第 3 章 実施責任
第 7 節 災害支援活動への理解と参加
災害時におけるボランティアや NPO 等による支援活動は、被災した市民の生活の安定と再建 に重要な役割を果たします。
市民等は、災害時のボランティアや NPO 等の活動や、市(区)災害ボランティアセンターの 役割等について理解を深めるとともに、積極的に支援活動に参加します。
1. 仙台市社会福祉協議会等の活動 (1) 仙台市社会福祉協議会
仙台市社会福祉協議会は、平常時には、ボランティアに関する相談、紹介、あっせん及び 情報提供を行うとともに、ボランティアの育成や参加促進のため、パンフレット等による啓 発や各種研修会の開催等を行っています。また、災害時の円滑な活動のため、災害ボランティ アセンター運営スタッフとの連絡調整や近隣市町村の社会福祉協議会との連携を図っていま す。
災害時には、市(区)災害ボランティアセンターを中心にボランティア活動の調整を行うと ともに、活動に関する指導・助言等を行います。
ア 市(区)災害ボランティアセンターの設置・運営
災害発生時に、災害ボランティアの受入れや被災者支援ニーズの総合的把握、ボランティ ア関連情報の受発信、行政との連絡調整などのコーディネートを行う災害ボランティアセン ターを設置・運営します。
イ 災害ボランティアセンター運営スタッフの養成
災害ボランティアの活動が円滑かつ効果的に行われるためには、被災者・地域住民・行政 機関とボランティア間の調整や支援ニーズの把握など、コーディネート力を有する運営ス タッフの存在が重要となります。仙台市社会福祉協議会は、仙台市や関係団体等との連携・
協力により、災害ボランティアセンター運営スタッフの養成を進めています。
(2) 日本赤十字社宮城県支部
日本赤十字社宮城県支部は、日頃から赤十字奉仕団員や赤十字個人ボランティア等に対し、
研修・訓練等を通じ、災害ボランティア活動への組織的な活動を促し、災害ボランティア活 動の中心的な役割を担える体制を整えています。
また、災害発生時には、被災者の応急救護や復旧等のため、奉仕団員等の能力、労力、時 間等を考慮し、個人又は各団体の技能・特色を活かした支援活動を積極的に行います。
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【参 考】災害ボランティアの種類
災害ボランティアには、以下のような種類があります。
1. 職能による区分
一般ボランティア 専門知識・技術や経験、年齢性別に関係なく、労力・物資・場 所・情報等を提供するボランティア
専門ボランティア 手話奉仕員やガイドヘルパー、被災建築物の応急危険度判定士 など専門的な知識や技能を活用するボランティア
2. 所属による区分
個人ボランティア 組織や団体に属さず、個人として活動するボランティア 団体ボランティア NPO や NGO、企業及び宗教団体等、組織や団体に属し、自ら
の行動規範で活動するボランティア 後方支援
資金・資機材の提供
直接被災地で活動する支援ではなく、被災地外で行う支援活動 や資金・資機材等の支援を行う活動
2. 専門ボランティア活動
災害時には、医療救護活動など職能団体による支援活動や、障害者支援、通訳などの専門的支 援も重要な役割を果たします。
【参 考】市の取り組み
市では、専門的支援活動をサポートするため、次のようなことを行っています。
1. 仙台市災害時言語ボランティアの登録・育成
日本語が不自由なために災害情報を十分に得にくい外国人に対して通訳等を行う ボランティアの登録を進め、研修会の開催や必要な情報提供に努めています。
2. 障害者災害時ボランティア活動への支援
聴覚障害者に対する情報支援や車いす使用者及び視覚障害者に対する外出支援な どの活動に従事している人(手話奉仕員および手話通訳者、要約筆記奉仕員、運転ボ ランティア、点訳奉仕員、朗読奉仕員、ガイドヘルパーなど)の協力を得て、普段の 活動を災害時でも活かせる体制づくりを進めています。
64 3. 医療ボランティアとの連携
大規模災害時に、地域の医療機関や医療救護班に代わり、救護所や医療機関で医療 救護活動を実施したり、必要とされる場所で随時医療活動にあたる医師や保健師・看 護師等の活動を支援するため、医療職団体等と連携し、迅速に医療情報や医薬品等を 提供するための体制整備に努めています。
4. 被災建築物応急危険度判定士養成の支援
地震で被害を受けた建築物の危険性を応急的に判定する被災建築物応急危険度判 定士の養成を、平成 7 年度から宮城県が主体となって取り組んでおり、判定士養成 のための講習会の開催について協力しています。
5. 被災宅地危険度判定士養成の支援
大地震等により被害のあった宅地の危険度判定を行う被災宅地危険度判定士につ いて、民間団体が主催する判定士のスキルアップ講習会などに講師として参加し、技 術力向上を支援しています。
第 2 章 公 助
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