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教材の公開準備状況

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第2章 情報セキュリティ大学院大学拠点

【課題と改善策】

 情報の技術系の学生と、非技術系の学生では 基本的な知識やスキルのレベルに差がある。そ のため、技術実習では、課題の進捗状況に大き な差異がみられる。しかし、非技術系の学生が 技術に触れてそれを利用するという機会は貴重 である。メカニズムを完全に理解してはいない が、感覚的に対策技術の状況を体得することに より企業の中において対策を担当する場合の大 きな自信に繋がっている。この演習の速度調整 は、各自が選べるような形を取っているが、さ らに2009年度はそれを補完すべく、情報システ ムの基礎講義を開設し、通常の講義時間外に実 施して補った。

 また、PBL一般についてであるが、『PBL』

を全面的に導入するのではなく、各科目でPBL 的指導が必要であったり、望ましい場合にそれ を取り入れているというのが我々の考え方であ

る。情報セキュリティ人材育成に必要な知識や スキルは幅が広い。理論、技術、管理、法制な どあり、座学が重要な科目もあれば、PBLが望 ましい科目もある。それを見極めながら育成を 進めるのが重要だと考える。

「見学会」「メンバーサイト」「遠隔講義」「シン ポジウム」の活動は3大学でワーキンググルー プ(WG)を組織し、進めている。

【大学側の教員数・各教員の担当科目】

 2009年度のプログラム実施に関わった大学側

の教員数は44名である。内訳は、情報セキュリ ティ大学院大学23名、中央大学8名、東京大学 7名、国立情報学研究所1名、および研究分科 会等、研究会活動に参加いただいている教員が 5名である。以下、教員名および担当科目等を 示す。

教員名 担当科目

林 紘一郎 セキュア法制と情報倫理、情報セキュリティ特別講義、情報セキュリティ法制(法制・倫理分科会研究リーダー)

田中 英彦 情報システム構成論、情報デバイス技術 廣松  毅 統計的リスク管理、情報セキュリティ特別講義 板倉 征男 セキュリティ管理と経営、個人識別とプライバシー保護

内田 勝也 情報セキュリティマネジメントシステム、リスクマネジメント、セキュアシステム実習 小柳 和子 ソフトウェア構成論

佐藤  直 インターネットテクノロジ、ネットワークシステム設計・運用管理 松尾 和人 暗号・認証と社会制度、アルゴリズム基礎、計算代数

有田 正剛 暗号・認証と社会制度、数論基礎、暗号理論 土井  洋 暗号プロトコル、プログラミング

石井夏生利 法学基礎、セキュリティの法律実務、情報セキュリティ法制 大井 正浩 セキュリティシステム監査

生越 由美 知的財産制度

周佐 喜和 組織行動と情報セキュリティ

柴山 悦哉 セキュアプログラミングとセキュアOS、(ソフトウェア分科会研究リーダー)

多田 好克 オペレーティングシステム 苗村 憲司 国際標準とガイドライン 森井 昌克 不正アクセス技法 矢野 直明 セキュア法制と情報倫理 ダニエル・ドーラン Presentations for Professionals 小林 雅一 マスメディアとリスク管理 針原 素子 統計的方法論

田川 義博 情報セキュリティ法制

土居 範久 オペレーティングシステム特論第一/第二、ネットワークセキュリティ 今井 秀樹 暗号理論特論、(暗号・認証分科会研究リーダー)

趙  晋輝 暗号と電子認証 只木孝太郎 情報セキュリティ技術

牧野 光則 コンピュータグラフィックスとバーチャルリアリティ、システム解析と可視化、情報セキュリティ特別講義 大木栄二郎 情報セキュリティ監査

島田 裕次 システム監査 福原 紀彦 電子社会の法と経済

米澤 明憲 計算機言語システム論Ⅱ、言語モデル論、計算機言語論 江崎  浩 電子情報学特別講義、情報理工学修士GP実習 松浦 幹太 電子情報学特別講義

佐藤 周行 情報セキュリティ基盤論 坂井 修一 (システム分科会研究リーダー)

萩谷 昌己 計算機言語論

五島 正裕 アドバンスト コンピュータアーキテクチャ 本位田真一 セキュリティ要求分析、セキュリティ形式仕様記述 後藤 滋樹 (ネットワーク分科会研究リーダー)

佐々木良一 (マネジメント分科会研究リーダー)

篠田 陽一 水平ワークショップ(研究部会委員)

小池 秀樹 水平ワークショップ(研究部会委員)

河野 隆二 水平ワークショップ(研究部会委員)

第2章 情報セキュリティ大学院大学拠点

 また、企業側の教員数(研究会活動に参加し ている講師も含む)は16名で、沖電気工業株式 会社、株式会社富士通研究所、日本電信電話株 式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、日本 電気株式会社、パナソニック株式会社、三菱電 機株式会社、株式会社KDDI研究所、株式会社

富士ゼロックス、株式会社情報技研、合同会社 セキュリティ・プロフェッショナルズ・ネット ワーク、株式会社東芝から各1名および株式会 社日立製作所より4名であった。以下、各教員 の専門分野および担当科目を記す。

教員名 専門分野 担当科目

藤本 正代 経営、情報通信技術、リスクマネジメント リスクマネジメント

辻  秀典 情報システム・アーキテクチャ、セキュリティ・ア

ーキテクチャ セキュアシステム構成論

塩月 誠人 セキュリティ教育 セキュアシステム実習

千葉 雄司 ソフトウェア 高信頼プログラミング

寺田 真敏 ネットワークセキュリティ、アクセス制御、ファイ

アウォール他 ネットワークセキュリティ

来間 啓伸 ソフトウェア工学 セキュリティ形式仕様記述

杉尾 俊之 機械翻訳システム 情報セキュリティ特別講義、水平ワークショップ

(研究部会委員)

秋葉 重幸 半導体レーザー、海底ケーブルシステム、波長多重

システム 水平ワークショップ(研究部会委員)

川村 信一 情報セキュリティ技術 情報セキュリティ特別講義、水平ワークショップ

(研究部会委員)

寳木 和夫 セキュリティ基盤技術 水平ワークショップ(研究部会委員)

鳥居 直哉 セキュアシステム 水平ワークショップ(研究部会委員)

後藤 厚宏 並列計算機アーキテクチャ、分散システム、インタ ーネット技術、ネットワークセキュリティ、ID管理

技術等 水平ワークショップ(研究部会委員)

丸山  宏 情報セキュリティ、Webサービス 水平ワークショップ(研究部会委員)

谷  幹也 セキュアシステム 水平ワークショップ(研究部会委員)

三輪  真 情報システム 水平ワークショップ(研究部会委員)

松井  充 共通鍵暗号の設計・評価 情報セキュリティ特別講義、水平ワークショップ

(研究部会委員)

【学界・産業界の有識者・実務家による講義】

 プログラム講義科目の中で、必修科目として 設置した各企業・研究機関の実務家・専門家ら による「情報セキュリティ特別講義」にて、学 生は最前線のセキュリティ課題に関する情報に 触れることができる。本年度「情報セキュリテ ィ特別講義」の講義テーマと講師の方々は以下

のとおりである。また、この「特別講義」では 各研究科がこれまで共同研究などを進めてきた 本プログラムの連携企業からの教員がいくつか の講義を担当している。実務的経験が深い教員 から直接指導が受けられることは学生の学習意 欲向上につながっている。

テーマ 講 師 所 属

電子自治体の推進について 小室 裕一 ㈶地方自治情報センター 理事長 情報セキュリティからITリスクへ 佐々木良一 東京電機大学 未来科学部 教授 組織的逸脱と企業倫理 梅津 光弘 慶応義塾大学商学部准教授

現代暗号と情報セキュリティ 川村 信一

㈱東芝 研究開発センター

コンピュータアーキテクチャ・セキュリティラボラトリー 研究主幹

脱ガラパゴスの秘訣 松本 徹三 ソフトバンクモバイル㈱ 取締役副社長

情報セキュリティガバナンス 土居 範久 中央大学 大学院理工学研究科 情報セキュリティ科学専攻 教授 電子マネーが広げるリアルとネットの情報

融合 宮沢 和正 ビットワレット㈱

チーフ・ストラテジー・オフィサー

2010年の暗号アルゴリズム 松井  充 三菱電機㈱ 情報技術総合研究所 情報セキュリティ技術部 部長 携帯電話のワイヤレスブロードバンド化と

モバイルサービスの発展 村瀬  淳 ㈱NTTドコモ 先進技術研究所長 情報セキュリティの経済学 田中 秀幸 東京大学大学院 情報学環 教授 パ ー ソ ナ ル 情 報 の 利 用 技 術:privacy

preserving technique最前線 中野美由紀 東京大学生産技術研究所 特任准教授 技術マーケティングとイノベーション 杉尾 俊之 沖電気工業㈱ 経営企画部 上席主幹

企業価値をどう考えるか 引頭 麻実 ㈱大和総研 執行役員コンサルティング本部長

企業活動とIT 黒川 博昭 富士通㈱ 相談役

(敬称略・所属は講義実施時)

第2章 情報セキュリティ大学院大学拠点

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