今 勿
怖、
父 母 於 子、
或 有 異 心
、
吾
今
於汝
、
ギ
ネ
ハ
の
ネ
終 無
悪
意。
即 前 捧 取、 将 入
窟
中、
温
煙
其身
、令 蘇 息
已、
取 諸
根果
、
勧 随 所
食
。
恐 令 不
消
、抱 持 而
臥
。如 是 恩
養
、経 於 六 日
。
至 第 七 日
、
天
晴
路 現。
人 有 帰 心
。
羆 既
知 已、復
取甘
果
、
飽
而 餞之
、
送 至 林
外
、
殷 懃 告 別。
人 跪 謝
日
、
「
何 以
報
」
。
羆
言、
「,
我
今
不 須 余
報
、
但 如 比
日
我 護 汝 身、 汝 於 我
命
、
亦 願
如 是
」
。
其 人
敬 諾
、担 樵 下 山
、
逢
二
猟
師
。
問
日
、
「
山 中 見 何
虫 獣
」
。
樵
人ネ
答
日
、
「
我
亦
不 見 余
獣
、
唯 一見 羆
」
。
猟 師
求 請
、
「
能
示 我 不
」
。
樵 人
答
日
、
「
若 能 与
三
分 之
二
、
吾 当 示
汝
」
。
猟 師 依
許
、
相
与倶
行
、
竟
害羆
命。
分 肉 為
三
。
樵 人 両 手 欲
取 羆
肉、
悪 業
力
故、
双 臂 倶 落。
如
珠
縷 断、如 截
藕 根
。猟 師
危忙
、驚 問
所 以
。樵 人 恥
愧
、
具
述 委
曲。
是
二
猟 師
、
責 樵 人
日
、
「
他 既 於
汝 有
此 大 恩
、
汝
今何
忍 行 斯 悪 逆。
怪 哉
。
汝
身何
不 糜 爛
」
。
於 是
猟
師 共其
肉 施ネ
僧
伽 藍。
時 僧 上 座
、
得
妙 願智
、
即 時 入 定
、
観
是 何
肉、
即 知
是 与
一 切 衆 生作
利 楽 者、
大 菩
薩
肉。
即 時
出
定、
以 此
事 白 衆
。衆
ホ
聞 驚
歎、
共
取
香 薪、
焚
焼 其肉
。
収 其 余 骨
、
起 翠
堵婆
、
礼
拝供 養
。如
是 悪
業、
待 相
続
、或 度 相
続
、方 受 其 果。
む か し
た ま
く
曾 採
樵の
者
有
り て
、
山
に 入 り て
雪
に
遭
い
、
途 路 を 迷
失
す。
時 会 た ま 日
暮
れ な り、
雪
深 く 寒凍
し て
、
将
に
死
せ ん と す す
し ぐ ぽ
す
る こ と 久
し か
ら じ
。
即 ち 前
ん 一で の
蒙
密 林の
中
に
入 る に
、
即 一ち の
羆 を
見
る
。
先 よ り 林
の
内
に
在
り
。
形 色
青
紺に
と も
し び
し
て
、
眼
は 双
つ
の
炬
の
如
し
。
其
の
人 惶
恐
し
、
当
に
失 命
せ ん と
す。
此 れ は
実
に
菩 薩
の
、
羆
の
身
を 現
受
せ る な り
。
其
の
つ
も
憂 恐 す
る を
見
て
、
尋
い で
慰
喩
し て
言 く、
「
汝
、今
ま 怖 る る
こ
と
勿
れ
。
父 母
は
子
に
於
て
或
し は
異
心 有 ら
ん
も
、
吾 れ
は
今
あ た た
ま 汝
に
於 て
終
に
悪 意 無 け
ん
」
。
即 ち 前 ん で
捧 取
し、
将
に
窟
の
中
に 入 り
、
其
の
身
を 温 燠め て
、
蘇 息
せ し
め
已 り て
、
諸
の
根
果
を 取 り
て
、
勧
め て
所
食
に
随
は し む
。
消
え ざ ら し め ん こ
と を 恐 れ て
、
抱 持 し て
臥
せ り
。
是
の
如
く 恩養
し て 六 日 を
経
お く り ぐ し な
た り
。
第 七 日
に
至
っ
て 天
晴
れ 路 現 ず
。
人
に
帰
の
心 有 り
。
羆
既に
知 り 已
り て
、
復
た 甘 果 を 取
り て
飽
か し
め て
之
に
餞
い せ り
。
送 り
て
林 外
に 至
っ
て
殷 懃
に
別 れ を
告
ぐ。人 跪
い
て
謝 し て
曰
く、
「
何
を 以て か
報
ぜん
」
。
羆 言 く
、
「
我 れ
今
ま
余
も
と
ひ ご ろ
の
報 を 須
め
ず
、
但
だ 比 日
我
が 汝
の
身
を
護
り し が 如 く
、
汝
、
我
が 命
に 於 て
亦 た 願
は
く
は
是
の
如
く すべ
し
」
。
其
の
人
敬 諾
し
、
担
樵 し て 山 を 下る に
、
二 の
猟 師
に
遭
へ
り
。
問 う
て 日
く
、
「
山
中
に し て
何 な る
虫
獣
を か
見
つ
る
」
。
樵 人
答
え
て
曰 く、
「
我
れ亦
た
余
の
獣 を 見 ず
、
唯 一だ の
羆
を 見
る
」
。
猟 師 求 請
す ら く、
「
能
く 我 れに
示 す
べ し や 不 や
」
。
樵 人 答 え て
曰 く
、
「
若
し
能
『
深 信 因 果
』
『
三
時業
』
考
(
石 井
)
五
九
N工 工一Eleotronlo Llbrary
『
深 信 因 果
』
『
三
時 業
』
考
(
石 井
)
六
〇
く み
く
三
分
の 二
を 与 え ぽ
、
吾 れ
当
に
汝
に
示 す
べ
し
」
。
猟 師 依 許 し
、
相 与
て
倶
に
行
き、
竟
に
羆
の
命
を害
せ り
。
肉
を 分 ち て 三
お
き
と 為 す
。
樵 人 両 手 を も
て
羆
の
肉
を取
ら ん
と
欲 す
る に、 悪
業
力の
故
に
、
双
の
臂
、
倶
に
落
つ
。
珠
の
縷 を
断
る が
如
く、
藕
の
は
根 を
截
る が
如
し
。
猟 師 危 忙 し
、
驚
い て 所 以 を 問 う
。
樵 人 恥 愧 ぢ
て
、
具 さ に
委
曲 を 述ぶ
。
是
の 二 の
猟 師
、
樵
人 を 責め て 日
く
、
「
他
、
既
に
汝
に
於
て
此
の
大 恩 有 り
、
汝
、
今 ま 何
ぞ 斯
の
悪
逆 を 行 ず るに
忍 び ん や
。
怪
し き 哉
。
汝 が 身
何
ぞ 糜 爛
せ
ざ る
」
。
是
に
於 て
猟
師
、
共
に
其
の
肉 を
僧
伽 藍に
施 す
。
時
に
僧
の
上 座・
妙 願
智
を 得
て
・
既
暖
に
入 定 し
て
・
是 れ
何
の
肉 ぞ と 観 ず
る に
、
即 ち
、
是 れ一 切 衆 生
の
与
に
利 楽 を 作 す 者、 大 菩 薩
の
肉 な る こ
と を 知 れ り
。
即 時
に
出 定 し て
、
此
の
事 を 以
も う
て
衆
に
白 す
。
衆
、
聞 ぎ
て
驚 歎
し
、
共
に 香 薪 を
取
り て
其
の
肉 を
焚 焼 す
。其
の
余 骨
を 収 めて
、
翠
堵 婆
を 起 て て 礼拝
供養
せ
は じ
り
。
是
の
如
きの
悪
業は
、
相
続
を
待
っ
て
、
或
い は
相
続
に
度 り て
、
方
め て
其
の
果 を 受 く
べ
V
し。
【 校
】異
*
こ の
“
此
(
洞
)
。
・
即 吐 乃
(
水)
(
洞
)
。
・
当
“ 分 当
(
水
)
(
洞)
。
・
喩
11
諭
(
底
)
(
水)
(
大)
。
・
有
11
在
(
永
)
。
・
燠11 孀
(
水
)
(
永
)
(
洞
)
。
*
果
11
菓
(
洞
)
。
・
令 旺 冷
(
水
)
(
婆 沙 論
)
。
*
於
1
ー ナ シ(
洞
)
。
・
日
11
言
(
永
)
。
*
見
1
ー ナ シ(
永
)
。
・
分
1
ーナ シ
(
永
)
。 掌
知 是
11
是 知
(
底
)
(
永
)
11
(
婆 沙 論
)
ハ
「
知 是
」
二
作
ル
。
*
即
11
尋
(
洞
)
。
・
果
“ 果
く
妙 願 智
ト イ
フ
ハ
欲 知 随 願 即 知
三
世 之 事
V
(
永
)
11
脚 注
ノ
「
妙
」
ヲ
「
此
ノ
」
二
誤
ル
(
水
)
“ 脚 注
ノ
位 置
ヲ
誤
ル
(
底)
。
【 訳一 悪
い こ
と を 為
し て
、
こ の
世
で
報
い
を 受 け た る
例
。
む ニ リ
昔
、
採 樵
が
い て
、
山
に
入
っ
て
雪 が 思
い
も
か
け ず 降
っ
て
、
帰
り 道 を
見 失
っ
て し ま
っ
た
。
時 間 が た ち 日 も 暮 れ
、
雪 深 く
積
もニ お
し
ぐ ま
り 寒
く
凍
りつ
い て
、
す
ぐ
に
も 死
に
そ う
に
な
っ
た
。
す ぐ 一に つ の
暗 く 深
い
密
林の
中
に 入 り 込
ん だ と
こ
ろ
、
そ
こ
一で
匹
の
羆
に
こ ん
出 会
っ
た
。
林
の
内
に
も と も と 住
ん で い て
、
体
の
色 は
青
み が か
っ
た
紺
色で
、
眼 は 双
つ
の
炬
の
様
に
ぎ ら ぎ ら と 光
っ
て い
た
。
そ
の
人
は
恐 れ お の の
き
、
き
っ
と 命 を 落 と
す
だ ろ
う と 思
っ
た
。
実
は
こ
れ
は
菩
薩が
羆
の
姿 を
現
し た
も
の
だ
っ
た
。
彼 が 恐 れ
お の の
さ と
く
の
を 見
て
、
安 心 す
る よ
う
に
諭
し て 言
っ
た
、
「
も
は や 怖
が る こ
と は な
い
。
た と え 父 母 が 子
供
と 相 違
の
心 が
あ
っ
た と し て
も
、
わ た し は
君
に
決
し て
危
害
を加
え る 気
は
な
い
」
。
そ
こ で
進
み 出
て 両 手
で
抱 き
抱 えて
窟
の
中
に 入 り
、
そ
の
体
を あ た た め て、
息 を
吹
き 返ら せ
て
後
に
、
い ろ
い
ろ
の
木
の
根
や
木
の
実 を 取
っ
て
、
食
べ
れ
る
だ け
食
べ る
よ う に
勧
め た
。
消 化
し き れ
な
い の
を 恐 れ
NII-Electronic Library Service
て、
抱 き
抱 え た ま まで
横
に
な
っ
た
。
こ の
よ う
に
温
か
く 養
っ
て 六 日 が 経 過 し た
。
七 日 目 と な
っ
て
、
空
は
晴 れ
て
路 が 現 わ れ た
。
彼
は
帰 り た い
と 思
っ
た
。
羆
も そ
の こ
と を 知 り ぬ
い て
、
ま た 甘
い
木
の
実
を
取
っ
て
き
て
腹
い
っ
ぽ
い
食
べ
さ せ
、
餞 別 と し
ひ ざ ま ず
た
。
林
の
外
に
送
り と ど け
る
と
、
丁
重
に
別 れ を 告 げ
た
。
彼
は
跪
い て
感 謝
し て 言
っ
た
、
「
ど
の
よ う
に
ご
恩
に
報 え ば
よ い で し
ょ
う
か
」
。
羆
は
言
っ
た
、
「
わ た し は も
は
や 報
い
を一
つ
も
求
め ま せ ん
。
た
だ
こ の
数 日
、
わ た し が
あ な た
の
体 を ま
も
っ
て
あ げ た よ
う
に
、
あ な た は わ た し
の
命 を 同 じ よ
う
に
守
っ
て
下 さ
い
。
こ
れ が 願
い で
す
」
。
彼
は
謹
ん で
承 諾 し
、
た
き 木 を 担
っ
て 山 を 下 り た と
こ ろ
、
二
人
の
猟 師
に
ば
っ
た り 出 会
っ
た
。
二
人
は
言
っ
た、
「
山
の
中
で ど ん
な 獣
に
出 会
っ
た
か
」
。
き
こ
り は
答
え た
、
「
わ た
し 一は
匹
の
羆
に
出 会
っ
た だ け
で、
外
に は
何
に
も 出 会 わ な か
っ
た
」
。
猟
師
は
頼
ん だ
、
「
わ れ わ れ
に
そ
の
場 所 を 示
せ
る か
」
。
き
こ
り は
答 え た
、
「
も
し
も
三
分
の 二
を く れ
る な ら
、
わ た し は
君 ら
に
示 そ う
」
。
猟 師 は そ
の
申 し 出 を 了
解
し
、
皆 一で
緒
に
行
っ
て
、
と う と う
羆
の
命 を 奪
っ
て
、
肉 を
三
等 分
に し た
。
き
こ り が 両 手
で
羆
の
肉 を
つ
か
も う と
し た と
こ
ろ
、
悪
い
業
に よ
っ
て
積
み
た ま
重 ね
て
得
ら れ た 力
に よ
り
、
両
臂
と
も が す
っ
か り 抜 け 落
ち た
。
あ
た か
も、
珠
の つ
な ぎ
糸
が 断
ち
切 れ る よ
う
に
、
連
根
を 切
る よ う
に パ ラ パ
ラ
と な
っ
た
。
猟 師
は
あ わ
て ふ た め い て
、
驚
ろ い て わ け を 問 う
た
。
樵 人
は 恥 入
っ
て
、
事
の
次
第
を 詳
し
く 話
し た
。
こ
れ ら
の 二
人
の
猟
師は
、
き
こ
り を
責
め て
言
っ
た
、
「
羆
は 君
に
と
っ
て こ ん な に
大 恩 が あ
る の に
、
お
前
は な ぜ
こ の
悪
逆 を 辛 抱 し な かっ
た の か
。
お
前
の
体 が 腐 乱
し な
い ほ
う が 不 思
議
だ
」
。
こ こ で
猟 師
た ち 一は
緒
に
そ
の
肉 を 修 行 僧
の
寺 院
に
布
施し た
。
そ
の
時、
集 団
の
第
一座
が
、
思
い の ま ま
に 三
世 を 知
る
智
慧
を も
っ
て
、
た だ ち
に
禅 定
に 入 り
、
こ
れ が
何
の
肉
で
あ
る か を
観
た と
こ
ろ
、
外
な ら ぬ一 切 衆 生
の
為
に
利 楽
を 与 え る 大
菩
薩の
肉
で
あ
る
こ
と を
知
っ
た
。
た だ ち に
禅 定 よ り 出
る と
、
こ の
事
を 大
衆
に
告 げ た
。
大 衆
は
そ
の こ
と を
聞
い て
驚 歎 し
、
一 斉
に
香
木
の
薪
を 取
っ
て
、
そ
の
肉
を 火 葬
に
し た
。
そ
の
残
り
の
骨 を 集
め て
、
寒
堵婆
を 建
て て
、
礼 拝
し
供 養
し た
。
こ の よ う な
悪
業は
、
相 続
し て
、
或
は
相 続 を
繰
り 返
し て
、
そ
の
果 を は じ め て
受 け
る の で
あ る
。
N工 工一Eleotronlo Llbrary Servloe
ネ
(
三
)
(
2
)
か く
の
ご と く な
る を、
悪
業の
順 現 法 受 業 と な つ く
。
お ほ よ そ 恩 を え て は
報
を こ こ ろ
ざ す
べ
し
。
他
に
恩
し
ネ
て は
報 を 求 る
こ
と な か れ
。
い
ま も 恩 あ
る 人 を
逆
害 を くは
へ
ん と せ ん
、
そ
の
悪 業、
必 ず う く
べ
き な
り
、
衆
生 な が くい
ま
の
樵
人
の こ こ
ろ な か れ
。
林 外
に し て
告
別 す
る に は
、
「
い か が し て こ の
恩
を 謝 す
べ
き
」
と
い ふ
と
い へ
ど も
、
山
の ふ も と に
猟
師
に
あ
ふ て は
、
二
分
の
肉 を む
さ ぼ る
。
貪
欲に ひ か
れ
て、 大 恩 所 を
害
す。
在 家 出
家
、
な が く
こ の
不 知 恩
の こ こ ろ な
か
れ
。
悪 業 力
『
深 信 因 果
』
『
三
時 業
』
考
(
石 井
)
亠 企
『
深 信 因 果
』
『
三
時 業
』
考
(
石 井
)
の
き る と
こ
ろ
、
両 手 を 断 ず
る こ
と
、
刀 剣
の
き
る よ り
も
は
や し
。
【 校 異]
・
求
11
も と む
(
水
)
同。
・
山
11
や ま
(
水
)
(
洞)
。
六
二
(
洞
)
。
・
く は
へ
ん
11
く は え ん
(
洞
)
』
く は え む
(
底
)
11
く わ え む
(
永
)
。
*
必
11
か な ら
(
水
)
(
洞
)
、
以 下 【
訳一
こ の
よ う な 結 果
に
な る の
を
、
悪 業
の
順
現
法 受 業 と 名づ け る の で
あ
る
。
そ も そ
も 恩 を 受 け た な ら ば
、
そ
の
報
い
を
こ こ ろ ざ
志
さね
ば な ら な
い
。
だ が
、
他
に
恩 を ほ
ど
こ し た 場 合
は
、
報
い
を 求
め て は な ら な
い
。
い
ま
の
話
の
場 合
、
恩 あ る 人
に
逆
に
害
き
ニ リ
を 加 え よ
う と し た が
、
そ
の
悪
業は
、
必 ず そ
の
報
い
を 受 け ね
ば な ら な
い
。
衆 生
は
永 遠
に い
ま
の
樵
人
の
心 を も
っ
て は な ら な
い
。
林
の
外
で
別 れ を 告 げ
る
時
に は
、
「
こ の ご
恩
に
対 し て
ど
の よ
う
に
感
謝 すべ
き
で
あ
ろ う
か
」
と 言
っ
た
と
し て も
、
山
の
麓
に お い て
猟 師
に
出 逢
っ
た
時
に は
、
二
つ
に
分 け た
肉
を 強い
欲
で
己
の
も
の に し て
し ま お
う と す
る
。
こ の
貪 欲
に
引
か れ て、 大
い
な
る
恩
を
害
し よ
う と す
る
。
在 家
で
も 出 家
で
も
、
永
遠に こ の
恩 知 ら ず
の
心 を も
っ
て は な ら な
い
。
悪
業を
積
み
重
ね て
得 ら れ た
力
で
、
両 手 を 断 ち 切
る こ
と は
、
刀 剣
で
切
る よ り も 早
い の で
あ
る
。
ネ ネ
(
三
)
(
・
)
..
耀
箋
目を
つ
く り
て
、
順 現 法 受
に
善 報 を え た る
例
。
*
昔
健 駄 羅 国迦 膩
色 迦 王、有
一黄
門、
恒 監 内
事
。
暫 出 城
外
、
見 有 群 牛
、
数 盈 五
百、 来
入 城 内
。
問 駈
牛 者
、
「
此 是 何
牛」
。
答
言
、
「
此 牛
将 去 其 種」
。
於 是
黄 門
即
自
思惟
、
我 宿 悪 業
、
受 不
男 身
、
今 応 以