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日常生活において歩行または 同等の身体活動を1日1時間以 上実施している人の割合

運動習慣者(1日30分以上の軽 く汗をかく運動を週2日以上、1 年以上実施している人)の割合

男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 全体

65歳未満

65歳以上

全体

65歳未満

65歳以上

55.7%

60.6%

47.8%

47.5%

58.9%

65.5%

43.0%

39.4%

27.2%

23.2%

49.4%

45.5%

増加 増加 増加 増加 増加 増加 増加 増加 増加 増加 増加 増加

特定健診

項目 現状 目標 出典

対象者 (H28年度)

特定健診

80 60 40 20

%

69.8 70.3

15.2 14.4

6.2 4.2 5.0 3.3

1歳6か月児健診 3歳児健診

子どもとメディア接触時間

 子どもの身体活動量の低下の原因の1つとして、テレビ、ゲームなどの非活動的余暇 時間の増加があげられます。小児期は、健康のために良い生活習慣を定着させる重要な 時期であることから、テレビやゲームなどの接触時間は1日2時間までを目安とする ことが望ましいと言われています。(日本小児科医会)

 岡谷市の幼児健診での状況をみると、全体の30%が2時間を超える接触時間と なっています。

幼児期にむし歯のない子どもの割合

よく嚙んで食べている子どもの割合 100

95 90 85 80 75

100 90 80 70 60 50

97.5

78.4 89.8

69.9 88.4

64.0 88.4

67.4 86.0

72.4 88.1 97.7

87.9

82.4

98.7 97.7 99.2

89.2

83.4

98.1 93.0

95.7

83.5

98.3

91.1

85.0

97.1 98.5

90.0 85.8

24年度 25年度 26年度 27年度 28年度

24年度 25年度 26年度 27年度 28年度

(3)歯と口腔の健康

 歯と口腔の健康は、食べる喜び、話す楽しみを保つうえで重要であり、身体的な健康の みならず、精神的、社会的な健康にも大きく寄与します。また、歯の喪失による噛み砕く 力や飲み込む力の低下は日常生活にも影響を与えます。

 近年では、歯周病が糖尿病や循環器疾患等の生活習慣病に影響を及ぼし、その発症や進 行のリスク因子になることが明らかになってきていることから、全身疾患予防のために も、歯と口腔の健康づくりは重要な健康課題のひとつです。

◇現状と課題

 幼児期にむし歯のない子どもの割合は、平成28年度において1歳6か月児で97.1%

と長野県を1.4ポイント下回っているものの、3歳児では、90.0%と長野県を4.2 ポイント上回っています。むし歯予防のため、保護者に対し、ブラッシング指導などの周知、

啓発が必要です。

 よく噛んで食べている子どもの割合は、1歳6か月児では平成26年度以降増加してい るものの70%前後と低い状況にあり、3歳児は86%から89%と安定しています。むし 歯予防や顎の発達のため、保護者に対し、よく噛んで食べることの重要性の周知、啓発が必 要です。

長野県歯科保健推進計画、岡谷市幼児健診

30%

25 20 15 10 5 0

24年度 25年度 26年度 27年度 28年度

歯科健康診査受診者のうち異常なしの者の割合

20.7 15.6

24.5

14.4

18.6

6.9

26.0

12.3 12.9

22.0 15.2

21.1

口腔ケアの重要性

 むし歯や歯周病は、むし歯菌や歯周病菌により発症する感染症です。治療せず放置 をすると疾患が進行するばかりか、細菌が歯周組織(歯肉など)から血管に入り込み、

糖尿病や動脈硬化・心筋梗塞等の心疾患、腎疾患、脳卒中などの深刻な病気を引き起 こすことがわかってきています。また、要介護状態になり嚥え ん げ下(飲み込む)機能が低 下すると、咳がいそう嗽反射力が弱くなり、本来食道へ入っていく食物等が、誤って気道から 肺に入り込み、「誤ご え ん嚥性肺炎」を発症する原因となります。「肺炎」は全国の死亡原因 の第3位であり、肺炎予防のためにも、自分では十分な口腔ケアが困難な要介護高齢 者や障がい者には、定期的な歯科健康診査や日常的な口腔ケアの介助が必要です。

(出典)信州保健医療総合計画

 平成28年度の歯科健康診査受診者のうち異常なしの者の割合は、二十歳・後期高齢者 において、20%を超えているものの、成人(40,50,60,70歳)は15.2%

と低い状況にあります。歯周病は中高年の発症率が高いことから、定期的に歯科健康診査 や歯科保健指導を受け、自身の口腔内の健康状態を把握することが大切です。

※後期高齢者歯科健康診査については、平成27年度より実施 二十歳・成人・後期高齢者歯科健康診査実績

・妊娠期における口腔衛 生についての知識を普及 します

・乳幼児期から歯と口腔 の発育の大切さについて 周知します

・園児、児童、生徒、保 護者に対する正しい歯科 保健の知識を普及します

・歯科健康診査を実施す るとともに、歯と口腔の 健康についての情報提供 をします

行政の取組

市民の取組

関係機関の取組

連携・協働により一人ひとりの健康づくりを支える

①歯科健康診査

④歯科相談

②保育園・小中学校  歯科指導

③保育園・小中学校  歯科健康診断

⑤乳幼児健診   2歳児にこにこ教室

⑥パパママ教室   離乳食教室

⑦いきいき健康学習   出前講座

 生きがいデイサービス

妊娠期

・胎児の歯の形成を育むことから、バランスの良い 食事を心がけるとともに、むし歯、歯周病の予防、

早期発見のため歯科健康診査を受けましょう 行政の主な事業 ① ④ ⑥

乳幼児期(保護者)0歳〜5歳

・正しい歯みがきと仕上げみがきの習慣を親子で身 につけましょう

・親子で好き嫌いなく、よく噛んで食べる習慣を身 につけ、甘味の適正摂取(時間、回数、内容等)に 努めましょう

行政の主な事業 ② ③ ④ ⑤ ⑥

学童期・思春期6歳〜18歳

・乳歯から永久歯への生えかわりなど、歯列、咬合 が確立する時期のため、正しい歯みがきの習慣を身 につけるとともに、定期的に歯科健康診査を受け、

自己管理する力を育みましょう

・よく噛んで食べる食習慣を身につけましょう 行政の主な事業 ② ③ ④

青年期・壮年期19歳〜64歳

・かかりつけ歯科医を持ちましょう

・よく噛んで食べる食習慣を身につけましょう

・たばこを吸う人は歯周病にかかりやすく、治りに くい傾向にあることから禁煙に取り組みましょう

行政の主な事業 ① ④ ⑦

高齢期65歳以上

・かかりつけ歯科医を持ちましょう

・よく噛んで食べる習慣を身につけ、口腔機能の低下

地域・地区組織

・市民に対し、歯科健 康診査等の周知・啓発 に努めましょう

幼稚園・学校保育園・

・教職員自ら歯科健康 診査を受け、ブラッシ ン グ の 有 効 性 を 理 解 し、園児、児童、生徒 に対し、歯科保健教育 を行いましょう

職場

・歯科健康診査を受診 しやすい職場環境をつ くり、歯科に関する知 識を深めましょう

医療機関

・歯科健康診査の周知・

啓発を実施し、受診者 の 増 加 を 図 る と と も に、歯周病、糖尿病や 循環器疾患等の全身疾 患との関わりについて 知識を深めるための情 報提供を行いましょう 行政の主な事業

基本目標