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結果

ドキュメント内 九州大学学術情報リポジトリ (ページ 62-67)

第 4 章 デジタル型 POP コンテンツの五感への訴求表現

4.5 実験

4.5.3 結果

実験の結果、回収したデータから同一回答をしているサンプルを削除し、さらに「店 頭サイネージについて知っている」と回答した人のデータのみを扱うものとした56。デ ータの分析手順として、カテゴリ別に設問による相関分析を実施し、五感の各訴求表現 間に相関関係の有無について明らかにする。設問に相関性があることを確かめた後に、

信頼性分析(α係数による)を実施し、その後、合成した五感に基づいて相関分析を行 う。相関があることを確認したあと、分散分析を実施し、有意差が認められたあと、多 重比較検定を行い、五感による訴求表現の優先順位について明らかにする。

分析手順及び結果については以下表 4-2にて示している。

表 4-2 分析結果

56 分析データは付録 3 を参照。

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① 菓子類

菓子類のアンケート結果(Q2S1~Q2S10)について、相関分析結果より 1%有意水 準にて有意差がみられたため、正の相関があると判断した。

菓子類の信頼性分析を実施して、視覚を合成した項目(Q2S1~Q2S4)のCronbachの α係数は 0.860 であり、0.7 以上のため内的整合性は十分であると判断した。聴覚を合 成した項目(Q2S5~Q2S7) のCronbach のαは 0.859 であり、内的整合性は十分であ ると判断した。

次に五感による相関分析を実施した。結果は表 4-3に示す。相関分析結果より 1%有 意であったため、正の相関があると判断した。分散分析を実施し、1%有意水準にて有 意差がみられたことから(表 4-4 参照)、多重比較検定(Tukey-Kramer法)を実施し た。結果は、表 4-5に示す。

表 4-3 合成した五感の相関分析結果(菓子類)

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表 4-4 分散分析結果(菓子類)

表 4-5 多重比較(Tukey-Kramer)結果(菓子類)

以上表 4-5の結果から、各列項目において、上から順に、設問項目に対する肯定的な 意見がみられ、優先すべき項目が明らかとなった。菓子カテゴリにおいて、評価が高い 項目として「味覚」と鮮やかな「視覚情報」に対する評価が高い結果が得られた。

② Tシャツ

Tシャツのアンケート結果(Q3S1~Q3S9)について、相関分析結果より 1%有意で あったため、正の相関があると判断した。Tシャツの信頼性分析を実施して、視覚を合 成した項目(Q3S1~Q3S5)のCronbachのαは0.910であり、0.7 以上のため内的整 合性は十分であると判断した。聴覚を合成した項目(Q3S6~Q3S8) のCronbachのαは

0.911であり、0.7 以上のため内的整合性は十分であると判断した。

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次に五感による相関分析を実施した結果は表 4-6 に示している。相関分析結果より 1%水準にて有意差であったため、正の相関があると判断した。分散分析実施後(表 4-7参照)、1%有意で有意差がみられたことから、多重比較検定(Tukey-Kramer法)を 実施した。結果は、表 4-8に示す。

表 4-6 合成した五感の相関分析結果(Tシャツ)

表 4-7 分散分析結果

表 4-8 多重比較(Tukey-Kramer)結果(Tシャツ)

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③ メイクアップ化粧品

メイクアップ化粧品のアンケート結果(Q4S1~Q4S10)について、相関分析結果よ り 1%水準にて有意であったため、正の相関があると判断した。メイクアップ化粧品の 信頼性分析を実施して、視覚を合成した項目(Q4S1~Q4S5)のCronbachのαは0.946 であり、0.7 以上のため内的整合性は十分であると判断した。聴覚を合成した項目(Q4S6

~Q4S8) のCronbachのα は 0.922 であり、0.7 以上のため内的整合性は十分である と判断した。次に五感による相関分析を実施した。結果は表 4-9に示す。相関分析結果 より 1%水準にて有意であったため、正の相関があると判断した。分散分析後(表 4-10 参照)、1%水準にて有意であることから、多重比較検定(Tukey-Kramer法)を実施し た。結果は、表 4-11に示す。

表 4-9 合成した五感の相関分析結果(メイクアップ化粧品)

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表 4-10 分散分析結果

表 4-11 多重比較(Tukey-Kramer)結果(メイクアップ化粧品)

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