5 I/Oモジュール
5.2 CANopen用プロセスデータ構造
5.2.5 特殊モジュール
各々のモジュールでは、データバイトの他に制御/ステータスバイトもまたプロセスイメージ にマッピングされます。制御/ステータスバイトは、上位の制御システムとモジュールが双方 向のデータ交換をするのに必要となります。制御バイトは制御システムからモジュールに、
ステータスバイトはモジュールから制御システムに送信されます。例えばこれにより、制御 バイトでカウンタを設定するとか、またはステータスバイトで測定範囲の超過や過小を表示 することなどができます。
詳細情報
特定のモジュールの制御/ステータスバイトの構造に関する詳細は「I/Oモジュール取扱い説 明書」をご覧ください。I/O モジュールの詳細に関しては、以下の WEB サイトから入手可 能です。
http://www.wago.co.jp/io/11_download_Japanese.htm
カウンタモジュール
750-404、(および/000-005以外の全ての枝番)、
753-404、(および枝番/000-003)
上記のカウンタモジュールは、入力および出力プロセスイメージの両方に各々5 バイト(カ ウンタデータ用4バイトおよび制御/ステータス用1バイト)のユーザデータがあります。カ ウンタ値は 32 ビットで構成されます。次の表は入力および出力プロセスイメージを表して おり、全部で6バイトが各プロセスイメージにマッピングされます。
I/O
CANopen用プロセスデータ構造
入力プロセスイメージ サブイン
デックス オフセット バイト名 意味
0 S ステータスバイト
1 - 未使用
2 D0 3 D1 4 D2 n
5 D3
カウンタ値
このモジュールは1x6バイトで表されますので、6バイト特殊モジュール入力用にオブジェ クト 0x3200が使用されます。従って各モジュールに対して、1 個のサブインデックスを占 有します。
出力プロセスイメージ サブイン
デックス オフセット バイト名 意味
0 C 制御バイト
1 - 未使用
2 D0 3 D1 4 D2 n
5 D3
カウンタ設定値
このモジュールは1x6バイトで表されますので、6バイト特殊モジュール出力用にオブジェ クト 0x3300が使用されます。従って各モジュールに対して、1 個のサブインデックスを占 有します。
750-404 /000-005
上記のカウンタモジュールは、入力および出力プロセスイメージの両方に各々5 バイト(カ ウンタデータ用4バイトおよび制御/ステータス用1バイト)のユーザデータがあります。カ ウンタ値は 16 ビットで構成されます。次の表は入力および出力プロセスイメージを表して おり、全部で6バイトが各プロセスイメージにマッピングされます。
入力プロセスイメージ サブイン
デックス オフセット バイト名 意味
0 S ステータスバイト
1 - 未使用
2 D0 3 D1
カウンタ値、カウンタ1 4 D2
n
5 D3 カウンタ値、カウンタ2
I/O 169 CANopen用プロセスデータ構造
このモジュールは1x6バイトで表されますので、6バイト特殊モジュール入力用にオブジェ クト 0x3200が使用されます。従って各モジュールに対して、1 個のサブインデックスを占 有します。
出力プロセスイメージ サブイン
デックス オフセット バイト名 意味
0 C 制御バイト
1 - 未使用
2 D0 3 D1
カウンタ設定値、カウンタ1 4 D2
n
5 D3 カウンタ設定値、カウンタ2
このモジュールは1x6バイトで表されますので、6バイト特殊モジュール出力用にオブジェ クト 0x3300が使用されます。従って各モジュールに対して、1 個のサブインデックスを占 有します。
750-638, 753-638
上記のカウンタモジュールは、入力および出力プロセスイメージの両方に各々6 バイト(カ ウンタデータ用4バイトおよび制御/ステータス用2バイト)のユーザデータがあります。2 つのカウンタ値は各々16ビットで構成されます。次の表は入力および出力プロセスイメージ を表しており、全部で6バイトが各プロセスイメージにマッピングされます。
入力プロセスイメージ サブイン
デックス オフセット バイト名 意味
0 S0 ステータスバイト、カウンタ1
1 D0
n カウンタ値、カウンタ1
2 D1
3 S1 ステータスバイト、カウンタ2
4 D2 n+1
5 D3
カウンタ値、カウンタ2
このモジュールは2x3バイトで表されますので、3バイト特殊モジュール入力用にオブジェ クト 0x2600が使用されます。従って各モジュールに対して、1 個のサブインデックスを占 有します。
I/O
CANopen用プロセスデータ構造
出力プロセスイメージ サブイン
デックス オフセット バイト名 意味
0 C0 制御バイト、カウンタ1
1 D0 n
2 D1
カウンタ設定値、カウンタ1
3 C1 制御バイト、カウンタ2
4 D2 n+1
5 D3
カウンタ設定値、カウンタ2
このモジュールは2x3バイトで表されますので、3バイト特殊モジュール出力用にオブジェ クト 0x2700が使用されます。従って各モジュールに対して、1 個のサブインデックスを占 有します。
上記のパルス幅出力モジュールは、入力および出力プロセスイメージの両方に合計6バイト
(チャンネルデータ用4バイトおよび制御/ステータス用2バイト)のユーザデータがありま す。2つのチャンネル値は各々16ビットで構成されます。各チャンネルにはチャンネル毎の 制御/ステータスバイトがあります。次の表は入力および出力プロセスイメージを表しており、
全部で6バイトが各プロセスイメージにマッピングされます。
パルス幅出力モジュール 750-511、(および全ての枝番)
入力および出力プロセスイメージ サブイン
デックス オフセット バイト名 意味
0 C0/S0 制御/ステータスバイト、チャンネル1
1 D0 n
D1
データ値、チャンネル1 2
3 C1/S1 制御/ステータスバイト、チャンネル2
4 D2 n+1
5 D3
データ値、チャンネル2
このモジュールは2x3バイトで表されますので、3バイト特殊モジュール入力用にオブジェ クト0x2600が、また3バイト特殊モジュール出力用にオブジェクト0x2700が使用されま す。従って各モジュールに対して、1個のサブインデックスを占有します。
シリアルインタフェースモジュール、代替データフォーマット付
750-650、(および全ての枝番/000-002, -004, -006, -009, -010, -011, -012, -013)
750-651、(および全ての枝番/000-002, -003)
750-653、(および全ての枝番/000-002, -007)
I/O 171 CANopen用プロセスデータ構造
メモ
シリアルインタフェースモジュールの中で、自由にパラメータが設定できる枝番/003-000 付のものは、目的とする操作モードを設定することができます。このモードに基づいて、
モジュールのプロセスイメージは対応した枝番のものと同じです。
上記の代替データフォーマット付シリアルインタフェースモジュールは、入力および出力プ ロセスイメージの両方に合計4バイトのユーザデータ(シリアルデータ用3バイトおよび制 御/ステータス用1バイト)があります。次の表は入力および出力プロセスイメージを表して おり、全部で4バイトが各プロセスイメージにマッピングされます
入力および出力プロセスイメージ サブイン
デックス オフセット バイト名 意味
0 C/S 制御/ステータスバイト
n
1 D0 2 D1 n+1
3 D2
データバイト
このモジュールは2x2バイトで表されますので、2バイト特殊モジュール入力用にオブジェ クト0x6401(0x2400も可)が、また2バイト特殊モジュール出力用にオブジェクト0x6411
(0x2500も可)が使用されます。従って各モジュールに対して、1個のサブインデックスを 占有します。
シリアルインタフェースモジュール、標準データフォーマット付 750-650/000-001, -014, -015, -016
750-651/000-001 750-653/000-001, -006
上記の標準データフォーマット付シリアルインタフェースモジュールは、入力および出力プ ロセスイメージの両方に合計6バイトのユーザデータ(シリアルデータ用5バイトおよび制 御/ステータス用1バイト)があります。次の表は入力および出力プロセスイメージを表して おり、全部で6バイトが各プロセスイメージにマッピングされます
入力および出力プロセスイメージ サブイン
デックス オフセット バイト名 意味
0 C/S 制御/ステータスバイト
1 D0 2 D1 3 D2 4 D3 n
5 D4
データバイト
このモジュールは1x6バイトで表されますので、6バイト特殊モジュール入力用にオブジェ クト0x3200が、また6バイト特殊モジュール出力用にオブジェクト0x3300が使用されま す。従って各モジュールに対して、1個のサブインデックスを占有します。
I/O
CANopen用プロセスデータ構造
データ交換モジュール
750-654、(および枝番/000-001)
データ交換モジュールは、入力および出力プロセスイメージの両方に合計4バイトのユーザ データがあります。次の表は入力および出力プロセスイメージを表しており、全部で4バイ トが各プロセスイメージにマッピングされます
入力および出力プロセスイメージ サブイン
デックス オフセット バイト名 意味 0 D0
n
1 D1 2 D2 n+1
3 D3
データバイト
このモジュールは2x2バイトで表されますので、2バイト特殊モジュール入力用にオブジェ クト0x6401(0x2400も可)が、また2バイト特殊モジュール出力用にオブジェクト0x6411
(0x2500も可)が使用されます。従って各モジュールに対して、2個のサブインデックスを 占有します。
SSIトランスミッタインタフェースモジュール、代替データフォーマット付 750-630、(および枝番/000-001, -002, -006, -008, -009, -011, -012, -013) メモ
SSIトランスミッタインタフェースモジュールの中で自由にパラメータが設定できる枝番
/003-000付のものは、目的の操作モードを設定することができます。このモードに基づい
て、モジュールのプロセスイメージは対応した枝番のものと同じです。
上記の代替データフォーマット付SSIトランスミッタインタフェースモジュールは、入力プ ロセスイメージに合計4バイトのユーザデータがあります。次の表は入力プロセスイメージ を表しており、全部で4バイトがプロセスイメージにマッピングされます
入力プロセスイメージ サブイン
デックス オフセット バイト名 意味
0 D0 n
1 D1 2 D2 n+1
3 D3
データバイト
このモジュールは2x2バイトで表されますので、2バイト特殊モジュール入力用にオブジェ クト0x6401(0x2400も可)が使用されます。従って各モジュールに対して、2個のサブイ ンデックスを占有します。