第 Ⅱ章 実践授業 I
第 3節 教材 文の工夫点 を活用す る実践 (第 8時 )
第 1項 指導計画
(1)日 時
平成 25年 6月 13日
(木)第 1校 時 (2)本 時の学習 目標
(第8時
)。 「花の形に秘められたふ しぎ」における工夫点を見つけることができる。
。 「花の形に秘められたふ しぎ」における工夫点を自分の説明文に取 り入れて書 くことができる。
(3)本 時の評価規準
0「
花の形に秘め られたふ しぎ」における工夫点を理解す る。
・「花の形に秘め られたふ しぎ」における工夫点を自分の説明文に取 り入れて書 いている。
(4)本 時の工夫点
本時の授業では、単元の指導 目標で掲げた①〜④
(本論文
p.22)のうち、以下の 指導の工夫を実施す る。
②教材文の工夫点の活用
(5)準 備・資料
原稿用紙・例文 「ボ リウッ ド」 ・振 り返 リシー ト
(6)本 時の展開
(第8時
)時 間 学 習 活動 指導上の留意 点 評 価
0 0
1.漢字 テス トをす る。
2今
まで学 んだ 「花の形 に秘 め られ たふ しぎ」 について筆 者の工夫点 をま とめ る。・個 人 で考 えたの ち 、学 級 全 体 で 出 し合 い、授 業者 が整 理す る。
○口手びか け
○ ナ ンバ リング(一つ 目は 、二 つ 目は)
○具 体 的 な数 字
○例 示
○ 対比
〇接続 語
○論の構造 (問い〜説明〜答え)
。今回の学習では、グラフや図は使 わないことを説明する。
。「花の形に秘 め られ たふ し ぎ」 にお ける 工 夫 点 を発表 す る。
20
5
3.授業者が作成 した例文 「ボ リウッ ド」 を読む。
4工
夫点 を一 つ以上使 つて、説明文 を書 き直す 。
5.本 時 の 学 習 を振 り返 る。
例文 を配布す る。
例 文は授業者 が範読す る。
。第2次作文で書 く内容 は、第1次 作文 と同 じでいい と伝 える。
・作文が進まない生徒 には、書 き出 しを与 えた り して書 く抵 抗 を減 ら す。また、マ ッピングや構成 メモ を 見 直 して書 くた め の ヒン トを与 え
る。
・ 振 り返 リシー トと第2次作 文 を回 収す る。
・「花の形に秘 め られ たふ し ぎ」 に お ける 工夫 点 を 自分 の説 明文 に取 り 入 れ て 書 く。
(第2次作文)
第
2項
授 業 の実 際(1)教
材 文 の工 夫 点 をま とめ る第
8時
で は、今 ま で学 ん だ 「花 の形 に秘 め られ たふ しぎ」 にお け る筆者 の工 夫 点 を活 用 して説 明文 を書 くた め、 も う1度
工夫 点 を確 認 した。 工夫 点 は ク ラ ス全体 で出 し合 い 、授 業者 が黒板 に整理 した。全 体 で共有 した工夫 点 は以 下の7つ
で あ る。・ 呼 び か け
・ ナ ンバ リン グ (一つ 目は 、 二 つ 目は)
・ 具 体 的 な数 字
。例 示
・ 対 比
・ 接 続表 現
。論 の構 造
(問い 一説 明 一答 え)
写真
2‑1
第8時
の机間指導の様子①第 Ⅱ章
実践授業I
(2)教
材 文 の 工 夫 点 を活 用 して第2次
作 文 を書 く授 業 の後 半 で は 、 まず 、授 業者 が 工 夫 点 を取 り入 れ て 作 成 した例 文 (図
2‑
6)を
配 布 し、 ク ラ ス 全 体 で確 認 した。 授 業者 が 作 成 した例 文 に どの よ うな 工 夫点 を取 り入れ た か説 明 した。次 に、教材 文 の 工夫 点 を活 用 し て第
2次
作文 を書 く活動 を行 つた。書 く内容 は第
1次
作 文 と同 じでいい と伝 え、工夫点 を
1つ
以 上 は取 り入れ て、第1次
作 文 を書 き直す よ うに指示 した。また 、字数 は400
字以上書 くよ うに させ た。授 業者 は机 間指 導 を行 い 、作 文 が進 まない生徒 に以 下 の よ うなア
ドバ イス を した。
・文章の初 めに読者 へ の呼び かけ 写真
2‑2
第8時
の机間指導の様子② を書 き加 え る。説 明 した い事 柄 を並 べ て書 い て い るだ けの生徒 に は、初 め に 「問 い」を立 て、
最 後 に 「答 え」 を書 く
。論 の展 開が わ か る よ うに接 続 表 現 を使 用す る
。説 明す る事柄 が複 数 あ る場 合 はナ ンバ リング を使 用す る
図
2‑6
授 業者 が作 成 した例 文 「ボ リウ ッ ド」ボツウツド ・ 皆さんはボリウッドを知っていますか︒ハリウッドというス前は聞いたことが あると思います︒ボリウッドとはインドの映画産業全般につけられた非公式の名 称です︒インドの西海岸に面するマハーラーシュトラ州にムンパイという都市が あります︒そのムンバイの旧称﹃ボンベイ﹂の頭文字﹁ボ﹂と︑アメリカ映画産 業の中心地﹁ハリウッド﹂を合わせてつけられました︒ 現在インドでは経済のみならず︑映画産業も発展しつっあります︒例えば︑イ ンド映画全体での年間の映画製作本数は約千三百本です︒映画大国アメリカは約 六百本となっており︑三倍もの映画が製作されていまt観客動員数は二十二億 人となっており︑多くの人が映画を規ています︒ また︑インド映画の特徴は二つあります︒ 一つ日は︑歌って踊るシーンが入る ことです︒そして二つ日は︑︱.映時間が非常に長くなっています一普通の映画で は二時間ぐらいで終わりますが︑インド映画は三時間︑四時間ぐらい上映してい ます︒そのため途中に休憩が入ります︒ なぜこのような特徴があるのだろうか︒それはインドの伝統演劇のスタイル︵ス トーリーや人物など︶を受け継いでいるからです︒この歌って踊るという伝統演 劇のスタイルを取り入れることによって独自の映画へと変化させました︒その結 果︑上映時間が非常に長くなり︑歌って踊るシーンが半分以上となっていまt インド映画は今後ボリゥンドを通じて発展をし続け︑映画の本場ハリウンドを しのぐ事になるでしょう︒