• 検索結果がありません。

より進んだ録音機能

ドキュメント内 KF-90_j1 (ページ 115-124)

第 5 章 より進んだ録音機能

より効率よく、より高度な演奏データを録音するために、

KF-90 には 4 章の「演奏の録音と保存」で紹介した機能の 他にも、いろいろな録音機能があります。

録音方法を選ぶ

KF-90 では以下の 4 種類の録音方法が可能です。

通常は、以前に録音した音を消しながら、新しい音を録音し ていく「リプレース・レコーディング」を使用しますが、そ の他の録音方法を組み合わせることで、より簡単に曲を録音 することができます。

リプレース・レコーディング

通常の録音方法です。以前に録音した音を消しながら、

新しい音を録音していきます。

ミックス・レコーディング(P.116)

以前に録音した音を消さずに、音を重ねて録音します。

ループ・レコーディング(P.116)

指定した小節間を、音を重ねながら繰り返し録音しま す。

繰り返し同じ区間を録音しながら、異なるパーカッショ ン音色を重ねるなど、リズム・パートを作るときに便利 です。

パンチ・イン・レコーディング(P.117)

録音した演奏を聴きながら、指定した区間だけ録音をや り直すことができます。

※ 電源を入れた直後は、リプレース・レコーディングが選 ばれています。

録音方法の選び方

1. [Composer Navigator]ボタンを押します。

「コンポーザー・ナビ画面」が表示されます。

fig.05-01.j

2. <録音設定>にタッチします。

次のような「録音設定画面」が表示されます。

fig.05-02.j

3. <録音モード>の にタッチして、録音方 法を選びます。

表示 録音方法

リプレース リプレース・レコーディング ミックス ミックス・レコーディング ループ ループ・レコーディング

オート・パンチ・イン / アウト マーカーをつけた区間をパンチ・イ ン・レコーディング

マニュアル・パンチ・イン / アウト ペダルを踏んだところからパンチ・

イン・レコーディング

テンポ 録音した曲のテンポに変化をつける ことができます。123 ページをご 覧ください。

<戻る>にタッチすると、コンポーザー・ナビ画面に戻 ります。

第 5 章 より進んだ録音機能

■ 録音済みの音を消しながら録音する

(リプレース・レコーティング)

以前に録音した音を消しながら録音をしていく方法を「リプ レース・レコーディング」といいます。電源を入れた時に は、この方法に設定されています。

1. 録音設定画面(P.115)で<リプレース>を選びま す。

<戻る>にタッチすると、元の画面に戻ります。

リプレース・レコーディングの状態になります。

第 4 章(P.97)の録音方法や、「16 パートを使って多 重録音する(16 トラック・シーケンサー)」(P.118)

などの操作に従って、演奏を録音してください。

■ 録音済みの音を消さずに重ねて録音 する(ミックス・レコーディング)

以前に録音した演奏の上に音を重ねて録音することができま す。この方法を「ミックス・レコーディング」といいます。

1. 録音設定画面(P.115)で<ミックス>を選びます。

<戻る>にタッチすると、元の画面に戻ります。

録音方法がミックス・レコーディングに変わります。

「録音をやり直す」(P.101)や、「16 パートを使って多 重録音する(16 トラック・シーケンサー)」(P.118)

などの操作に従って、演奏を録音してください。

※ ミックス・レコーディングが終わったら、通常のリプ レース・レコーディングの状態に戻しておきましょう。

■ 同じ区間を繰り返し録音する

(ループ・レコーディング)

指定した区間を、音を重ねながら何度も繰り返して録音する ことができます。このような録音方法を「ループ・レコー ディング」といいます。リズム・パートを録音するときに便 利です。

例えば、この方法で 4 小節間のループ・レコーディングに します。最初にバス・ドラムを録音し、次にスネア・ドラ ム、次にハイ・ハット・・・と 4 小節ずつ繰り返し音を重 ねていきます。4 小節のリズム・パターンを録音し終えた ら、「小節をコピーする」(P.125)の操作で、その4小節を 必要な回数だけコピーすれば、リズム・パートが簡単にでき あがります。

1. 録音する区間の前後にマークAとマークB をつけま す。

「曲中にマークをつける」(P.90)をご覧ください。

まだ何も録音していない場合は、必要な小節分を「空レ コーディング」してからマークをつけます。

2. 録音設定画面(P.115)で<ループ>を選びます。

<戻る>にタッチすると、元の画面に戻ります。

録音方法がループ・レコーディングに変わります。

3. Rec[ ]ボタンを押します。

トラック・ボタン(P.98)が表示されます。

4. 録音するトラック・ボタンにタッチします。

録音待機状態になります。

5. Play[ ]ボタンを押して、録音を始めます。

マーク A をつけた小節から録音が始まります。

マーク B まで進むと、マーク A に戻り録音が続きます。

繰り返し録音するごとに、演奏した音が重なっていきま す。

6. Stop[ ]ボタンを押すと、録音が止まります。

※ ループ・レコーディングが終わったら、録音設定画面

(P.115)で通常のリプレース・レコーディングの状態

空レコーディングとは

空レコーディングは、何も演奏せずに空白の小節を録音 することです。

1. 曲のテンポと拍子を決めます。

2. Rec[ ]ボタンを押してから、Play[ ]ボ タンを押します。

Rec[ ]ボタンと Play[ ]ボタンのランプが点 灯し、録音が始まります。

3. 何も演奏しないで、必要な小節数だけ録音した ら、Stop[ ]ボタンを押します。

Rec[ ]ボタンと Play[ ]ボタンのランプが消 灯し、録音が止まります。

ループ・レコーディングのショート・カット

次の方法でもループ・レコーディングの設定にすること ができます。

1. 録音する区間の前後にマーク A とマーク B をつ けます。

「曲中にマークをつける」(P.90)をご覧ください。

まだ何も録音を行なっていない場合は、必要な小節分 を「空レコーディング」してからマークをつけます。

2. マーク画面(P.90)の<繰返し>のアイコンに タッチします。

これで、録音方法がループ・レコーディングになりま した。

演奏を録音してください。

第 5 章 より進んだ録音機能

第5章

■ ある区間の録音をやり直す

(パンチ・イン・レコーティング)

録音した演奏を聴きながら、指定した区間だけ録音をやり直 すことができます。

この録音方法を「パンチ・イン・レコーディング」といいま す。

メロディの一部分だけ録音をやり直したいときなど、すでに 録音した他の演奏部分を聞きながら、あるパートの指定の位 置だけ再録音できるので便利です。

パンチ・イン・レコーディングには、次の 2 つの方法があ ります。

マーク A とマーク B で指定した区間を録音する

(オート・パンチ・イン/アウト)

あらかじめ、録音をやり直したい区間にマーク A とマーク B をつけておきます。「パンチ・イン・レコーディング」の 設定にして録音すると、マーク A からマーク B の間だけを 録音し直すことができます。

ペダルを踏んだ位置から録音を始める

(マニュアル・パンチ・イン/アウト)

録音してあった演奏を聴きながら、指定の箇所にきたらペダ ルを踏んで、録音を始めることができます。もう一度ペダル を踏むと、録音は解除されて再生に戻ります。

マーク間を録音する

1. あらかじめ録音をやり直す区間にマークをつけて おきます。

「曲中にマークをつける」(P.90)の手順に従って、マー ク A、B で区間を指定してください。

2. 録音設定画面(P.115)で<オート・パンチ・イン

/アウト>を選びます。

fig.05-08.j(RecMode 画面)

録音方法が、「パンチ・イン・レコーディング」に変わ ります。

<戻る>にタッチすると、元の画面に戻ります。

3. 録音を始めます。

「録音をやり直す」(P.101)の手順にしたがって、録音 を始めます。

指定した区間までは、すでに録音した演奏が再生されま す。指定した区間になると音が消えて録音が始まります ので、演奏してください。

指定した区間が過ぎると録音が止まり、すでに録音した 演奏が再生されます。

4. Stop[ ]ボタンを押すと、演奏が止まります。

ペダルで指定した小節から録音を始める

ペダルを使うときは、あらかじめペダルの働きを変えておき ます。

「ペダルに機能を割り当てる」の操作で、ペダルに<パン チ・イン/アウト>を割り当ててください(P.147)。

1. 録音設定画面(P.115)で<マニュアル・パンチ・

イン/アウト>を選びます。

録音方法が、「パンチ・イン・レコーディング」に変わ ります。

<戻る>にタッチすると、元の画面に戻ります。

2. 録音を始めます。

「録音をやり直す」(P.101)の手順にしたがって、録音 を始めます。

すでに録音した演奏が再生されます。

ペダルを踏むと録音が始まりますので、演奏してくださ い。

もう一度、ペダルを踏むと、録音が止まり、すでに録音 した演奏が再生されます。

3. Stop[ ]ボタンを押すと、演奏が止まります。

※ パンチ・イン・レコーディングが終わったら、通常のリ プレース・レコーディングの状態に戻しておきましょ う。「録音方法を選ぶ」(P.115)をご覧ください。

第 5 章 より進んだ録音機能

16 パートを使って多重録音する

(16 トラック・シーケンサー)

多重録音とは、録音済みのパートの演奏を聴きながら、他の パートの演奏を重ねて録音していく手法のことです。

KF-90 では、16 のパートを多重録音することができます。

1 つのパートに 1 つの音色で録音しますので、最大 16 音色 の演奏を重ねて 1 つの曲データに仕上げることができます。

16 のパートを 1 パートずつ多重録音していく機能を「16 トラック・シーケンサー」といいます。

fig.05-03.j(16 トラック多重録音の略図。いれないくてもいいけど)

○ 16 トラック・シーケンサーとトラック・ボタン

KF-90 の録音機能には「16 トラック・シーケンサー」の他 に「トラック・ボタン」(P.98)があります。

この「トラック・ボタン」は、16 トラック・シーケンサー の 16 のパートを 5 つのボタンにまとめたものです。ですか ら、トラック・ボタンを使って録音した演奏を、16 トラッ ク・シーケンサーを使って、さらに音を重ねて録音したり、

より細かく編集することができます。

また、16 トラック・シーケンサーで作った曲データを再生 し、トラック・ボタンにタッチするだけで、あるパートの音 をミュートする(音の出ない状態にする)なども簡単にでき ます。

トラック・ボタンと 16 トラック・シーケンサーのパートは 以下のように対応しています。

トラック・ボタン パート

< R/Rhythm > D (10)、S (11)

< 1/Whole > 1

< 2/Accomp > 2、5 〜 9、12 〜 16

< 3/Left > 3

< 4/Right > 4

16 トラック・シーケンサーでは 1 パートごとに 1 種類の音 色を録音していくため、レイヤー演奏(P.53)やスプリッ ト演奏(P.55)などを使って、同時に 2 種類以上の音色を 1 パートに録音することはできません。また、自動伴奏を 使った演奏を録音することもできません。

自動伴奏を使って録音したいときは、トラック・ボタンを 使って録音すると良いでしょう。(「自動伴奏を使って録音す る」(P.100)参照)

○市販の SMF ミュージックデータ

市販のローランド SMF ミュージックデータの曲データも 16 のパートで構成されています。

フロッピー・ディスクから曲データを読み込み、16 トラッ ク・シーケンサーを使えば、曲データを編集することもでき ます。

※ 市販のローランド SMF ミュージックデータのパート 11 は、トラック・ボタンの< 2/Accomp >に含まれま すが、その他のパートのトラック・ボタンへの対応は同 じです。

※ 市販のミュージック・データの中には編集できないもの もあります。

Part 16 Part 4 ピアノ・パート(左手)

Part 3 ピアノ・パート(右手)

Part 2 ベース・パート

Part 1 フルート・パート

1パートずつ演奏を録音し、最大16パートで1曲を構成する 16トラック・シーケンサー

ドキュメント内 KF-90_j1 (ページ 115-124)