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スタンバイ運用における Oracle リソースの起動、停止

ドキュメント内 導入運用手引書 (ページ 91-94)

第3章 運用

3.1 クラスタ環境における Oracle データベースの制御

3.1.1 スタンバイ運用の場合

3.1.1.1 スタンバイ運用における Oracle リソースの起動、停止

Oracle インスタンスの起動

Oracle インスタンスの起動処理は以下のようになります。

1. su - <Oracle ユーザー>

2. sqlplus /nolog 3. connect / as sysdba

4. startup nomount または startup mount

5. alter database mount (4 で startup nomount を行ったとき) 6. alter database open

7. alter pluggable database all open (Oracleインスタンスリソースの設定で“PDBを使用”をyesにした場合)

Oracle Data Guard、Oracle Active Data Guard環境では、CDBがOPEN状態(PDBが起動可能な状態)で起動された場合に実行 されます。Oracle Data Guard、Oracle Active Data Guard環境でのCDBとPDBの起動については、“G.1 機能概要” 「CDBとPDB の起動・停止」を参照してください。

・ 初期化パラメータ・ファイル/サーバー・パラメータ・ファイルの配置

PRIMECLUSTER Wizard for Oracle による Oracle インスタンスの起動では、デフォルトの配置先の初期化パラメータ・ファイルが 使用されますので、以下のデフォルトのパスに初期化パラメータ・ファイルを配置 (またはシンボリックリンク) してください。

<$ORACLE_HOME>/dbs/init<$ORACLE_SID>.ora

サーバー・パラメータ・ファイルは動的に変更される資源のため、共用ディスク装置に配置する必要があります。サーバー・パラメー タ・ファイルを使用する場合は、“2.2.6 データベースの作成・設定”の例に従って、サーバー・パラメータ・ファイルのパスを初期化 パラメータ・ファイルに記述してください。

初期化パラメータ・ファイルを使用する場合は、運用・待機ノードで同一の設定とすることを推奨します。

・ リカバリー処理

PRIMECLUSTER Wizard for Oracle は、Oracle インスタンスのリカバリーを行い Oracle インスタンスを起動する場合があります。

1. V$BACKUP 表内に ACTIVE な表領域がある場合

2. V$RECOVER_FILE 表内に、リカバリーが必要なファイルがある場合

・ DBA の認証

PRIMECLUSTER Wizard for Oracle は、Oracle インスタンス、データベースの起動/停止を行う際に SYSDBA システム権限で接 続しますが、このときオペレーティング・システム認証によるローカル接続を行います。

Oracle インスタンスの停止

Oracle インスタンスの停止処理は以下のようになります。

・ オペレーターによる userApplication の手動停止や手動切替えに伴う停止の場合の停止手順は以下のようになります。

1. su - <Oracle ユーザー>

2. sqlplus /nolog 3. connect / as sysdba

4. shutdown <immediate / abort / transactional> (StopModeStop で設定) デフォルト : immediate

5. 4.で Oracle インスタンスが停止しない場合、shutdown abort (4.で、abort 以外の場合)

6. 5.で Oracle インスタンスが停止しない場合、バックグラウンド・プロセスに SIGKILL を送信して強制停止

・ リソース異常 (Oracle リソース以外のリソース異常も含む) に伴う停止の場合以下のような手順になります。

1. su - <Oracle ユーザー>

2. sqlplus /nolog 3. connect / as sysdba

4. shutdown <immediate / abort> (StopModeFail で設定) デフォルト : abort

5. 4.で Oracle インスタンスが停止しない場合、shutdown abort (4.で、abort 以外の場合)

6. 4.または 5.で Oracle インスタンスが停止しない場合、バックグラウンド・プロセスに SIGKILL を送信して強制停止

Oracleインスタンスリソースの設定で“PDBを使用”をyesにした場合も、PDBの停止は行いません。CDBを停止することにより、CDB上

で動作しているPDBが停止します。

リスナーの起動

リスナーの起動処理は以下のようになります。

1. su - <Oracle ユーザー>

2. lsnrctl start <ListenerName>

3. リスナープロセスが存在することを確認 リスナーの停止

リスナーの停止処理は以下のようになります。

1. su - <Oracle ユーザー>

2. lsnrctl stop <ListenerName>

3. リスナープロセスが存在しないことを確認

4. 3.でリスナープロセスが存在する場合、SIGKILL を送信して強制停止

Oracle ASM インスタンスの起動

Oracle ASM インスタンスの起動処理は以下のようになります。

・ Oracle Database 10g R2/11g R1/11g R2/12c R1(12.1.0.1)の場合 1. su - <Oracle ユーザー>

2. sqlplus /nolog

3. connect / as sysdba (Oracle Database 11g 以降は connect / as sysasm)

・ Oracle Database 12c R1 PSR12.1.0.2以降の場合 1. su - <Oracle ユーザー>

2. Oracle Restartが起動していることを確認 3. srvctl enable asm

4. srvctl start asm 5. srvctl disable asm Oracle ASM インスタンスの停止

Oracle ASM インスタンスの停止処理は以下のようになります。

・ Oracle Database 10g R2/11g R1/11g R2/12c R1(12.1.0.1)の場合

- オペレーターによる userApplication の手動停止や手動切替えに伴う停止の場合 1. su - <Oracle ユーザー>

2. sqlplus /nolog

3. connect / as sysdba (Oracle Database 11g 以降は connect / as sysasm) 4. shutdown <immediate/abort/transactional> (StopModeStop で設定)

デフォルト : immediate

5. “4”で Oracle ASM が停止しない場合、shutdown abort (“4”で、abort 以外の場合)

6. “4”または“5”で Oracle ASM が停止しない場合、バックグラウンド・プロセスに SIGKILL を送信して強制停止

- リソース異常 (Oracle ASM 以外のリソース異常も含む) に伴う停止の場合 1. su - <Oracle ユーザー>

2. sqlplus /nolog

3. connect / as sysdba (Oracle Database 11g 以降は connect / as sysasm) 4. shutdown <immediate/abort> (StopModeFail で設定)

デフォルト : abort

5. “4”で Oracle ASM が停止しない場合、shutdown abort (“4”で、abort 以外の場合)

6. 4”または“5”で Oracle ASM が停止しない場合、バックグラウンド・プロセスに SIGKILL を送信して強制停止

・ Oracle Database 12c R1 PSR12.1.0.2以降の場合

- オペレーターによる userApplication の手動停止や手動切替えに伴う停止の場合 1. su - <Oracle ユーザー>

2. srvctl stop asm -stopoption <immediate/abort/transactional(StopModeStop で設定)> -force デフォルト : immediate

3. “2”で Oracle ASM が停止しない場合、以下を実行(“2”で、abort 以外の場合) sqlplus /nolog

connect / as sysdba (Oracle Database 11g 以降は connect / as sysasm) shutdown abort

4. 2”または“3”で Oracle ASM が停止しない場合、バックグラウンド・プロセスに SIGKILL を送信して強制停止

- リソース異常 (Oracle ASM 以外のリソース異常も含む) に伴う停止の場合 1. su - <Oracle ユーザー>

2. srvctl stop asm -stopoption <immediate/abort(StopModeFail で設定)> -force デフォルト : abort

3. “2”で Oracle ASM が停止しない場合、以下を実行(“2”で、abort 以外の場合) sqlplus /nolog

connect / as sysdba (Oracle Database 11g 以降は connect / as sysasm) shutdown abort

4. “2”または“3”で Oracle ASM が停止しない場合、バックグラウンド・プロセスに SIGKILL を送信して強制停止

ドキュメント内 導入運用手引書 (ページ 91-94)