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第 3 章 実施責任

第 2 部 災害予防計画

災害予防計画とは

大規模な地震災害からの「減災」を考えたとき、行政や防災関係機関だけでなく、

市民、企業、地域団体等も、それぞれの役割を果たし、「自助・共助・公助」が互い に補い合い、連携し合って災害対策を進めていくことが重要です。

地震災害は風水害と比べて、突発的に発生すること、広域的に被害が発生すること が特徴であり、現在の科学技術では、その発生を高い精度を持って予知することはで きません。したがって地震が起きてから慌てることのないよう、平時から十分な備え をしておく必要があります。

この「災害予防計画」は、「自助・共助・公助」それぞれの事前の役割や取組みを 示したものです。各主体は常日頃からこの計画に示された取組みについて、訓練等を 通して習熟を図って備えるとともに、防災意識の向上や顔の見える関係づくりに努め、

災害発生時の適切な行動に繋げていくことが必要です。

災害予防計画の構成について

本計画は、防災対策を進めていく上で重要な取り組みとなる「自助・共助」の章と

「公助」の章の大きく 2 つに分かれています。

「第 1 章 自助・共助」では、市民や地域が命を守るため、命をつなぐために事前 に行わなければならない「市民の命を守る」と、「市民の命をつなぐ」に分けて記述 するとともに、関連する公助の取組内容も併せて紹介しています。

「第 2 章 公助」は、2 つの部分からなっており、1 つ目の「市民と協働して行う防 災対策」は、「第 1 章 自助・共助」と関連のある「公助」の取組みをまとめていま す。2 つ目の「行政における防災対策」、3 つ目の「災害に強い都市基盤の整備」は、

主として行政や防災関係機関のみで対応する取組みを標題に示す内容ごとにまとめ

ています。

第 1 章 自助・共助

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第 1 節 自助・共助による減災の重要性

大規模災害時には、初期消火、避難、救出、応急救護、避難誘導など、人命にかかわる応急 対策が必要となりますが、防災関係機関だけでこれらの対応を全て行うことには限界がありま す。そのため、市民や企業、自主防災組織等の地域団体等は、必要な防災情報を収集して、地 域特性に応じた自主防災活動を行うことができるよう、平時からの防災意識の向上や体制整備 を行うことが大切です。

本市では、市民、企業、地域団体等が行う自助・共助と市や防災関係機関等が行う公助を防 災・減災の両輪として、一丸となった安全・安心なまちづくりを推進します。

市民、企業、地域団体等は、市や諸団体が実施する様々な防災・減災の取り組みに積極的に 参加したり、自ら自主防災に関わる活動を企画立案することによって、協働して取り組みを実 施し、自らや家族、地域、事業所内の防災・減災力を強化するよう努めます。

1. 市民の役割

市民は、平時から自らの防災・減災に努めるとともに、災害時の情報収集や避難等の減災行動、

避難所等における被災者支援及び簡易な復旧・復興活動等を担います。また、自らが属する自主 防災組織や町内会等における防災・減災活動に積極的に参加して、他の地域住民と協働して地域 の安全・安心なまちづくりに積極的に貢献します。

2. 企業の役割

企業は、事業所の事務所や店舗等における従業員や利用客等の安全確保を図るための予防減災 対策、災害時の情報収集伝達や従業員・利用客等の避難誘導、帰宅困難者等の発生抑制や一時的 な受入れ、簡易な復旧・復興活動を行うとともに、社会的責任を果たすため、平時から地域団体 等の防災・減災活動に協力し、地域の安全・安心なまちづくりに貢献します。

3. 地域団体等の役割

地域団体等とは、主に市民が中心となって構成される町内会・自治会、自主防災組織などの地 域自治組織、社会福祉協議会、民生委員、児童委員協議会、赤十字奉仕団などの団体です。地域 団体等は、個人では十分に対応できない地域の予防減災対策、災害時の情報収集及び構成員等へ の情報伝達、災害時要援護者等の避難誘導支援、避難所等における被災者支援、簡易な復旧・復 興活動等を担います。平時から地域団体の中で地域の防災・減災を推進するための方策や役割分 担等について話し合うとともに、地域団体同士の連携を図り、地域の防災・減災活動を行います。

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