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蜘1、騨

ドキュメント内 方言と日本語教育 (ページ 56-59)

 。 メウシ む メウジコ ミョ ジ

。ミーウシ    ㌔

 ロ メン{ウシ}

 d メンタ,メタ  濫メ・力

罎 メンチョーウシ  弓 メス ウシ}

 r tンナウシ  ∠ オナゴウシ  7 tナゴペコ

) メロウシ

1 メラ(ウシ1     6 ト メナ{ウシ}

マ. ビー{ウシ}

a オ{ン}ナメ,

        κウバ

滞マ

「雄牛」であることが忘れられて造られたのであろう。

8.2.2.雌牛

 pa 8−3は「雌牛」の分布図である。

 古語には「うなめ」がある。それに対応するウナメは九州東岸部にまとま った分布が見られ,四国や房総半島先端部にも分布している。「雄牛」におけ る古語「ことい」に較べると分布域はやや狭いが,やはりこのウナメは古語 の残存と見られる。申国地方西部のウナミはその変化した形であろう。近畿 周辺部かち中国地方東部ならびに伊豆半島のオ(ン)ナメ・オナベはウナメの ウナの部分がfおんな」と語形が似ているために類推により変化したもので あろう。同じような過程を経て中国地方中部のオナミはウナミから変化した

ものとも考えられるが,分布からするとウナミとオナメの衝突からできたと も考えられそうである。つまり,隣接するウナミとオナメが衝突してオナミ が生じたと考えるわけである。このような語形のぶつかりあいから新たな語 形を発生させることを混交あるいはコンタミネーションといい,雷語地理学 ではよく用いる概念である。なお,九州北西部のウノやウナンも「うなめ」

系といえるであろう。おおまかに琶って以上の「うなめ」系は近畿中央部を 除いて西H本に広く分布している。

 近畿周辺部から四国にかけてのメン(ウシ),近畿中央にまとまった分布の 見られるメンタ・メン,関東北部と東海にそれぞれ分布の見られるメス(ウ シ)は「牝」をもとに,場合によってはそれにウシを付撫して(あるいはウ シを省略して)造られた語形である。

 共通語的に考えると,動物であるから「牝」を表わす語が用いられるのが 普通であると思われるが,方言では必ずしもそうではない。「雄牛」において

も,「男+牛」という語の類が見られたが,「雌牛」でも,長野・新潟・福島 南部等ではオンナウシ,新潟北部から由形・福島等ではオナゴウシ,宮城・

山形から北部の東北地方ではオナゴベコが多く見られる。このように動物を 指すにも関わらず「女」に対応する語を用いる地域が方雷には存在する。な

お,富由・石川等のメロウシ,鹿児島などのメラ(ウシ),宮崎のメナ(ウシ)

はなども「女」を意味する語形をもとにするものであろう。1岐阜に見られる ピー(ウシ)もその一種である。

 さて,このような「女(牝)÷牛」系は,近畿の中心部とともに東B本に広 く見られる。一方「うなめ」系は西碍本に広がっている。申央語(近畿中央)

ではfうなめ」系→「女(牝)+牛」系の推移があったと考えられるが,その 推移と全国での分布の様相は,「雄牛」における「ことい」系→「男(牡)十 段」系の推移と全国での分布の様網にほぼ平行して考えることができそうで ある。やはり,東1ヨ本では「女(牝)÷牛」系がかなり強い勢力で広まってい ったようだ。

8.2.3.子舞戸

 図8−4には「子牛」の分布図を示した。

 全国的に「子」+「牛1あるいは「牛」+「子」という形の方言形が多く見 られる。「牛(総称)」の方雷形については後で述べるが,コッコベコ・コベ コ,コッコウシ,はいずれも「子+牛」という語構成で,琉球のクワーウ(一)

シも同様である。ウシノコ,ベコノコ,ベコッコ,琉球のウシヌクワ(一),

ウシグワーなどは「牛(の)子」という語構成である。

 おもに近畿の圃辺部にコウジ・コージといった語形が分布している。これ も「こうしJから変化した形であろうが,なぜ末尾がジという形をとるのか はっきりしない。「子」であることから「児」と関係あるのかもしれない。つ まり「児」の字音を取り入れたのかもしれないということである。「めうし」

においてはメウジ・ミョージといった形が見られるが,これらは,「こうし」

におけるコウジ・コージから類推して取り入れられたとも考えられよう。と もに分布域も似ている。

 この様な漢字の字音が方丈という生活語の中に取り入れられることは実は そう少ない事ではない。東曲面や広島・愛媛・高知・大分・宮崎に見られる

ト(一)ザイやトーゼーベコは,今年生れた「こうし」ということから「幽歳」

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