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環境構築時の注意 (Oracle Database 10g R2/11g R1 の場合 )

ドキュメント内 導入運用手引書 (ページ 82-86)

第2章 環境設定

2.4 参考

2.4.2 Oracle ASM ( Automatic Storage Management )を使用する場合

2.4.2.1 環境構築時の注意 (Oracle Database 10g R2/11g R1 の場合 )

Oracle Database 10g R2/11g R1のOracle ASMをスタンバイ運用で使用する場合の注意事項は以下の通りです。

Oracle ASM インスタンスとデータベースの作成・設定

・ 運用ノード

Oracle ASM インスタンスとデータベースの作成は運用ノード上からのみ行い、待機ノードでは、運用ノードから作成した共用ディ スク上のデータベースを動作させる設定のみ行います。

注意

- Oracle ASMインスタンス作成時、Oracle ASMインスタンス名の先頭に「+」がつくように設定してください。(デフォルトでは“+ASM”

となります)

複数のOracle ASMインスタンスを作成する場合、Oracle ASMインスタンス名には異なるOracle ASMインスタンス名を設定して ください。

- 1台のサーバに複数の ORACLE_HOME を作成している場合 (複数の Oracle Database ソフトウェアをインストールしている場

合) 、Oracle インスタンス名には異なる Oracle インスタンス名を設定してください。

- 1つの userApplication 内で Oracle ASM インスタンスとデータベースの関係が 1:1 もしくは、1:n になるように、Oracle ASM イ ンスタンスとデータベースを作成してください。

- Oracle ASM インスタンス:データベース = 1:1

- Oracle ASM インスタンス:データベース = 1:n

下図は、Oracle ASM インスタンス:データベース = 1:2 の例です。

- 相互待機や N:1 運用待機で使用する場合、各 userApplication ごとに Oracle ASM インスタンスとデータベースの関係が 1:1 もしくは、1:n になるよう、Oracle ASM インスタンスとデータベースを作成してください。

- 相互待機

下図は、Oracle ASM インスタンス:データベース = 1:1 の userApplication を 2 つ作成した例です。

- N:1 運用待機

下図は、Oracle ASM インスタンス:データベース = 1:2 の userApplication を 2 つ作成した例です。

参照

Oracle ASM インスタンス、データベースの作成は、Oracle Database のマニュアルを参照してください。

・ 待機ノード

Oracle ASM インスタンス、データベースを作成した運用側と同一の構成になるように、ディレクトリの作成やファイルのコピー、リン

クの設定を行ってください。

- $ORACLE_HOME/dbs 配下

- $ORACLE_BASE/admin/$ORACLE_SID 配下

- $ORACLE_BASE/admin/[ Oracle ASMインスタンス名] 配下

- $ORACLE_BASE/diag/asm (Oracle 11g の場合)

上記で作成したディレクトリとファイルのアクセス権限を運用系と同一にしてください。

アーカイブログ出力先等の設定を運用ノードで行った場合は、待機ノードでも同一の設定を行ってください。

CSS(Cluster Synchronization Services)デーモンの設定・起動を行ってください。運用側はデータベース作成時に設定・起動されま すが、待機側は手動で設定・起動させておく必要があります。

注意

/opt/FJSVclora/sbin/cloracpy コマンドを使って運用ノードの必要なファイルをtar形式にバックアップする場合、Oracle ASM インス タンスの定義情報はバックアップされません。以下のファイルはtar 等を用いて手動でコピーしてください。

- $ORACLE_BASE/admin/[ Oracle ASMインスタンス名] 配下

Oracle ASM 初期化パラメータの確認

Oracle ASM インスタンスの初期化パラメータ “ASM_DISKGROUPS” に、Oracle データベースを作成したディスクグループ名が設定 されていることを確認してください。

参照

Oracle ASM インスタンスの初期化パラメータについては、Oracle Database のマニュアルを参照してください。

userApplication の作成

userApplication 作成時は、Oracle インスタンスリソースと同様に Oracle ASM インスタンスリソースを作成してください。Oracle ASM イ ンスタンスリソースと、その Oracle ASM インスタンスリソースに関連する Oracle インスタンスリソースは、同じ Oracle リソースに登録して ください。

次の画面は、Oracle ASM インスタンスリソース“+ASM”と、その Oracle ASM インスタンスリソースに関連する Oracle インスタンスリソー ス“db1”をOracle リソース“Oracle1”に登録した例です。

参考

・ Oracle ASM インスタンスをリソース登録する場合の手順については、「2.2.7.2 Oracle リソースの作成」の手順“3”を参照してくださ

い。

・ Oracle ASM インスタンスリソースのフラグ設定値には、NullDetector 属性のみが自動設定されます。この値を変更することはでき

ません。

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