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薬剤負荷方法

ドキュメント内 九州大学大学院 工学府 機械工学専攻 (ページ 36-39)

第3章 実験方法

3.2 実験方法

3.2.10 薬剤負荷方法

実験に使用した試薬および購入先と,阻害剤に関しては負荷時間・濃度を以下 表にまとめた.阻害剤の性質確認は付録に記載.

試薬 効果 負荷方法

Adenosine triphosphate

(ATP)

(Sigma:

A2383)

P2 プリン作動 性アゴニスト

ATP(1.1 mg)にHBS 1000 μl を加えて2 mMにし,細胞には終濃度200 μMになる ように添加した.ATPは作製後すぐに使用 した.

Ethylenediaminet etraacetic acid

(EGTA)

( Dojindo:

G002 )

Ca2+ 除去

EGTA(3.8 mg)にHBS(Ca2+ free 500 μl)を 加えて20 mMにし,100 μlずつに分注し-

20℃へ保存しストックソリューションを作 製した.細胞には終濃度200 μMになるよう にHBS(Ca2+ free)に入れて使用した.

Phorbol Myristate Acetate

(PMA)

(Sigma:

A8139)

PKCのC1ドメ イ ン ア ゴ ニ ス ト

PMA(1mg)にDMSO 326 μl を加えて5 mM にし,30 μlずつに分注し-20℃へ保存しス トックソリューションを作製した.細胞に はHBS 999 μlに上記を1 μl入れて5 μMに 調整し,調整したもの100 μl をHBS 900 μl に入れることで 500 nM に調整して負荷し た.

Phorbol 12,13-dibutyrate

(PDBu)

(Sigma:

P1269)

PKCのC1ドメ イ ン ア ゴ ニ ス ト

PDBu(1mg)にDMSO 991 μl を加えて2 mM にし,90 μlずつに分注し-20℃へ保存しス トックソリューションを作製した.細胞に はHBS 995 μlに上記を5 μl入れて10 μMに 調整し,調整したもの100 μl をHBS 900 μl に入れることで1 μM に調整して負荷した.

Ionomycin

(wako: 091-05831)

Ca2+イ オ ノ フ ォア.強制的に 細 胞 内 に Ca2+

を流入させる.

Ionomycin(1mg)にDMSO 141 μl を加えて 10 mMにし,10 μlずつに分注し-20℃へ保 存しストックソリューションを作製した.

Ionomycin は遮光して保存した.細胞には

HBS 999 μlに上記を1 μl入れて10 μMに調 整し,調整したもの10 μl をHBS 990 μlに 入れることで100 nM に調整して負荷した.

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阻害剤 効果 負荷方法

Bryostatin 1

(Sigma: B7431

PKCαのC1ドメ イン(DAG結合)

阻害

Bryostatin 1(10 μg)にDMSO 110 μl を加 えて 100 μM にし,10 μl ずつに分注し-

20℃へ保存しストックソリューションを 作製した.細胞にはDMEM 792 μl に上記 を8 μl入れて1 μMに調整し6時間負荷し た.その後 HBS に入れ替え実験に使用し た.

18α-Glycyrrhetinic

acid

(18α-GA)

(Sigma: G8503

ヘミチャネルと GAP結合阻害

18α-GA(4.7 mg)にDMSO 500 μlを加えて 20 mMにし,50μlずつに分注し-20℃へ保 存しストックソリューションを作製した.

細胞にはHBS 997.5 μlに上記を2.5 μl入れ

て50 μMに調整し30分負荷した.その後

負荷したまま実験に使用した.

GAP27

(ApexBio:

A1045)

GAP結合阻害

GAP27(5 mg)にHBS 1275 μlを加えて3 mMにし,100 μlずつに分注し-20℃へ保 存しストックソリューションを作製した.

細胞にはHBS 900 μlに上記を100 μl入れ

て300 μMに調整し2時間負荷した.その

後負荷したまま実験に使用した.

Gadolinium Chloride Hexahydrate

(Gd3+

(Wako: 074-02663)

Ca2透過性 MS チャネル阻害

Gd3+(3.72 mg)にdH2O 1000 μlを加えて10 mMにし,100 μlずつに分注し-20℃へ保 存しストックソリューションを作製した.

細胞にはHBS 1996 μlに上記を4 μl入れて

20 μM に調整し 30 分負荷した.その後負

荷したまま実験に使用した.

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Go6976

(sigma : G1171)

PKCα 阻 害 剤RTKsであるJanus Activating Kinase 2

(JAK2)と fms-like tyrosine kinase 3 (FTL3)阻害剤 でもあり,FTL3

PDGFR に分類さ

れる.

Go6976(1mg)にDMSO(265 μl)を加え て10 mMにし,50 μlずつに分注し-20℃ へ保存しストックソリューションを作製 した.細胞にはHBS 999 μlに上記を1 μl入

れて10 μMに調整し60分負荷した.その

後HBSに入れ替えて実験に使用した.

Suramin

sigma : S2671

P2X,P2Yプリン 受 容 体 阻 害

(GPCR阻害)

Suramin (5.72mg)にHBS1 mlを加えて4 mMにし,200 μlずつに分注し-20℃へ保 存しストックソリューションを作製した.

細胞にはHBS 900 μlに上記を100 μl入れ て400 μMに調整し60分負荷した.その後 負荷したまま実験に使用した.

Thapsigargin

sigma : T9033 小胞体Ca2+阻害

Thapsigargin(1 mg)にDMSO(154 μl)を 加えて 1 mM にし,15 μl ずつに分注し-

20℃へ保存しストックソリューションを 作製した.細胞にはまずHBS 999 μlに上記 を1 μl入れて1 μMに調整し,調整したも の200 μl をHBS 800 μlに入れることで200 nMに調整して60分負荷した.その後HBS に入れ替えて実験に使用した.

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