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21. 教会の方針と指針の抜粋

21.1 管理運営に関する方針

21.1.26 障がいのある会員

教会員は救い主の模範に従って,障がいを持つ人々 に希望を与え,彼らを理解し愛するよう奨励されてい る。神権指導者と補助組織の指導者は,障がいを持 つ人々と知り合い,心からの関心と思いやりを示すべき である。

また,神権指導者および補助組織の指導者は,障が いのある親や子,きょうだいがいるために,特別な助け

や配慮を必要とする可能性のある会員がいないかどう かも見極める。障がいを持つ人が家族にいる場合,そ の世話をすることは家族にとって信仰を築く精錬の過 程となり得る。しかし,それは同時に財政的な問題,

夫婦間の問題,および家族のチャレンジをもたらす可 能性もある。

神権指導者および補助組織の指導者は,障がいの ある会員で,家族から離れてグループホームなどの施設 に住んでいる人がいないかどうか調べる。

障がいへの認識と理解を増す

指導者や教師,その他の会員はその人の障がいと,

それに付随する可能性がある必要事項について理解 するよう努めるべきである。本人やその家族と話をす ることによって,理解を深めることができる。また,

教会の指導者の話や教会機関誌の記事を読んだり,

disabilities.lds.org でオンラインの資料を読んだりす ることもできる。

援助を与える

神権指導者および補助組織の指導者は,障がいを 持つ人およびその世話をする人の必要を検討する。こ れを行う指導者は,適切であればワードまたはステー クの援助手段をどのように使って必要を満たすことが できるか判断する。指導者は,愛と友情をもって援助 を与え,手を差し伸べるよう会員に奨励する。ビショッ プリックまたはステーク会長会は,ワードまたはステー クの障がい者スペシャリストを召して,個人や家族を支 援することができる。

また,指導者は,障がいを持つ人やその家族の助け となる地域のリソース(援助手段や情報)があるかどう か確認することもできる。

障がいを持つ人の援助に関してその他の情報が必 要な場合,指導者や会員は disabilities.lds.org にアク セスするとよい。指導者は,LDS ファミリーサービス

(設置されている場合)に問い合わせることもできる。

指導者や会員は,障がいというチャレンジがなぜそ の家族に与えられているかを説明しようと試みるべき ではない。障がいが神からの罰であると示唆するよう なことは決してするべきではない(ヨハネ 9:2 - 3 参 照)。また,障がいを持つ子供を持つことは祝福であ ると示唆するべきでもない。

儀式を施す

精神的な障がいを持つ人に対して儀式を執行するか どうかを検討する場合,神権指導者は『手引き 第 1 部』16.1.8 にある指針に従う。

奉仕し,参加する機会を与える

障がいのある会員の多くは,ほとんどすべての教会 の割り当てを行うことができる。神権指導者や補助組 織の指導者は,各人の能力と望みについて祈りをもって 考慮し,そのうえでふさわしい奉仕の機会を与える。指 導者は本人の家族と協議し,教会の召しが本人または 家族,世話をしている人に与える影響を考慮するべきで ある。

障がいを持つ人の世話をしている人に教会の割り当 てまたは召しを与えることを検討する場合,指導者は本 人とその家族の状況を慎重に考慮する。

指導者や教師は,障がいのある会員をできるかぎり すべての集会やクラス,活動に参加させるべきである。

レッスンや話,教授法は各人の必要に合わせたものに 調整するべきである。レッスンの調整に関する詳しい 情報は disabilities.lds.org を参照する。

ビショップリックは,クラスでその人を助ける教師補 佐を召してもよい。また,ビショップリックは集会また は活動でその人を助けるようだれかに依頼することもで きる。

その人が集会やクラス,活動に参加できない場合,指 導者と教師はその人の必要を満たすためにどうしたら よいのか家族と相談するとよい。ステーク会長または ビショップは,障がいのある会員のための特別なクラス またはプログラムの組織を承認することができる(下 記の「特別クラスまたは特別プログラム,特別ユニット を組織する」を参照)。教会に出席できない人のために は,資料を印刷したり,レッスンや話を録音したりして 届けてもよい。

神権指導者は,適切な場合には,神権を持つ男性に 儀式に携わるよう奨励する。すでにバプテスマと確認 を受けていてふさわしい 12 歳以上の神権者および女 性は,神殿において死者のためにバプテスマや確認の 儀式を受けることができる。障がいのある会員が自身 の神殿儀式を受けることに関する指針は『手引き 第 1 部』3.3.3 に記載されている。

特別クラスまたは特別プログラム,特別ユニットを 組織する

障がいや特別な問題を抱えた会員に対しては,教会 のプログラムが組み込まれている養護施設に住んでい る場合を除き,所属ワードにおいて日曜日の集会に出席 することを奨励する。

ワード,複数のワード,ステーク,または複数のステー クの中に同様の障がいのある会員がいる場合,教会指 導者は彼らのために特別なミューチャルまたは初等協

会の特別なクラスもしくはプログラムを組織することが できる。また,教会指導者は特別日曜学校クラスその 他のクラスを組織することもできる。これらのクラスま たはプログラムは,その人の所属ワードのプログラムを 補足するものある。

複数のステークを対象とした特別クラスまたは特別 プログラムを組織するには,七十人会長会または地域 会長会の一員の承認が必要となる。これらの指導者は 代表ステーク会長を任命し,クラスまたはプログラムの 組織およびそれ以後の運営を,指定された期間,監督 させる。

複数のワードを対象とした特別クラスまたは特別プ ログラムを組織するには,ステーク会長会の承認が必 要となる。ステーク会長は代表ビショップを任命し,ク ラスまたはプログラムの組織およびそれ以後の運営を,

指定された期間,監督させる。

代表ステーク会長または代表ビショップは,参加して いるほかのステークのステーク会長またはほかのワード のビショップと協議して,これらのクラスまたはプログラ ムのための財政的な支援について方針を定める。交通 手段の手配については両親または世話をしている人の 責任とする。

複数のステークを対象とするクラスまたはプログラム を組織する場合,参加している各ステークの会長は一人 の高等評議員を任命して,参加希望者の登録,指導者 および教師の提供,代表ステーク会長により定められ た財政方針の管理運営についての調整を支援させるこ とができる。

特別クラスまたは特別プログラムにおいて働く会員 は,代表ステーク会長または代表ビショップによって,

あるいは彼らの指示の下で召され,任命される。これ らの指導者は,通常の教会の手順に従って召しの任命 と解任を行う。特別クラスまたは特別プログラムの指 導者と教師は,会員の活動や達成の情報を所属ワード の指導者に伝える。それらの記録は所属ワードにおい て保存し,表彰は所属ワードで行うことができる。

代表ステーク会長または代表ビショップから招かれ れば,特別クラスまたは特別プログラムの指導者はス テークまたはワードの指導者会に出席することができ る。また,クラスまたはプログラムの活動を計画するた めに,自分たちの集会を開いてもよい。

指導者は,教会教育システムに設置することのでき る,障がいのある会員のためのクラスについて知るため に,宗教教育セミナリー・インスティテュートの教育長 に問い合わせることができる。

21.教会の方針と指針の抜 粋

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21. 教会の方針と指針の抜粋

ろう者または聴覚障がいのある会員のためのワード または支部を創設することができる。または,ワードが 主体となって,指定された地域に住む,聴覚障がい者の グループを組織することができる。これを行うワードや 支部,グループは,聴覚障がいのある会員が奉仕や福 音の学習に十分参加できるよう助ける。このようなユ ニットを組織する際の指示については, 『手引き 第 1 部』9.1.4 および 9.1.10 に記載されている。

手話を使う会員とその家族は,次のいずれかのユ ニットに教会員記録を置くことができる。(1)所属ワード

(2)聴覚障がいのある会員を招待するよう指定された ワード(3)聴覚障がいのある会員のために組織された ワードまたは支部。

聴覚障がいのある会員のための通訳

聴覚障がいのある会員は,福音の原則や教義を学ぶ 際に意思疎通の障壁に直面する。手話を用いる人が,

教会の集会や神権の儀式,神殿活動,証を述べること,

面接,活動に十分に参加するには通訳者を必要とする。

聴覚障がいのある会員に対しては,自立をし,必要と する通訳サービスの調整について自分から神権指導者 に働きかけるように勧める。個人面接や教会宗紀評議 会など内密事項を扱う状況の準備段階で,神権指導者 は通訳者を用いるかどうかを決定するために本人と話 し合う。このような場合,指導者は(可能であれば)本 人の家族以外の通訳を探し,内密事項を口外しないよ う念を押すべきである。

十分な通訳者がいない場合,地元の指導者はその地 域で用いる手話を教えるクラスをワードまたはステーク で組織することができる。指導者は,ふさわしい会員 を召して手話クラスを教えてもらうことができる。この クラスの教師としては,聴覚障がい者であって,日常言 語として手話を用いている会員が最初に考慮されるべ きである。役に立つ資料としては,Dictionary of Sign Language Terms for The Church of Jesus Christ of Latter-day Saints(末日聖徒イエス・キリスト教会 のための手話用語辞典)がある(訳注 ―日本では,

日本語手話用に『手話用語辞典』〔35099 300〕が発行 されている)。

聖餐会,神権会,および面接では,ふさわしい会員の みが通訳を行う。神権会で通訳する神権者が見つから ない場合,管理役員は女性に通訳を依頼することがで きる。会員たちが通訳技術を伸ばすまでは,活動やほ とんどのその他の集会において教会員でない通訳者を ボランティアとして一時的に起用してもよい。

聴覚障がいを持つ人が儀式または祝福を受ける場 合,管理役員はその儀式または祝福の言葉の通訳を神

権者に依頼することができる。神権者が見つからない 場合,管理役員は女性に通訳を依頼することができる。

クラスまたは集会において,通訳者は教室や礼拝堂 の前にいるようにするべきであるが,壇上にいるべきで はない。また,通訳者は話者の横にいるようにして,視 覚的に人々の気を散らすことのないようにも配慮するべ きである。話者の口や意思・感情を伝える身ぶりを見 ることによって理解が高められるので,聴覚障がいの ある会員は通訳者が見えるとともに,話者や教師も視 界に入る位置に着席するべきである。十分な人数の通 訳者がいる場合は,疲労を避けるため,指導者は約 30 分ごとに交代するよう通訳者に要請する。

神権の儀式や面接の際,通訳者は儀式執行者や面 接を行っている人のすぐそばにいるべきである。

手話を用いない聴覚障がいのある会員が読唇を助け る通訳者を必要とする場合は,指導者は手話を用いる 通訳者を見つけるのと同じ手順に従う。

プライバシー

指導者は個人の必要について話し合う指導者会の 最中やその後では,障がいのある会員のプライバシー を尊重するべきである。

資料

障がいのある会員およびその家族,その世話をして いる人,指導者や教師のための資料は disabilities.lds.

org に掲載されている。このウェブサイトには,以下の 事柄が記されている。

. 1 ..障がいを持つ人が直面している問題について理解を

深めるのに役立つ情報。

. 2 ..具体的な障がいの項目と,よくある質問に対する答

え。

. 3 ..障がいのある会員やその家族にとって慰めとな

るような聖句や引用,有益な情報へのリンク。

. 4 ..障がいのある会員がイエス・キリストの福音に従っ

て生活し,教会で奉仕するために役立つ資料のリ スト。

障 が い の あ る 会 員 の た め の 資 料 は Church Materials Catalogおよび disabilities.lds.org に記載 されている。

障がいのある会員のための資料については以下に問 い合わせることができる。

Members.with.Disabilities.

50.East.North.Temple.Street.

Salt.Lake.City,.UT..84150-0024