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9. 扶助協会
扶助協会は神権組織を助ける補助組織である。す べての補助組織は,教会員が天の御父とイエス・キリ スト,回復された福音に対する証を増し加えるのを助 けるために存在する。補助組織の働きを通して,会員 は福音の原則に従って生活しようと努めるときに,教 えと励まし,支持を受ける。
9.1 扶助協会の概要 9.1.1 目的
扶助協会は,女性たちが信仰を深め,義にかなった 人格を築き,家族と家庭を強め,困っている人に手を差 し伸べるのを助けることにより,永遠の命の祝福に備え られるようにする。扶助協会は,日曜日の福音の教え,
扶助協会のその他の集会,家庭訪問,福祉と慈善奉仕 を通して,これらの目的を達成する。
9.1.2 歴史
預言者ジョセフ・スミスは 1842 年 3 月 17 日に扶 助協会を組織した。ジョセフ・スミスは,扶助協会が 組織された目的は,「貧しい人,困窮している人,やも めや孤児を助けることであり,あらゆる慈善を行うこ と」であると教えた(『歴代大管長の教え ―ジョセ フ・スミス』452)さらに,扶助協会は「貧しい人を 助けるだけでなく,人を救うために存在」すると教え た(『歴代大管長の教え ―ジョセフ・スミス』452
− 453)。今日,扶助協会の業の大部分は「教会の女 性会員すべての霊的な福祉と救いを図る」ことである
(『歴代大管長の教え ―ジョセフ・F・スミス』185 参照)。
扶助協会は「神によって作られ,神によって承認さ れ,神によって組織され,神によって聖任され」たもの であり(『歴代大管長の教え ―ジョセフ・F・スミ ス』184),神権指導者の指示の下で運営される。
9.1.3 モットーとシンボル
扶助協会のモットーは「愛はいつまでも絶えること がない」である( 1 コリント13:8)。この原則は扶助 協会のシンボルに表れている。
9.1.4 会員
教会のすべての成人女性は扶助協会の会員である。
若い女性は通常,18 歳の誕生日または誕生日を迎 えた翌年に扶助協会へ移行する。 19 歳になるまでに は,各若い女性が扶助協会に完全に参加するべきであ る。個人の証,成熟度,卒業,同年代の友人のもとに とどまりたいという要望,大学への出席などの個々の 事情により,18 歳の誕生日以前に扶助協会に移行した り,若い女性に残ったりすることができる。教会に活発 にとどまるうえで助けになる最良の道を選ぶために,そ れぞれの若い女性は両親やビショップと相談する。
若い女性の指導者と扶助協会の指導者は,若い女 性一人一人が扶助協会へ円滑に移行できるよう協力す る。
初等協会,若い女性,その他の召しを果たすために 日曜日の扶助協会集会に出席できない成人の姉妹た ちも,扶助協会の一員である。訪問教師が割り当てら れ,自らも訪問教師として奉仕する割り当てを受ける。
また,慈善奉仕をしたり,その他の扶助協会集会でクラ スを教えたりする割り当てを受けることもできる。ただ し,そのような割り当てが過度の負担となるようであっ てはならない。
18 歳未満の既婚女性も扶助協会の会員である。そ の他の例外については,10.12.4 を参照する。
信仰を異にする女性が扶助協会に出席する場合は,
温かく歓迎し,参加を促す。
9.2 ワード扶助協会指導者
本章は,個人,家族,家庭を強めるような方法で扶助 協会を管理運営することに焦点を置く。扶助協会指導 者は,指導に関する一般的な原則が概説された第 3 章 を頻繁に読み直す。これらの原則には,霊的な備え,
評議会への参加,周りの人に仕え,教え,導くこと,イエ ス・ キリストの福音を教えることが含まれる。
9.2.1 ビショップリック
ビショップと顧問は扶助協会に対する神権指導を行 う。
ビショップは扶助協会会長として奉仕する姉妹を召 し,任命する。また,ワード扶助協会会長会顧問,ワー ド扶助協会書記,扶助協会の召しを受けて奉仕するほ かの姉妹たちの召しと任命を監督する。ビショップは,
これらの姉妹の召しと任命を顧問に割り当てることが できる。
ビショップは定期的にワード扶助協会会長と会い,
扶助協会および福祉に関する問題について話し合う。
9.2.2 ワード扶助協会会長会
扶助協会会長会は一人の会長と二人の顧問によっ て構成される。会長会は姉妹たちとその家族を強め る取り組みにおける霊的な指導者である。会長会は ビショップリックの指示の下で働く。また,ステーク 扶助協会会長会からオリエンテーションと継続的な支 援を受ける。
ワード扶助協会会長
扶助協会会長には以下の責任がある。
ワード評議会の一員を務める。評議会の一員として,
信仰を築き,個人と家族を強める取り組みに参加する
(第 4 章参照)。
定期的にビショップと会い,扶助協会および福祉に 関する問題について報告し,話し合う。
ビショップの要請に応じて,会員の家庭を訪問し,福 祉の必要を判断し,どのように対応したらよいかを提 案する(9.6.1 参照)。扶助協会会長が不在の場合,ビ ショップは扶助協会会長会顧問に緊急の必要に対応す るよう割り当てることができる。
扶助協会の指導者や教師,その他の召しで奉仕する 姉妹たちをビショップリックに推薦する。この推薦を行 う際には,19.1.1 および 19.1.2 に記された指針に従う。
緊急時のワード扶助協会福祉活動を調整する。
本手引きを資料として用いて,ほかの扶助協会指導 者と教師にそれぞれの務めを教える。
ワード扶助協会の記録,報告,予算,財政を監督す る。扶助協会書記がこの責任を助ける。
ワード扶助協会会長と顧問
扶助協会会長と顧問は協力して以下の責任を果た す。会長はこれらの責任の幾つかを監督するよう顧問 に割り当てる。
家庭訪問を編成し監督する。
ワード内の慈善奉仕を監督する。
扶助協会における福音の学習と教授法を改善する取 り組みを監督する。この取り組みに際し,5.5.3 および
5.5.4. に記された原則に従う。
ビショップの指示の下で,福祉の必要に取り組む方 法を計画する( 9.6 および第 6 章参照)。
扶助協会集会を計画し,司会する。
扶助協会会長会集会を開く。
必要に応じて,扶助協会の姉妹たちを訪問する。
扶助協会会長は,ワード内のヤングシングルアダル トの姉妹たちを助ける扶助協会の働きを調整するよ う顧問の一人に割り当てる。ワードにヤングシングル アダルト委員会がある場合,この顧問が委員を務める
( 16.3.3 および 16.3.4 参照)。
9.2.3 ワード扶助協会書記
扶助協会書記には以下の責任がある。
会長と相談して会長会集会の議事予定案を準備す る。これらの集会に出席し,議事録を取り,割り当ての 進捗状況を確認・把握する。
毎月,家庭訪問の報告書を作成し,扶助協会会長が ビショップに提出できるようにする。ただし,家庭訪問 コーディネーターが作成を割り当てられている場合を除 く(9.5.4 参照)。少なくとも 4 半期に 1 度,出席情報を まとめ,扶助協会会長と一緒に検討し,ワード書記に 提出する。
扶助協会会長会が,扶助協会に入る若い女性を確実 に把握できるようにする。
年間予算案の作成や支出の管理において,扶助協会 会長会を助ける。
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9. 扶助協会
9.2.4 扶助協会教師
扶助協会教師は,扶助協会会長会の割り当てを受け てレッスンを教える。 5.5.4 に概説されている原則に従 う。
9.2.5 ワード扶助協会のその他の召し
本項目に挙げられた召しは提案である。ビショップ と扶助協会会長は,すべての職を埋める必要はないと 判断することもできるし,さらに召しが必要であると判 断することもできる。
家庭訪問コーディネーターと家庭訪問主任
女性の数が多いワードでは,扶助協会会長が家庭訪 問を調整するのを助け,家庭訪問が効果的に行われる ようにするために,一人の姉妹を召すことができる。ま た,家庭訪問主任は家庭訪問コーディネーターが情報 を集め,家庭訪問を調整するのを助けることができる。
家庭訪問コーディネーターは,訪問教師が行った訪 問やその他のコンタクトに関する報告を毎月受ける。
家庭訪問に関する月例報告書の作成を助ける割り当て を受けることもできる(9.5.4 参照)。
慈善奉仕コーディネーターと補佐
扶助協会会長会が慈善奉仕の必要を察知し,調整 するのを助けるために,一人の姉妹を召すことができ る。また,補佐を召すこともできる。
扶助協会集会コーディネーターと委員会
扶助協会会長会が日曜日以外に開かれる扶助協会 集会の計画を調整するのを助けるために,一人の姉妹 を召すことができる。これらの集会には,奉仕,クラ ス,プロジェクト,大会,ワークショップなどが含まれ る。扶助協会会長会はコーディネーターを助ける委員 会の委員を召すよう要請することができる。委員たち に特定の責任分野を与えることができる。
扶助協会書記補佐
書記がその責任を果たすのを助けるために,一人の書 記補佐を召すことができる。
ヤングシングルアダルトの姉妹たちのアドバイザー ヤングシングルアダルトの姉妹たちのアドバイザー は,ヤングシングルアダルト担当扶助協会顧問の指示 の下で働く。顧問とアドバイザーはヤングシングルアダ ルトの姉妹たちを見守り,強める。
アドバイザーには以下の責任をどれでも与えることが できる ―
ヤングシングルアダルトの姉妹の家庭訪問の同僚を 務める。
ヤングシングルアダルトの活動を助ける。
ヤングシングルアダルトの姉妹たちがインスティ テュートのクラスやその他の宗教クラスに参加するよう 励ます。
ヤングシングルアダルト委員会のあるワードでは,そ の委員を務める( 16.3.4 参照)。
ワードにヤングシングルアダルトの姉妹を対象とした 扶助協会クラスがある場合は,そのクラスに出席する。
委員会
扶助協会会長会は,個人や家族,家庭を強める,ヤ ングシングルアダルトの姉妹たちを見守る,福祉,緊急 時の備え,神殿と家族歴史活動,伝道活動,改宗者の 定着,活発化などの継続的な働きを遂行するために,
委員会を設けることができる。委員会の指導者たちは 扶助協会会長または担当顧問に報告する。委員たち に特定の責任分野を与えることができる。
必須ではないが,扶助協会の業を達成し,いっそう 多くの姉妹に奉仕の機会を与えるのに役立つ場合に は,委員会を設けることができる。
短期間の必要を満たすために臨時の委員会を設け てもよい。そのような委員会の姉妹たちには,召しと 任命は必要ない。長期的な委員会で指導する,または 奉仕する姉妹たちは,ビショップリックの一員によって 召され,任命される。
音楽指導者とピアニスト
適切な音楽は扶助協会の集会に御霊を招くのに役 立つ。扶助協会会長会は,扶助協会の集会で音楽指 導者およびピアニストとして奉仕する姉妹たちを推薦 することができる。
9.3 指導者会
9.3.1 ワード評議会集会
扶助協会会長はワード評議会の一員として働く(第 4 章参照)。
必要に応じて,ビショップは特定のワード神権役員 会集会に出席するよう扶助協会会長を招待し,福祉に 関する内密の問題について話し合い,ホームティーチン