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自動伴奏

ドキュメント内 KF-90_j1 (ページ 67-83)

第 2 章 自動伴奏

ミュージック・スタイルと自動伴奏

自動伴奏とは

KF-90 では、One Touch Program[Arranger]ボタンを押すだけで、自 動伴奏の設定にすることができます。自動伴奏とは、ミュージック・スタ イルの伴奏パターンと鍵盤で弾いたコードを元に、最適な伴奏を即座に演 奏する機能です。自動伴奏を使えば、1 人で演奏しても、伴奏をつけて演 奏することができます。また、ミュージック・スタイルや伴奏パターン、

コードを変えれば、ひとつの曲でさまざまな編曲を簡単に楽しむことがで きます。

ミュージック・スタイルとは

さまざまな音楽ジャンルに合わせた伴奏スタイルを「ミュージック・スタ イル」といいます。

世界中にはいろいろな音楽があり、それぞれ特徴を持っています。ジャズ なら「ジャズらしさ」、クラシックなら「クラシックらしさ」を感じるこ とができるのは、使う楽器やメロディー、フレーズなどの要素の組み合わ せで、「その音楽らしい雰囲気」が作られているからだといえます。

ミュージック・スタイルはこれらの要素を取り入れて、「それぞれの音楽 ジャンルらしい雰囲気」を作り出しています。

ミュージック・スタイルの構成

ミュージック・スタイルは、「ディビジョン」とよばれる 6 つの演奏状態 が 1 セットになって構成されています。

また、ミュージック・スタイルは、「リズム」「ベース」「伴奏 1」 「伴奏 2」 「伴奏 3」の 5 つの演奏パートで構成されています。

ディビジョン 解説

イントロ(Intro) イントロが演奏されている状態です。

オリジナル(Original) オリジナルの伴奏パターンが演奏されている

状態です。

バリエーション(Variation)

バリエーションの伴奏パターンが演奏されて いる状態です。

フィルインからオリジナルへ(Fill In to Original)

フィルインが演奏されている状態です。フィ ルインが演奏された後、オリジナルの演奏状 態になります。

フィルインからバリエーションへ(Fill In to Variation)

フィルインが演奏されている状態です。フィ ルインが演奏された後、バリエーションの演 奏状態になります。

エンディング(Ending) エンディングが演奏されている状態です。

自動伴奏の演奏方法につい ては、「ミュージック・ス タイルを選ぶ」(P.70)を ご覧ください。

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コードについて

コードとは、複数の音を同時に鳴らす和音のことで、基準となる音の高さ

(ルート音)をアルファベットで表し、構成音の種類をコード・タイプで 表します。

例えば、C Maj というコードの場合、C(ド)というルート音(根音)と、

Maj(メジャー)というコード・タイプで表されています。また、C Maj は「C(ド) 」「E(ミ)」「G(ソ) 」の 3 音で構成されています。

fig.02-C1.j

コードのルート音はすべてアルファベットと または で表示され、次の ように鍵盤と対応しています。

fig.02-C2

■ 簡単な指使いでコードを押さえる

(コード・インテリジェンス機能)

自動伴奏時にコードを指定するいくつかの鍵を押さえるだけで、伴奏の コードを認識させる機能を「コード・インテリジェンス機能」といいます。

例えば C Maj というコードならば、普通は「ド」「ミ」「ソ」の 3 つの鍵 を押さえなければなりませんが、コード・インテリジェンス機能を使え ば、「ド」の鍵を 1 つを押さえるだけで、C Maj の伴奏を鳴らすことがで きます。

fig.02-C3.j(KR570 の図参照)

ド ミ ソ

C E G

C Maj

ルート音

コード・タイプ

ルート音 コードの押さえ方は「コー

ドの押さえかた一覧」

(P.178)をご覧ください。

C C

D E E

F F

G A A

B ファ

B

(D ) (G ) (A )

(D ) (G )

通常は、コード・インテリ ジェンス機能を使う設定に なりますが、使わない設定 にすることもできます。詳 しくは「コード・インテリ ジェンス機能を解除する」

(P.147)をご覧ください。

C Maj

C 7

C min

C min 7 例)

例) 例)

例)

メジャー

セブンス

マイナー

マイナー・セブンス

コードのルート音を押さえます。

コードのルート音とその2つ下の音

(ルート音より長2度下の音)を押 さえます。

コードのルート音とその3つ上の音

(ルート音より短3度上の音)を押 さえます。

コードのルート音とその3つ上の音

(ルート音より短3度上の音)およ び2つ下の音(長2度下の音)をいっ しょに押さえます。

● コード・インテリジェンス機能を使ったコードの押さえ方

第 2 章 自動伴奏

第2章

■ コードの押さえ方を画面に表示させる(コード検索)

コードの押さえ方が分からないとき、画面にコードの構成音を表示させる ことができます。

1. [Style Navigator]ボタンを押します。

スタイル・ナビ画面が表示されます。

fig.02-02.j(画面)

2. 画面上の<コード検索>にタッチします。

3. タッチ・パネルで、調べたいコードのルート音を指定します。

画面には、コードの押さえ方が表示されます。

fig.02-03.j(画面)

<戻る>にタッチすると、スタイル・ナビ画面に戻ります。

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ミュージック・スタイルを選ぶ

Music Style ボタンを押して、さまざまなミュージック・スタイルを選ぶ ことができます。以下のボタンを Music Style ボタンといいます。

ミュージック・スタイルは、8 つのグループに分かれています。

fig.02-04(ボタン)

One Touch Program[Arranger]ボタンを押して、ミュージック・スタ イルを変えると、鍵盤右手側で鳴る音色やテンポが選んだミュージック・

スタイルに最適なものに変わり、すぐに自動伴奏で演奏できる設定になり ます。

1. One Touch Program[Arranger]ボタンを押します。

基本画面が表示されます。

2. Music Style ボタンを押して、ミュージック・スタイルのグ ループを選びます。

fig.02-05.j(画面)

3. ページ< >< >とタッチ・パネル、または Value [−][+]

ボタンやダイヤルで、ミュージック・スタイルを選びます。

4. 画面下部の<プリセット A >、< B >、< C >、< D >のいず れかにタッチします。

<プリセット A >〜< D >のいずれかを選ぶことで、ミュージック・ス タイルのテンポや右手側の音色、スタイル・オーケストレーターの設定

(P.78)などが変わります。

テンポや音色を変えると、同じミュージック・スタイルでも、雰囲気の違 う演奏を楽しむことができます。

5. <戻る>にタッチします。

基本画面に戻ります。

6. 鍵盤左側でコードを指定します。

選んだミュージック・スタイルで自動伴奏が始まります。

ミュージック・スタイルの 種類については、「ミュー ジック・スタイル一覧」

(P.175)をご覧ください。

通常、ミュージック・スタ イルを変えると、テンポや 音色が、選んだミュージッ ク・スタイルにふさわしい ものに変わります。テンポ や音色を変えたくないとき には「ミュージック・スタ イルを変えても音色やテン ポが変わらないようにす る」(P.147)をご覧くだ さい。

コードを指定する領域を変 えることができます。「鍵 盤が分かれる位置を変え る」(P.145)をご覧くだ

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第2章

7. Intro/Ending[1]または[2]ボタンを押すと、エンディング が演奏されて伴奏が止まります。

■ ディスクのスタイルを選ぶ

付属のデータ・ディスクのミュージック・スタイルや、フロッピー・ディ スクに保存したユーザー・スタイル(P.132)を使うことができます。

fig.02-06(パネル)

1. ディスク・ドライブにフロッピー・ディスクを入れます。

ディスク・ドライブの使い方は 39 ページを参照してください。

2. [Disk/User]ボタンを押します。

次のような画面が表示されます。

fig.02-07.j(画面)

3. ページ< >< >とタッチ・パネル、または Value [−]

[+]ボタンやダイヤルで、ミュージック・スタイルを選びま す。

「L」ではじまる番号のついたスタイルは、[Disk/User]ボタン(内部メ モリー)に記憶されているスタイルです。ディスクのスタイルは、その後 に表示されます。

4. One Touch Program[Arranger]ボタンを押します。

鍵盤左側でコードを指定すると、選ばれたミュージック・スタイルが鳴り ます。

フロッピー・ディスクから選んだスタイルは、電源を切るまで記憶してい ます。フロッピー・ディスクを取り出しても、[Disk/User]ボタンを押 せば、同じスタイルを選ぶことができます。

自動伴奏のスタート/ス トップにはいろいろな方法 があります。「ミュージッ ク・スタイルを鳴らす

(スタート/ストップ)」

(P.74)をご覧ください。

複数のユーザー・スタイル を本体の[Disk/User]ボ タン(内部メモリー)に保 存することができます。

「ユーザー・スタイルを保 存する」(P.137)をご覧 ください。

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自動伴奏を鳴らしながら左手で弾いた音を鳴らす

通常、自動伴奏を使って演奏するときに鍵盤左側を押さえると音は鳴りま せん。<ロワー>のアイコンにタッチすると、自動伴奏と同時に鍵盤左側 の音色(ロワー(Lower)音色)を鳴らすことができます。

1. One Touch Program[Arranger]ボタンを押します。

基本画面が表示されます。

fig.02-07.j(画面)

2. タッチ・パネルで<ロワー>にタッチします。

画面が次のように変わります。

fig.02-07.j(画面)

3. 鍵盤左側でコードを指定します。

自動伴奏のイントロが演奏されます。

鍵盤左側でコードを押さえると、押さえた音が鳴り、伴奏のコードが変わ ります。

4. 鍵盤左側の音を鳴らさないときは、もう一度<ロワー>に タッチします。

鍵盤左側の音色(ロワー音 色)を変えるときは、「音 色を変えるには」(P.56)

をご覧ください。

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第2章

リズム・パターンだけを鳴らす

ミュージック・スタイルは、リズム・パターンだけで鳴らすこともできま す。

1. Music Style ボタンとタッチ・パネルで、ミュージック・スタ イルを選びます。

2. One Touch Program[Piano]ボタンを押します。

3. [Start/Stop]ボタンを押します。

選んだミュージック・スタイルのリズム・パターンだけが鳴ります。

自動伴奏のテンポを調節する

fig.02-08(パネル)

1. ミュージック・スタイルを選びます。

2. One Touch Program[Arranger]ボタンを押します。

自動伴奏の設定になります。

3. Tempo[−] [+]ボタンで、テンポを調節します。

画面の左上にテンポが表示されています。

[+]ボタンを押すとテンポが早くなり、[−]ボタンを押すとテンポが遅 くなります。

[−][+]ボタンを同時に押すと、ミュージック・スタイルの基本テンポ に戻すことができます。

Value [−][+]ボタンやダイヤルでもテンポを変えることができます。

ミュージック・スタイルの 中にはリズム・パターンを 含んでいないものもありま す。そのようなミュージッ ク・スタイルを選んでいた 場合など左記の操作をして もリズム・パターンが鳴ら ないことがあります。

自動伴奏のテンポは、演奏 中にも変えることができま す。

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