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7. メルキゼデク神権
7.1 メルキゼデク神権の定義と目的
神権とは神の力と権能である。神権は教会のふさ わしい男性会員に授けられる。神権の鍵を持つ者は,
福音の儀式を執行すること,福音を宣べ伝えること,
地上における神の王国を統治することにおいて業を導 く。
メルキゼデク神権は「教会のすべての霊的な祝福の 鍵」を持つ(教義と聖約 107:18)。
神権の目的と神権の鍵に関する詳しい情報につい ては第 2 章を参照する。
7.1.1 メルキゼデク神権の職と義務
メルキゼデク神権の職には長老,大祭司,祝福師,
七十人,使徒がある。それぞれの神権の職に,神権の 儀式を執行する権能を含む務めの権利と責任がある。
本章には,長老と大祭司の指導者のための情報が載っ ている。長老と大祭司の職への聖任についての情報 は,20.7 を参照する。
長老
ふさわしい兄弟は,18 歳以上であればメルキゼデク 神権を受けて長老に聖任されることができる。長老 の権限と責任は,教義と聖約 20:38 − 45;42:44;
46:2;および 107:11−12 に啓示されている。長 老はまた,執事,教師,および祭司の権能も持つ。
大祭司
兄弟たちは,ステーク会長会,高等評議会,ビショッ プリックに召されたとき,またはステーク会長が適切と 判断したときに大祭司に聖任される。大祭司の権限と 責任は,管理することと,長老の持つすべての権限を 持つことである(教義と聖約 107:10 参照)。
地方部内の兄弟たちは大祭司の職には聖任されな い。
7.1.2 メルキゼデク神権定員会
神権定員会とは同じ神権の職を持つ兄弟たちの組 織である。定員会のおもな目的は,人々に奉仕し,一 致と兄弟愛をはぐくみ,定員会会員に教義や原則,義 務を指導することである。
各ワードには一つまたは複数の長老定員会がある。
各長老定員会の人数は最大で長老 96 名である(教義 と聖約 107:89 参照)。
各ステークには一つの大祭司定員会がある。大祭 司定員会会長会はステーク会長会が務める。各ワー ドにおいて,大祭司は一つの大祭司グループに組織さ れる。
祝福師は定員会に組織されることはない。使徒と 七十人は教会中央レベルで定員会に組織される。
7.2 ステークメルキゼデク神権指導者
7.2.1 ステーク会長会
ステーク会長はステークにおける管理大祭司であ る。ステーク会長とその顧問はステーク大祭司定員会 会長会を構成する。彼らは大祭司定員会の集会で指 導を行う。彼らは時々,大祭司グループの集会や長老 定員会の集会を訪問して指導を行い,助言を与えるこ とができる。
ステーク会長は,メルキゼデク神権の授与ならびに 長老および大祭司の職への聖任を監督する(『手引き 第1部』16.7.1 参照)。
ステーク会長は各ワードにおいて一人の長老を長老 定員会会長として召す。大祭司グループがある各ワー ドにおいて,ステーク会長または割り当てを受けたス テーク会長会の顧問は一人の大祭司を大祭司グルー プリーダーとして召す。長老定員会会長または大祭司 グループリーダーを新たに召す前に,ステーク会長は ワードのビショップと相談する。ビショップは,召す人 を推薦することができる。
ステーク会長,割り当てを受けた顧問,または割り 当てを受けた高等評議員は,長老定員会会長会の顧 問および大祭司グループリーダー補佐を召す。長老定 員会会長および大祭司グループリーダーは,ビショッ プと評議のうえでそれぞれ顧問および補佐を推薦する ことができる。
長老定員会会長会の会員と大祭司グループの指導 者の召しへのすべての推薦は,ステーク会長会と高等 評議会の承認を得なければならない。
定員会またはグループの指導者が新たに召されると きは,ステーク会長会の一員または高等評議会の一員
が,新たに召される人の名前を定員会またはグループ の会員に提示し,賛意の表明を得る。
長老が大祭司グループの指導者として働くように召 される場合,その長老は任命を受ける前に大祭司に聖 任されなければならない。
新たに召される長老定員会会長はステーク会長が 任命を行い,召しにかかわる鍵を授ける。新たに召さ れる大祭司グループリーダーはステーク会長会の一員 が任命を行う。大祭司グループリーダーは鍵を受け ない。長老定員会会長の顧問と大祭司グループリー ダーの補佐の任命はステーク会長会の一員または高 等評議会の一員が行う。
新しい定員会またはグループの指導者が支持を受 けたら,ステーク会長会の一員またはビショップリック の一員が聖餐会で召しの発表を行う。聖餐会では賛 意の表明は求めない。
伝道部内の支部における長老定員会の召しについ ての情報は,第 19 章にある召しの一覧表を参照す る。
7.2.2 高等評議員
ステーク会長会の指示の下に,高等評議員はステー クにおいて教会の業を監督するのを助ける。長老定 員会および大祭司グループに関連する高等評議員の 責任については,15.3.1 に述べられている。
7.3 ワードメルキゼデク神権指導者
本章では,個人と家族を強めるような方法で長老定 員会と大祭司グループを管理運営することに焦点が 当てられている。メルキゼデク神権指導者は,指導の 一般原則の概要が述べられている第 3 章を度々読み 返すべきである。これらの原則には,霊的に備えるこ と,評議会に参加すること,人々に仕え,教え,導くこ と,およびイエス・キリストの福音を教えることが含ま れる。
7.3.1 ビショップリック
ビショップはワードの管理大祭司である。ビショップ とその顧問は,長老定員会会長および大祭司グループ リーダーと密接に働き,定員会やグループの会員とその 家族を見守り,定員会やグループを強化し,神権の業が 成し遂げられるようにする。
長老定員会会長および大祭司グループリーダーに対 しては,ステーク会長会が直接的な責任を持つが,ビ ショップは長老定員会会長および大祭司グループリー
ダーと定期的に会合を持つ。ビショップは,定員会また はグループにおけるホームティーチングを含め,彼らの 責任について報告を求める。ビショップはまた,彼らに 勧告を与え,召しを尊んで大いなるものとするように励 ます。
7.3.2 長老定員会会長会および大祭司グループ指導者
長老定員会会長会と大祭司グループ指導者は,定 員会およびグループの会員を管理し,彼らとともに評 議の席に着き,彼らを教える(教義と聖約 107:89 参 照)。彼らはワードにおいて救いの業を推し進めるた めの定員会およびグループの会員の働きを導く(第 5 章参照)。彼らは,ステーク会長会,割り当てを受けた 高等評議員,およびビショップから指示を受ける。
長老定員会会長および大祭司グループリーダー 長老定員会会長と大祭司グループリーダーには以下 の責任がある。
ワード神権役員会およびワード評議会の一員として 働く。この役員会および評議会の一員として,個人と家 族の信仰を築き,彼らを強めるための取り組みに参加 する(第 4 章参照)。大祭司グループリーダーは,ワー ドにおいて神殿・家族歴史活動を奨励するためのワー ド評議会の取り組みを調整する(5.4.3 参照)。大祭司 グループリーダーがいない場合,長老定員会会長また は割り当てを受けたメルキゼデク神権者がこの役割を 果たす。
本手引きを資料として用いて,定員会およびグループ のほかの指導者や教師に彼らの義務を教える。
ビショップと評議のうえで,長老定員会会長会の顧問 または大祭司グループリーダー補佐として召す兄弟の 推薦書を提出する。また,書記や教師として召す兄弟 の推薦書をビショップに提出する。これらの推薦を行 う際には,19.1.1 および 19.1.2 に述べられている指針 に従う。
定員会またはグループの記録,報告,予算,および財 政を監督する。定員会またはグループの書記はこの責 任を補佐する。
長老定員会会長と顧問および大祭司グループリーダー と補佐
長老定員会会長会および大祭司グループ指導者に は以下の責任がある。長老定員会会長および大祭司グ ループリーダーは,顧問および補佐にこれらの責任の 一部を監督する割り当てを与える。
7. メルキゼデク神権
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7. メルキゼデク神権
定員会およびグループの会員に自分たちの神権の義 務,特に夫および父親としての義務を果たすように奨励 する。定員会およびグループの指導者はこの責任を定 員会およびグループの集会において,また定員会および グループ会員との面接や対話において果たす。
ホームティーチングを編成し,監督する。
長老定員会および大祭司グループにおける福音の学 習と教授を改善するための取り組みを監督する。これ らの取り組みにおいては,5.5.3 および 5.5.4 に述べら れている原則に従う。
長老定員会会長会または大祭司グループ指導者の 会合を持つ。
ビショップの指示の下に,定員会またはグループにお ける福祉の必要に取り組む方法を計画する(7.5 および 第 6 章を参照)。
可能であれば,定員会またはグループの会員を少なく とも年に 1 度は訪問するか面接する。
定員会またはグループの働きを推し進めるため,また ワード評議会集会で与えられた割り当てを果たすため に,定員会またはグループの会員の中で委員会を組織 することができる。
長老見込み会員がメルキゼデク神権を受ける備えを するのを助ける(7.6 参照)。
ビショップの承認を受けて,時々定員会またはグルー プの会員のための活動を計画してもよい。これらの活 動には,定員会またはグループの会員の家族や,定員会 またはグループの会員がホームティーチャーとして訪問 している独身の姉妹たちを招いてもよい。活動は第 13 章に述べられている指針に従ったものとするべきであ り,ワード評議会と調整されるべきである。
ビショップの割り当てを受けて,18 歳の若い男性が メルキゼデク神権を受ける備えをし,祭司定員会から長 老定員会にうまく移行するのを助けるために両親や若 い男性指導者と協力して働く。
長老定員会会長は顧問の一人に,ワードのヤングシ ングルアダルトの兄弟たちに対する定員会の取り組みを 調整する割り当てを与える。ワードにヤングシングルア ダルト委員会がある場合は,この顧問が委員会で働く
(16.3.3 および 16.3.4 参照)。
7.3.3 長老定員会および大祭司グループの書記および書記
補佐
ビショップの承認を受けて,長老定員会会長または その顧問の一人は,一人の長老を長老定員会書記とし て召し,任命する。同様に,大祭司グループリーダー
またはその補佐の一人は一人の大祭司を大祭司グルー プ書記として召し,任命する。
定員会またはグループの書記には以下の責任がある。
定員会またはグループの指導者と相談して会長会集 会またはグループ指導者会の議事予定案を準備する。
これらの集会に出席し,議事録を取り,割り当ての進 捗状況を確認・把握する。
毎月,長老定員会会長および大祭司グループリー ダーがビショップに報告できるようにホームティーチン グの報告をまとめる。少なくとも四半期ごとに,出席 情報をまとめ,長老定員会会長または大祭司グループ リーダーとともにこの情報に目を通し,ワード書記に提 出する。
定員会またはグループが支出の伴う活動を計画す る場合,書記は,指導者が年間予算案を作成し,支出 を管理するのを助ける。
ビショップの承認を受けて,長老定員会および大祭 司グループの指導者は,これらの責任を援助する書 記補佐を召し,任命することができる。書記補佐には 長老見込み会員を召すこともできる。
7.3.4 長老定員会および大祭司グループ教師
ビショップの承認を受けて,長老定員会会長または その顧問の一人は,一人または複数の長老を長老定員 会教師として召し,任命する。同様に,大祭司グループ リーダーまたはその補佐の一人は,一人または複数の大 祭司を大祭司グループ教師として召し,任命する。
定員会およびグループの指導者は教師に神権会で レッスンを教える割り当てを与える。教師は 5.5.4 に 述べられている原則に従う。
7.4 ホームティーチング
ビショップの指示の下に,定員会およびグループの 指導者はホームティーチングを監督する。指導者は ホームティーチャーに彼らの義務を教え,これらの義 務をよく果たすよう鼓舞する。
ホームティーチングは教師,祭司,およびメルキゼデク 神権者に託された神権の責任である。したがって,ホー ムティーチャーは神権指導者によって割り当てられる。
ホームティーチャーは召しや支持,任命を受けない。
7.4.1 ホームティーチャーの責任
ホームティーチングは天の御父が御自分の子供た ちに祝福をお与えになる方法の一つである。ホーム ティーチャーは「各会員の家を訪れて,彼らが声に出