オリジナルのスタイルを作る
(ユーザー・スタイル)
KF-90 にはさまざまなジャンルのミュージック・スタイル が内蔵されていますが、自分でオリジナルのスタイルを作る こともできます。
オリジナルのスタイルのことを「ユーザー・スタイル」とい い、ユーザー・スタイルを作るには、以下 2 つの方法があ ります。
・スタイル・コンポーザー
KF-90 に内蔵されているスタイルを組み合わせて新しいス タイルを作る方法です。
「リズム」「ベース」「伴奏 1」「伴奏 2」「伴奏 3」の各パー トを、異なるスタイルから選ぶだけで新しいスタイルができ ます。
・スタイル・コンバーター(P.134)
16 トラック・シーケンサーで作った曲から必要な部分を切 り出して新しいスタイルを作る方法です。
曲を作るときに、全てのコードで作る必要はありません。い くつかのコードで作っておけば、KF-90 が自動的に他の コードに読み換えて、スタイルをアレンジします。
スタイル・コンバーターには、1 つのコードの曲から簡単に ミュージック・スタイルを作る「オート・モード」と、メ ジャー、マイナー、セブンスの 3 つのコードの曲から ミュージック・スタイルを作る「マニュアル・モード」があ ります。
■ スタイルを組み合わせて新しいスタ イルを作る
(スタイル・コンポーザー)
「リズム」「ベース」「伴奏 1」「伴奏 2」「伴奏 3」の各パー トを、異なるスタイルから選ぶことで、新しいユーザー・ス タイルを作ることができます。この機能を「スタイル・コン ポーザー」といいます。
※ 組み合わせることができるのは、KF-90 に内蔵されてい るスタイルだけです。
1. [Style Navigator]ボタンを押します。
スタイル・ナビ画面が表示されます。
fig.07-01.j
2. <スタイル作成>にタッチします。
次のような画面が表示されます。
fig.07-01.j
3. <スタイル・コンポーザー>にタッチします。
※ 別のユーザー・スタイルが記録されているときには、次 のような画面が表示されます。
fig.07-02.j(確認画面)
• <いいえ >にタッチすると、元の画面 に戻ります。ユー ザー・スタイ ルをフロッピー・ディスクや 内部メモリー に保存してください(P.137)。
第 7 章 その他の機能を使う
第7章
次のような「スタイル・コンポーザー画面」が表示され ます。
fig.07-03.j
表示 パート
R リズム
B ベース
A1 伴奏 1
A2 伴奏 2
A3 伴奏 3
<全消去> 全ての設定を取り消します。
<ミュート> ディビジョンごとに特定のパートの音を鳴 らさないようにすることができます。後述 の「ディビジョンごとにパートを鳴らさな いようにする」をご覧ください。
<パート消去> 選んだスタイルを取り消します。
<パート設定> パート設定画面が表示され、各パートの細 かい設定ができます。詳しくは「パートご とにスタイルの設定を変える」(P.134)
をご覧ください。
<実行> 作ったスタイルを[Disk/User]ボタンに 記録します。スタイル作成が終わったら タッチしてください。
4. スタイルを設定するパートにタッチします。
タッチしたパートは、表示が反転します。
5. スタイル・ボタンを押して、タッチ・パネルまた は Value[−] [+]ボタンやダイヤルで、スタイ ルを選びます。
6. スタイルを決めたら、<戻る>にタッチして、ス タイル・コンポーザー画面を表示させます。
7. 操作 4、5、6 を繰り返して、それぞれのパートのス タイルを決めます。
8. 全てのパートのスタイルを決定したら、<実行>
にタッチします。
新しいスタイルができました。
ユーザー・スタイルは[Disk/User]ボタンに記録され ます。作ったスタイルを使って演奏してみましょう。
※ 電源を切ったり、新しいユーザー・スタイルを記録する と、以前に記録したユーザー・スタイルは消えます。消 したくないときは、フロッピー・ディスクまたは、内部 メモリーに保存してください。「ユーザー・スタイルを 保存する」(P.137)をご覧ください。
ディビジョンごとにパートを鳴らさないよう にする
ディビジョンごとに特定のパートの音を鳴らさないようにす る(ミュートする)ことができます。
例えば、Variation(バリエーションの伴奏パターン)のと きは、全てのパートを鳴らし、Original(オリジナルの伴奏 パターン)のときは、「伴奏 2」と「伴奏 3」をミュートし ます。こうすると、伴奏パターンを Original から Variation に変えたときに、伴奏が華やかになるような効果がありま す。
→ ディビジョンについては「○スタイルの構成」(P.134)
をご覧ください。
1. スタイル・コンポーザー画面で、鳴らさないよう にするパートにタッチします。
2. ボタンを押して、鳴らさないようにするディビ ジョンに切り替えます。
fig.07-04.j(ボタン)
3. 画面の<ミュート>にタッチします。
選んだパートが、選んだディビジョンの間だけ鳴らなく なります。
ミュートしたパートを鳴るようにしたいときには、もう 一度<ミュート>にタッチしてください。
数秒後に切り替わってしまうディビジョン(イントロ、
エンディング、フィルインなど)を鳴らさないようにす るときには、ディビジョンを切り替えたらすぐに、<
ミュート>にタッチしてください。
ディビジョンを決める
第 7 章 その他の機能を使う
パートごとに設定を変える
1. スタイル・コンポーザー画面で、<パート設定>
にタッチします。
次のような画面が表示されます。
fig.07-05.j
2. パート< >< >にタッチして、設定を変える パートを選びます。
画面の一番上に、パート番号と音色名が表示されていま す。
3. それぞれの で、各項目の設定を変えます。
表示 解説
ボリューム 音量を調節します。
リパーブ リバーブ効果の深さを調節します。
コーラス コーラス効果のかかり具合を調節します。
パンポット 音の聞こえてくる方向を左右に移動させます。
にタッチすると音が右に移動し、 に タッチすると左に移動します。
Tone Select ボタンを押して音色を変えると、選んでい るパートの音色を変更することができます。
4. 設定変更が終わったら、<戻る>にタッチします。
スタイル・コンポーザー画面が表示されます。
■ 自分で作った曲からスタイルを作る
(スタイル・コンバーター)
自分で作った曲から必要な部分を切り出してオリジナルのス タイルを作ることができます。
ただし、曲を作るときに、全てのコードで作る必要はありま せん。いくつかのコードで作っておけば、KF-90 が自動的 に他のコードに読み換えて、スタイルをアレンジします。
スタイル・コンバーターには、1 つのコードの曲から簡単に ミュージック・スタイルを作る「オート・モード」と、メ ジャー、マイナー、セブンスの 3 つのコードの曲から ミュージック・スタイルを作る「マニュアル・モード」があ ります。
ユーザー・スタイルの曲を作るときには、スタイルの構成を 考えておきましょう。
○スタイルの構成
ミュージック・スタイルは「リズム」「ベース」「伴奏 1」
「伴奏 2」「伴奏 3」の 5 つの演奏パートで構成されていま す。
また、曲は、例えば、前奏/ A メロ/ B メロ/サビ/後奏 というふうに変化していきます。
KF-90 では、そのような曲の変化を以下の 6 つの演奏状態 に割り当てています。6 つの演奏状態のことを、スタイルの
「ディビジョン」といいます。
ディビジョン名 演奏状態
イントロ 曲の最初に演奏します。前奏です。
エンディング 曲の最後に演奏します。後奏です。
オリジナル 基本型の伴奏パターンです。
バリエーション 発展型の伴奏パターンです。オリジナ ルとは変化をつけます。
フィルイン・トゥ・バリエーション
曲調の変わり目で入れる 1 小節のフ レーズです。曲を盛り上げるときに使 います。
フィルイン・トゥ・オリジナル
曲調の変わり目で入れる 1 小節のフ レーズです。曲を落ち着かせるときに 使います。
ディビジョンによって演奏パートを増やしたり、減らしたり することで、曲を盛り上げたり、落ち着かせたりすることが できます。また、ディビジョンによって演奏パートの音色を 変えることでも、曲に変化をつけることができます。
第 7 章 その他の機能を使う
第7章
オート・モードでスタイルを作る
○ 曲をつくるときのポイント
• メジャー、マイナ ー、セブンスのいずれか一つ のコード で作ってくだ さい。なかでも、セブンスのコー ドで曲を 作ることをおすすめします。
• 16 トラック・シーケンサーのパートを次のように割り当 てて録音すると便利です。
リズム ベース 伴奏 1 伴奏 2 伴奏 3 D (10) 2 7 8 9
→ パート 2、7、8、9、D 以外のパートの演奏を使う場合 には、「切り出すパートを指定する」(P.136)をご覧く ださい。
1. 16 トラック・シーケンサーを使って、曲を録音し ておきます。
→「16 パートを使って多重録音する(16 トラック・シーケ ンサー)」(P.118)などを参考に曲を録音してくださ い。
2. [Style Navigator]ボタンを押します。
スタイル・ナビ画面が表示されます。
3. <スタイル作成>にタッチします。
4. <スタイル・コンバーター>にタッチします。
※ 別のユーザー・スタイルが記録されているときには、次 のような画面が表示されます。
fig.07-02.j(確認画面)
• <いいえ>に タッチすると、元の画面に戻 ります。ユー ザー・スタイルを フロッピー・ディスクや内部 メモリー に保存してください(P.137)。
• <はい>にタ ッチすると、以前に記録した ユーザー・ス タイルを消して、新しいユーザー・スタイルを作ります。
次のような「スタイル・コンバーター」画面が表示され ます。
fig.07-06.j
表示 設定内容
モード モード切り替え(自動 / マニュアル)
調 録音した演奏の基本キー
元コード 録音した演奏のコード(メジャー / マ イナー / セブンス)
ディビジョン ディビジョン
開始小節 切り出す区間の先頭の小節番号
小節数 切り出す小節数
5. <モード>にタッチして、Value[−][+]ボタ ンやダイヤルで「自動」に切り替えます。
オート・モードの設定になります。
6. <調>と<元コード>にタッチして、Value[−]
[+]ボタンやダイヤルで、録音した曲の基本キー とコードを入力します。
7. <ディビジョン>にタッチして、Value[−][+]
ボタンやダイヤルでディビジョンを選びます。
表示 演奏状態
Intro イントロ
Original オリジナルの伴奏パターン Fill To Vari フィルインからバリエーションへ Variation バリエーションの伴奏パターン Fill To Org フィルインからオリジナルへ Ending エンディング
※ ディビジョンに「Fill To Vari」(フィルインからバリ エーションへ)や「Fill To Org」(フィルインからオリ ジナルへ)を選んだときは、1 小節しか切り出すことは できません。その他のディビジョンも、小節数が制限さ れる場合があります。
8. <開始小節>と<小節数>にタッチして、Value
[−][+]ボタンやダイヤルで切り出す小節を選 びます。
画面下部の<再生>にタッチすると、選んだ区間の演奏 を聴くことができます。
9. 操作 7 と操作 8 を繰り返して、全てのディビジョン についてスタイルを作ります。
※ 設定を行なわなかったディビジョンは、シンプルなドラ ムのパターンになります。
10. すべてのディビジョンの設定が終わったら、<実 行>にタッチします。
ユーザー・スタイルは[Disk/User]ボタンに記録され ます。