

空洞充填

地山補強土工

排水処理工

空洞充填

締固め

地山補強土工

再施工

空洞充填

締固め

地山補強土工

押さえ盛土

かご工

集水井

シャフト工(深礎工)

杭工

横ボーリング工

アンカー工

のり枠工

地山補強土工

アンカー工

排水処理工

横ボーリング工

再施工

背面の空洞化

はらみ

背面土圧や水圧の上昇

枠内土砂の流出・空洞化 表流水(湧水)による洗掘

剥離・小片落下

(モルタル・コンクリート吹付の落 下)

湧水等による地山の劣化進行・流出 表層すべりの兆候、発生

地すべりの兆候、発生 凍上・凍結

中性化・鉄筋の腐食等

基礎の沈下、ずり落ち、空洞化

地山の劣化進行による空洞の発生

裏込め、背面地山の流出の沈下、流出、洗掘

緩み

排水路周辺の洗堀 顕著な跳水、漏水

本体の損傷、接続部不良

吹付工 張工 のり枠工

亀裂、開口亀裂、目地部の変状

地山の劣化進行による空洞の発生 表層すべりの兆候、発生

地すべりの兆候、発生

乾燥収縮、枠自体の劣化

洗掘・ガリー浸食 湧水、表面水

凍上・凍結

病虫害の発生 剥落による裸地化,植生の枯死

排水工

地山の劣化進行・緩み 表層すべりの兆候、発生

通水阻害

排水孔の目詰り 植生繁茂

植生工

表層すべりの兆候、発生

乾燥

土壌不良・植生の不生育

ガリー浸食の例

法枠工

法枠工 吹付工

張工

空洞充填

地山補強土工

締固め

再施工

アンカー工

集水井

杭工

排水ボーリング工

押さえ盛土

深礎工

地山補強土工

法枠工

クラック補修

再施工

空洞充填

地山補強土工

排水処理工

締固め

排水処理工

再施工

杭工

再施工

地山補強土工

断面修復

再施工

断面修復

再施工

植生工

地山補強土工

のり枠工

地山補強土工

のり枠工

アンカー工

杭工

シャフト工(深礎工)

押さえ盛土

集水井

横ボーリング工

排水処理工

クラック補修

再施工

地山補強工

のり枠工

アンカー工

杭工

シャフト工(深礎工)

押さえ盛土

再施工

空洞充填

締固め

地山補強土工

のり枠工

地山補強工

のり枠工

アンカー工

杭工

シャフト工(深礎工)

押さえ盛土

集水井

地すべりの兆候、発生

(設計よりも大きなすべりを含む)

(既設の抑止工が一部分機能しなくなったこ とによる1本あたりの負担抑止力が増加した場 合を含む)

湧水等による地山の劣化進行、間隙水圧の上 アンカー材等

抑止構造物の飛び出し アンカー材の腐食、応力の増大

地山の抜け落ち 地山の劣化、表流水による洗掘

堆積土砂の排除

ロック ボルト工

・ アンカー工

・ 杭工

頭部保護キャップ、

受圧板、

のり枠、

杭頭部等

抑止構造物頭部の変形や亀裂

表層すべりの兆候、発生

(設計よりも大きなすべりを含む)

地すべりの兆候、発生

(設計よりも大きなすべりを含む)

(既設の抑止工が一部分機能しなくなったこ とによる1本あたりの負担抑止力が増加した場 合を含む)

湧水等による地山の劣化進行、間隙水圧の上

材料の劣化、落石等の外力による損傷

のり肩、のり面背後地の亀裂

土砂の洗掘 支持地盤の変状 基礎の沈下、ずり落ち、変状

落石による損傷・変形 再施工

支柱の曲がり、ロープやネットの緩 み・破断、鋼材の損傷・腐食 緩み(石積・ブロック積)

背面地山の土圧(地すべり)

亀裂、目地部の変状、はらみ、

折損

堆積土砂等の除去不足

裏込め、または背面地山の沈下、流出 乾燥収縮、擁壁自体の劣化

剥離、小片落下、鉄筋の露出・腐食

ポケット部に土砂や転石が堆積

中性化・鉄筋の腐食等 表層すべりの兆候、発生 裏込材の沈下、流出

凍上・凍結 擁壁工

・ 落石対策工

擁壁工(石積・ブロック積)

法 面 保 護 工 の 背 面 が す べ り , 崩 落 が あ り , 保 護 工 の 表 面 に ひ び 割 れ , 剥 離 , は ら み だ し 等 が あ り , 本 線 上 な ど の 通 行 車 両 に 対 し て , 影 響 を 与 え る こ と が 想 定 さ れ る 場 合 。

落石対策工

擁壁工(コンクリート擁壁)

コ ン ク リ ー ト 擁 壁 に ひ び 割 れ , 剥 離 , 目 地 の 異 常 等 が あ り 、 本 線 上 な ど の 通 行 車 両 に 対 し て , 影 響 を 与 え る こ と が 想 定 さ れ る 場 合 。

ロックボルト工

補強材の引抜け 地山の局部的な崩壊

アンカー工

アンカー材の飛び出し

杭工

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