4. サーバ仮想化環境対応型 In Band レプリケーション制御方式: REMDY-NG
4.2 方式検討
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IO‐1
IO‐2
IO‐1 主ストレージ
遠隔ストレージ IO‐2
MF計算機
(主)
Vol構成 情報 Rep Grp
MF計算機
(遠隔)
サーバ仮想化機構
AP ゲスト計算機1
MF OS
IO制御部 ロード部
UCB ボリューム検出部
Gen検出
REMDY
各情報の 読み込み
IO‐2 (Vol2) IO‐3 (Vol3)
IO‐2 (Vol‐b)
IO‐3 (Vol‐c)
MF計算機
(正)
ゲスト 計算機2
IO‐3
IO‐3 (Vol‐c) IO‐4
レプリケーション グループ
IO‐4
IO‐1 (Vol1)
IO‐1 (Vol‐a)
制御Cmd
制御Cmd
Gen/Non Genを判別するこ とで、Non Genボリューム 制御時は複数Genボリュー
ムによる間接指示を実現
Gen/Non Gen情報を 取得し、管理
図 32 Genボリューム積極活用方式の原理
4.2.2 制御コマンドの効率改善方式
制御コマンドの効率改善方式は、制御コマンドによるレプリケーションの制御効率を 上げるべく、制御コマンドに複数のレプリケーション制御のための指示を詰め込む方式 である。図 33に方式原理を示す。
この方式のメリットは Gen ボリュームが限定されることにより制御コマンドの処理 性能が制限される環境においても、短時間に多くの制御指示を通知できる点にある。こ
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の方式を実現するには、複数のレプリケーション制御指示を1つの制御コマンドに格納 できるよう、制御コマンドを拡張すればよい。
ただし、本方式は制御コマンドの応答に課題がある。従来の制御コマンド、特に状態 取得は得られる情報量が多く、これが格納された指示数分増大することになり、既存制 御コマンドの応答許容量を上回る可能性がある。例えば、REMDYの情報取得の応答に 含まれる情報料は186バイトであり、MF計算機CCWの許容量約2KB(仕様上は4KB。 ただし、ヘッダ情報などを差し引くと実質2KB)を12個の応答で飽和する [36]。ま た、複数の制御指示を入れ込む実装は、管理プログラム、ストレージの両方を変更する 必要があり、開発量が多いことも問題となる。この方式は、適用効果が高いと考えられ るが、Genボリューム積極活用方式との組み合わせも可能なため、将来の検討課題とす る。
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IO‐1
IO‐2
IO‐1 主ストレージ
遠隔ストレージ IO‐2
MF計算機
(主)
Vol構成 情報 Rep Grp
MF計算機
(遠隔)
サーバ仮想化機構
AP ゲスト計算機1
MF OS
IO制御部 ロード部
UCB ボリューム検出部
Gen検出
REMDY
各情報の 読み込み
IO‐2 (Vol2) IO‐3 (Vol3)
IO‐2 (Vol‐b)
IO‐3 (Vol‐c)
MF計算機
(正)
ゲスト 計算機2
IO‐3
IO‐3 (Vol‐c) IO‐4
レプリケーション グループ
IO‐4
IO‐1 (Vol1)
IO‐1 (Vol‐a)
制御Cmd(拡張)
制御Cmd 制御Cmd
制御Cmd 制御Cmd
従来の制御コマンドを 複数包含させる
図 33 制御コマンドの効率改善方式の原理
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4.2.3 方式のまとめ
下表に上述した方式をまとめる。下表の通り、両方式ともサーバ仮想化環境で In Bandによる高性能なレプリケーション制御できる。Genボリューム積極活用方式は 管理プログラムのみで実現できる方式で、制御コマンドの発行が可能なボリュームを すべて活用し、性能低下の抑止を狙う。制御コマンドの効率改善方式は、従来の仮想 サーバの制御方式を変更することなく、性能を改善できる可能性がある。ただし、こ の方式は管理プログラム、ストレージの両方に変更が必要となる。
両方式は併用できるため、本研究ではGenボリューム積極活用方式に焦点を定め検 討を進める。
項番 1 2
方式名 Genボリューム積極活用方式 制御コマンドの効率改善方式 内容 頻繁に変化する仮想サーバ上の
ゲスト計算機の構成を変更に合 わせ早期に検出し、検出した構成 において、すべての Gen ボリュ ームを分散して使用する
制御コマンドに複数のレプリケーショ ン制御のための指示を詰め込む
難しさ ・Non Gen ボリュームは管理プ
ログラムが動作するゲスト計算 機からはアクセス不可能であり、
検出できない
・従来の In Band 制御技術には
Gen、Non Gen ボリュームを判 別して制御する方式は存在しな い
・制御コマンドの応答に含まれる情報 量が増大、既存の応答方式では実現が 難しい
・管理プログラム、ストレージの両方 を変更する必要があり、実現のための 手続きが多い
メリット 管理プログラムのみの変更で効 率的な制御コマンドの発行が実 現できる
Genボリュームが限定されることによ り制御コマンドの処理性能が制限され る環境においても、短時間に多くの制 御指示を伝達できる
関連方式 - 本研究方式 -特許[37](状態取得方式)
-GDPS/XRC [22](一括制御方式)
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