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11.  初等協会

初等協会は神権組織を助ける補助組織である。す べての補助組織は,教会員が天の御父とイエス・キリス ト,回復された福音に対する証を増し加えるのを助ける ために存在する。補助組織の働きを通して,会員は福 音の原則に従って生活しようと努めるときに,教えと励 まし,助けを受ける。

11.1 初等協会のテーマと目的

初等協会の対象は 18 か月から 11 歳までの子供たち である。初等協会のテーマは「あなたの子孫は皆,主に よって教えを受け,あなたの子孫の平安は深い」である

(3 ニーファイ 22:13)。初等協会の目的は子供たちが 以下のことを行えるよう助けることである。

. 1 ..自分たちへの天の御父の愛を感じる。

. 2 ..イエス・キリストの福音を学び理解する。

. 3 ..聖霊の導きを感じ,認識する。

. 4 ..神聖な聖約を交わして守る備えをする。

親は,子供たちの霊的および物質的な福祉について 第一の責任を負っている(教義と聖約 68:25 − 28 参 照)。ビショップリック,初等協会の指導者と教師は,

この責任において親を支援するが,親に取って代わるこ とはない。

11.2 ワード初等協会指導者

本章は,個人と家族を強めるような方法で初等協会 を管理運営することに焦点を置いている。初等協会 指導者は,指導に関する一般的な原則が概説された第 3 章を頻繁に読み直す。それらの原則には,霊的な備 え,評議会への参加,ほかの人を教え導くこと,イエス・

キリストの福音を教えることなどが含まれる。

11.2.1 ビショップリック

ビショップと顧問

ビショップと顧問は初等協会に対して神権指導を行 う。

ビショップは初等協会会長として奉仕する姉妹を召 し,任命する。また,初等協会で働くその他すべての人 の召しと任命を監督する。彼らを召し,任命するよう,

顧問に割り当てることもできる。

ビショップまたは割り当てを受けた顧問は,8 歳の 記録上の子供,および記録上の子供ではないが少なく

とも親のいずれかまたは保護者の一人が会員である 8 歳の子供と,バプテスマと確認の儀式のための面接 を行う。両方の親が会員ではない 8 歳の子供,および バプテスマを受けるときに 9 歳以上になる子供には,

専任宣教師が教え,面接する。

ビショップまたは割り当てを受けた顧問は,子供が 12 歳の誕生日を迎え,初等協会から進級する前に面 接をする。

ワード初等協会を監督する割り当てを受けた顧問 ビショップは顧問の一人にワード初等協会を監督す るよう割り当てる。この顧問には以下の責任がある。

ワード初等協会会長会と定期的に会合を持つ。初等 協会に関する事柄をビショップリック集会で報告する。

毎年行う聖餐会での子供の発表に備える取り組みを 指導する。

神権予行プログラムの計画を指導する。

ビショップリックの一員が分かち合いの時間に短い メッセージを子供たちに伝える働きを調整する。

スカウト活動が教会により承認されている地域では,

8 歳から 11 歳の男子を対象としたスカウト活動を監督 する。

11.2.2 ワード初等協会会長会

ワード初等協会会長会は一人の会長と二人の顧問に よって構成される。会長会はビショップリックの指示の 下で働く。また,ステーク初等協会会長会からオリエ ンテーションと継続的な支援を受ける。

ワード初等協会会長

初等協会会長には下記の責任がある。

会長はワード評議会の一員として働く。評議会の一 員として会長は,信仰を築き,個人と家族を強める取り 組みに携わる(第 4 章を参照)。

会長は初等協会で指導者や教師として働くよう召さ れるワードの会員をビショップリックに推薦する。この 推薦を行う際には,19.1.1 および 19.1.2 に記された指 針に従う。

会長は本手引きを資料として用いて,ほかの初等協 会指導者と教師にそれぞれの務めを教える。

会長は 11.5.1 に記されたとおり,『神への信仰』ガイ ドブックの活用を監督する。

会長はワード初等協会の記録,報告,予算,財政を 監督する。初等協会書記がこの責任を助ける。

ワード初等協会会長と顧問

初等協会会長と顧問は協力して下記の責任を果た す。会長はこれらの責任の幾つかを監督するよう顧問 に割り当てることができる。

子供たちの名前を覚え,子供たちの才能,関心事,

直面している問題に精通する。一人一人の子供を強め る方法,初等協会に参加するように助ける方法を見いだ す。

新たに召された教師にオリエンテーションを施し,初 等協会における福音の学習と教授を改善する取り組み を監督する。この取り組みに際し,5.5.3 および 5.5.4 に記された原則に従う。また,初等協会の教師と託児 指導者を下記の方法で支援する。(1)折にふれて会っ て質問や懸念事項を検討し,子供たちに奉仕する方法 を話し合う。(2)分かち合いの時間,クラス,休憩時 間の敬虔さを保つよう助ける。(2)クラスへの訪問を 取り決める。

分かち合いの時間を計画し, 11.5 に挙げられたプロ グラム,活動,行事を監督する。

初等協会会長会集会を開く。また,初等協会を監督 するビショップリックの顧問と定期的に会合を持つ。

11.2.3 ワード初等協会書記

ワード初等協会書記には下記の責任がある。

会長と相談して会長会集会の議事予定案を準備す る。また,これらの集会に出席し,議事録を取り,割り 当ての進捗状況を把握する。

少なくとも 4 半期に 1 度,出席情報をまとめ,初等協 会会長と一緒に検討し,ワード書記に提出する。

初等協会会長とワード幹部書記が,バプテスマを受 ける年齢に間もなく達する子供たち,および初等協会 からアロン神権や若い女性へ間もなく移行する子供た ちを確実に把握するようにする。

初等協会会長会が年間予算案を作成し,支出を管 理するのを助ける。

初等協会会長会の要請に応じて,子供たち,教師,

親を助ける。例えば,分かち合いの時間にクラスの様 子を観察し,敬虔さを保つのを助けることができる。

また,子供たちに次回の分かち合いの時間で話をする よう割り当て,子供たちの親に連絡することができる。

11.2.4 ワード初等協会音楽指導者とピアニスト

初等協会会長会の指示の下で,初等協会音楽指導 者とピアニストには下記の責任がある。

分かち合いの時間のための音楽を計画し,教え,指 導する。聖餐会での子供の発表で歌う歌も含まれる。

要請に応じて,託児クラスおよび初等協会のほかの クラスを,音楽に関して支援する。

要請に応じて,子供のコーラスを組織し,指導する。

初等協会会長会は,音楽がいかに初等協会に貢献 するかをワード初等協会音楽指導者とピアニストが理 解できるよう助ける。初等協会の歌の旋律,歌詞,メッ セージは,子供たちに福音の教義を教え,彼らの心に 生涯残ることができる。

初等協会の音楽は,敬虔さを招き,福音を教え,歌う ことで得られる聖霊の影響力と喜びを子供たちに感じ させるものであるべきである。子供たちが歌を歌う間,

音楽指導者は適度に体を動かしたり伸ばしたりする機 会を与える。

『子供の歌集』および最新の分かち合いの時間の概 要は,初等協会の音楽の基本教材である。賛美歌集 に掲載された賛美歌や,『フレンド』(Friend〔英語〕)

および『リアホナ』に掲載された歌も適切である。折 にふれて,子供たちの年齢に合った,日曜日にふさわし い,国を愛する歌や祝祭日の歌も使うことができる。初 等協会でその他の音楽を使う場合は,ビショップリッ クから承認を受けなければならない。

子供たちに音楽を教えることについては,『子供の歌 集』149 –151 ページを参照する。また,本手引きの第 14 章,最新の分かち合いの時間のための概要, LDS.

org の“ Serving in the Church ”(教会における奉仕)

の項目にある“ Music Callings and Resources”(音楽 の召しと資料)〔英語〕を参照する。

11.2.5 初等協会教師と託児指導者

初等協会教師と託児指導者は特定の年齢別クラスを 担当する。これらの教師と指導者は,5.5.4 に概説され た原則に従う。

初等協会教師と託児指導者は,分かち合いの時間と 休憩時間を含め,日曜日の初等協会の全時間を子供た ちと一緒に過ごす。分かち合いの時間には,担当クラ スと一緒に座り,子供たちと一緒に歌を歌い,子供たち が敬虔な態度で参加するのを助ける。

11.2.6 活動の日の指導者とスカウト指導者

ワード初等協会で 8 歳から 11 歳の子供たちを対象

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とした活動の日およびスカウト活動が行われている場 合,これらの子供たちを担当する教師,またはこれら の責任を果たすようビショップリックから召されたその 他の指導者が活動を計画し実行する(11.5.2 および

11.5.3 参照)。

11.3 指導者会

11.3.1 ワード評議会集会

初等協会会長はワード評議会の一員として働く(第 4 章参照)。

11.3.2 ワード初等協会会長会集会

初等協会会長会は定期的に会長会集会を開く。会 長が集会を管理し,司会をする。書記は出席し,議事 録を取り,割り当ての進捗状況を把握する。

議事予定案には以下の事項を入れるとよい。

. 1 ..初等協会の子供と教師一人一人を強める方法を計

画する。

. 2 ..自分たちの召しに関連した聖句や教会指導者の指

示を読み,話し合う。

. 3 ..音楽を含む日曜日の初等協会の効果について話

し合う。また,週日の活動の効果についても話し 合う。改善する方法を計画する。

. 4 ..初等協会で働くその他の人に各自の責任を教える

計画を立てる。

. 5 ..出席記録を検討する。最近初等協会に入った子供

たちや,あまり活発でない家族の子供たちを助ける 計画を立てる。

. 6 ..初等協会の予算と支出を検討する。

必要に応じて,会長会は初等協会で働くその他の 人をこれらの集会に招き,出席してもらうことができ る。

11.3.3 ビショップリック顧問との集会

初等協会会長会は初等協会の組織を監督するビ ショップリック顧問と定期的に集会を持つ。この集会 で,個々の子供の進歩状況と必要について話し合う。

初等協会会長会は報告や推薦を行い,集会や活動の 計画を検討する。適切な場合,この集会に出席して報 告し,指導を受けるよう,初等協会で働くほかの人を招 待することもできる。

11.3.4 ステーク初等協会指導者会

通常,ステーク初等協会指導者会は,18.3.11 に説

明されているように年に 1 度開く。ワード初等協会会 長会と書記が出席する。必要に応じて,初等協会のそ の他の指導者や教師,初等協会の割り当てを受けたビ ショップリックの一員を招待することができる。

11.4 日曜日の初等協会

11.4.1 集会時間

日曜日の初等協会は通常,成人と青少年が神権会,

扶助協会,若い女性クラス,日曜学校に出席している 間,1 時間 40 分行う。

託児の手引き『あなたがたの幼い子供たちを見なさ い』に記されているとおり,託児の子供たちは全時間,

託児クラスにとどまる。その他の子供たちは二つの セッションに出席する。一つのセッションでは,分かち 合いの時間に 50 分間一緒に集う。もう一つのセッショ ンでは,小さなクラスに分級し,初等協会教師が教える

40 分間のレッスンに参加する。

分かち合いの時間とクラスに出席する子供たちと教 師は,二つのセッションの間で 10 分間の休憩を取る。

この休憩の間,次のセッションの準備をする。子供た ちはトイレへ行ったり,水を飲んだりすることができる。

教師は休憩の間中,子供たちを監督する。

下の表には,日曜日の初等協会の集会時間に関して,

3 つの選択肢が示されている。初等協会指導者はど の選択肢を選ぶかを検討する際に,年長の子供たちが アロン神権定員会集会や若い女性クラスと同じ時間帯 に分かち合いの時間に確実に出席するようにする。こ のようにすると,子供たちが 12 歳に達したときに円滑 に移行することができる。

選択肢 1:年少と年長の子供たちが二つのグループ に別れて分かち合いの時間に集う。最初の 50 分間,

一つのグループが分かち合いの時間に参加し,もう一 つのグループが 40 分間分級し 10 分間の休憩を取る。

次に二つのグループが場所を替わり,最初のグループ が 10 分間の休憩を取り,続いてそれぞれのクラスに参 加する。

分かち合いの時間 休憩 クラス

50分 10分 40分

クラス 休憩 分かち合いの時間

40分 10分 50分