第4章 事業環境の実態 〜進出企業等による評価〜
V. 生活環境
・ ハノイの生活環境は、ここ数年で飛躍的に改善した。ただし、湿度が高く暑い気候(ホ ーチミンの方が過ごしやすい)、乏しい娯楽などについては一部不満が聞かれた。
・ ハイフォンは、ハノイと比較すると生活環境は不便が少なくないとの評価である。ハノ イからハイフォンへは通勤時間がかかるので、ハイフォンに進出した場合は、(帯同家族 はハノイに住むとしても)ハイフォンに住む必要に迫られるだろう。
1.ハノイ (1) 治安・一般
・ 治安は良いが、街灯が少ない歩道もあるので夜間外出時は注意を怠 らないようにする。そのほか、衛生面、交通事故などの問題がある。
・ 首都といっても、街中ではあまり英語は通じない。
(2) 住宅
・ ベトナムの駐在員は、一般的に単身赴任者が多いが、ハノイは比較
トの需給は逼迫しており、価格上昇が著しい。
・ 日本の新聞はOCSでシンガポールの衛星版を購読可能。
・ テレビはNHK の衛星放送の受信が可能。ホテルなどでは中国系や韓国系のドラマの方 が多く放送されている。
(3) 買い物、食事、娯楽
・ ハノイにはユニマート(旧・西友)があり、日本食材の購入できる。そのほか、フラン
ス系のBig C、ドイツ系のMetro、地場系のG7といったスーパーマーケットがある。
このほか、中心部にVincom Trade Centerという大きな百貨店がある。
・ 日本食レストランは、約 1年前はハノイに 10 件程度しかなかったが、その後急増し、
現在は数十件に上るという。ケンタッキーはあるが、マクドナルドはまだない。
・ 娯楽はテニス、ボーリング、カラオケ(ただし曲目は古い)など。ハノイ近辺にゴルフ 場は6箇所ほどある。
↑ ドンズアン市場の帽子売り場
高級ショッピング・センター →
(4) 学校、医療
・ ハノイには日本人学校があり、生徒数は小・中等部あわせて194名(2007年4月)。ま た、インターナショナル・スクールもある。主な学校の連絡先は以下の通り。
ハノイ日本人学校(Japanese School of Hanoi)
住所:c/o University of Transport and Communication, Cau Giay Street, Dong Da District, Hanoi
電話:+84 (4) 766-9365, FAX:+84 (4) 766-9366 対象:小学生及び中学生
URL:http://www.govn.net/jschool/
国連インターナショナル・スクール(United Nations International School of Hanoi)
住所:Phu Thuong Ward, Tay Ho District, , Hanoi(GPO Box 313, Hanoi)
電話:+84 (4) 758-1551, FAX:+84 (4) 758-1542
対象:4歳〜17歳(中学生以上の途中転入は相応の英語力必要)
URL:http://www.unishanoi.org/
ハノイ・インターナショナル・スクール(Hanoi International School)
住所:48 Lieu Giai Street, Ba Dinh District, Hanoi 電話:+84 (4) 832-7379, FAX:+84 (4) 832-7535 対象:3歳〜18歳
URL:http://www.hisvietnam.com/
・ 在ベトナム日本大使館ホームページで紹介されている、在留邦人を含め外国人がよく利 用しているハノイの外資系医療機関は次の通り。下記の病院では、殆どの保険がキャッ シュレスで利用可能。
Hanoi French Hospital
住所:1Phuong Mai Str., Dong Da District, Hanoi (ハノイCau Giay Districtに分院あり)
http://www.hfh.com.vn/ (リニューアル中)
電話番号:04-577-1100 日本語専用デスクは04-576-0508
概要:フランス資本による私立総合病院(内科、外科、小児科、産婦人科、皮膚科、耳鼻 咽喉科、眼科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科、形成外科、精神科、リウマチ科、
歯科など)
日本人スタッフ:カスタマーサービス2名(本院のみ)
Family Medical Practice Hanoi
住所:298 I Kim Ma Str., Ba Dinh District, Hanoi http://www.vietnammedicalpractice.com/ (英)
電話:04-843-0748(24時間)
概要:外資系リニック。総合診療科、内科、小児科、産婦人科(分娩不可だがフレンチホ スピタルとの連係有り)、臨床心理、理学療法、歯科および専門科
日本人スタッフ:看護師1名、カスタマーサービス1名
SOS International Hanoi Clinic
住所:31 Hai Ba Trung Str., Hoan Kiem District, Hanoi
http://www.internationalsos.com/en/asiapacificregion_vietnam.htm (英)
電話番号:04-826-4545 (24時間救急:04-934-0555)
(5) ベトナム日本商工会(The Japan Business Association in Vietnam)
・ 会員企業:246社(2007年4月)
・ ハノイ在留邦人(登録ベース)は1,050人。ただし実際には2,000人程度。なお、ベト ナムでは結社の自由がないため日本人会はない。
・ ベトナム日本商工会の連絡先は次の通り。
住所:Room 305, 63 Ly Thai To Str., Hanoi 電話:04-934-3570 FAX:04-934-3571 E-mail:[email protected]
URL:http://www.jbav-hanoi.com
図表 4-3 ハノイ市内地図
<ハノイ市西側> <ハノイ市東側>
(出所)グリーンホリデーホームページより (http://www.greenholiday.com.sg/vnm/map-3.html)
2.ハイフォン (1) 治安・一般
・ 治安は良く、一人でタクシーに乗っても問題はない。
(2) 住宅
・ サンフラワービレッジ(韓国LG系)のほか、ハイフ ォンタワーなどがある。7割の外国人がサービスアパ ートに居住している。価格は 2 ベッドルームで最も 安い部屋で月 1500ドル。ハノイに比べると安いが、
ファシリティー面では改善の余地がある。
・ そのほかの駐在員はホテル住まいをしている。4ツ 星のハーバービューホテル、3つ星のヒュンギホテ ルのレジデンスエリア、チャイホテルなどがある。
・ ハイフォンでは家族帯同者は少ない。通学の都合で帯同家族はハノイに居住し、駐在員 のみハイフォンに単身赴任するケースもある。道路事情の改善により、ハノイからの通 勤も可能になってきたが、毎日、長距離の移動を安全面から考えて、ハイフォン勤務の 場合はハイフォンに居住するのが一般的のようだ。
(3) 買い物、食事、娯楽
・ ドイツ系のスーパーマーケットのメトロ、地場系のビッグCがある。2007年1月には、
マレーシア系の百貨店、パークソンTD プラザがオープンした。ハイフォンで手に入る 日本食材は簡単な乾物等が中心である。
・ 生鮮食品は市場で購入する必要があるが、外国人が自分で購入するのは困難なため、メ イドに買ってきてもらうなどの工夫が必要。
・ 日本食レストランは数件ある。サンフラワー(サービスアパート)の中に和食を出す店 があるほか、野村ハイフォン工業団地の入口にラーメン店がある。
(4) 学校、医療
・ ハイフォン総合病院(Viet-Tiep General Hospital Haiphong)があり、応急処置であれ ばハイフォンでも対応可能だが、歯科あるいは重い病気はハイフォンでの治療は難しく、
ハノイに行く必要がある。
・ 娯楽はやや乏しい。ハノイ、ハイフォンの間にゴルフ場が1ヵ所ある。家族連れであれ ば、週末ハノイに行ってホテルに泊まり、和食を食べることが娯楽という意見もある。
ハーバービューホテル(ホームページより)