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愛知県蒲郡市/NPO 法人楽笑

ドキュメント内 生活介護事業所 (ページ 86-90)

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日中支援センター

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●日中活動の内容

●生産活動の内容

・「パン工房」でのパンの製造や準備・販売

・片付けなど(立ち作業を基本としている)

・干物製造・梱包

・施設外就労 缶、ペットボトル、ビン、ゴミの仕分けなど

・車の部品の下請け作業

・施設内での清掃作業 など

■利用者の支援、活動等で工夫されている点

八兵衛(パン工房内)では立ち仕事が多く、ある程度自立 した方を中心に作業を行っている。製造から販売、配達までをス タッフと利用者で行い、最近は農協や小学校、旅館等への販売 や、地域で行われるイベント等にも声がかかり参加している。

八兵衛ではパンや焼き菓子の製造業務、梱包、店頭準備、

道具等の洗浄や販売を主な仕事としている。(粉の測量やオ ーブンはスタッフ)。十兵衛では、市場等から魚を仕入れ、魚を 開く、肝を取る、洗う、干すまでを行っている。

2か所とも、利用者のアセスメントから、仕事の能力や得意 なことなどを確認し、できることを伸ばすことを大切にしている。最 初は戸惑い、嫌がることもあるが、地道に繰り返し行うことと、働 くことで給料をもらえるといった喜びと達成感、周りから賞賛され ることでやりがいに変わり、その先に施設外就労、企業から就職 の声が掛かり一般就労につながっていくという流れができている。

最近では就労系のサービスが近隣に増えている。以前に比べ ると精神障害の方からの相談のケースも増えている。

周辺地域は高齢化が進み、隣接していた魚市場や商店等が閉まってきている。地域とつながる点とし て、町の中に店舗を構えることで地域住民が通える場所になっている。社会参加としては地域へパンの販 売に出かけ、色々な場所で地域住民と触れ合う機会がある。

■わたしたちのセールスポイント

・パン工房では、地の食材を使用したパンをはじめとしたおやつパンから惣菜パンまで取り揃えて店頭販売。

また、イベント販売・学校の購買販売・旅館の朝食パン・保育園のおやつパンとして提供を行っている。

・干物製造では、水産業も障害のある方と団塊世代で担えるということを伝えることを目的として、旅館の 朝食での提供、居酒屋での提供を中心に行っている。

十兵衛での仕事の様子

―事業所より―

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・周りと協力して働くことを意識して働くことを覚えるステップアップ先の作業場として、ゴミの分別を中心とし た施設外就労を行っている。

・軽作業班として自動車系の部品を下請け作業として行っている。

・ひとつの作業にこだわらない ひとりひとりの できることやステップアップの目的にあわせての作業提案を行 っている。

■利用者の支援で工夫していること

・障害種別にこだわらず、利用者が地域の一員として溶け込んでいような環境を作ることを大切にしてい る。お祭のコミュニティが根強くある町であることから、職員が地域の方(働く地域の職員も含め)と関係 を築いていく(挨拶・町を知る)ことを大切にしている。

・パン工房、干物販売の場合はイベント出店などで声をかけてもらいやすい。パンのイベント販売の誘いは 市役所・企業(市内に限らず、近辺市外)からは月に 1 回程度ある。

・地域のニーズとして、廃業しそうな豆腐屋さんやみかんやさんが声をかけてくれたこともあり、施設外就労 などにつなげることを目指している。また地域に求められているまちづくり事業(イベント、高齢者サロン等)

を行っていくことで、少しずつではあるが福祉のサービスを行っているところという認識を広げていくことができ、

通所している利用者が過ごしやすい環境や理解に繋げていくことのひとつになっている。

■課題項目に対する状況や対応

利用者の高齢化 高齢化が進んでおり、最高齢は 62 歳。仕事という概念だけでは体力・気持 ちも追いつかなくなってきている

障害の重度・多様化 立ち上げ当初からいた働き手となる主に知的障害の方は一般就労につなが った。現状は、高次脳機能障害、精神障害など一つの作業に様々な障害 のある方がいらっしゃる。トラブルが起きる場合もあり、支援者のフォローが大 事。多様化に対する学びや支援者の育成が課題である。

利用者の工賃 工賃規程を決めている。各事業から出しているので差があることが課題。利 用者の工賃は 7,000 円から 30,000 円。

送迎支援 基本的には自主通勤をお願いしているが、送迎のニーズは高い。就労の報 酬(送迎加算)では整備できない状態である。

人材確保/

人材育成

新卒の確保は応募も少なく、確保が難しい。中途もハローワークから来ること もあるが見通しが持ちにくい。マイナビに応募するなどし、インターンに繋がる学 生は増えた。そこからのフォローが取り組み中ではある。

利用者の確保/

利用率の安定

利用率は、通院などで休む方も多いので土曜日の利用日を設けているが、

内容とニーズ(仕事だと嫌だという方もいたり、レクリエーションにするとお金が かかるなら嫌だというかたもいたり、家族の都合で来られないなど)の合わせ 方に苦戦している。4年ほど前から同事業者が増えはじめ、同じような作業 内容(特に下請け作業)、単独型が増えている。利用者のニーズとしては 精神障害の方が増えてきている。

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めの取り組み)

工賃と作業内容(展開)も含めて課題である。

外部評価の取り組み 現在特に行っていない。

■地域とのつながり、連携のための取り組み

・地域の中にある事業所で、行き来も多い。地域の方は普通に仕事をしている 方として見てくれている。職員自身が地域のコミュニティを理解し、ここで働いてい る人として理解してもらうことが大事なのではないかと思う。特に、パン屋、干物 屋として店舗を持っていることで、地域の顔になっていくことを感じる。この町で地 域にもメリットのある活動を行う(こども食堂・シンポジウム・ぎょぎょうランド)こと で、地域に「楽笑=福祉のサービスをやっている」という理解を得られている。利 用者は、販売を通して地域に出ることや、漁港清掃を行うことで社会での役割 を担っている。

■周辺地域の課題

・高齢化が進んでおり 若者が町から出て行っている(働き手が少ない)

・担い手不足

事業所情報

所在地 愛知県蒲郡市三谷町港町通 57-12 TEL/FAX 0533-66-0291 / 0533-66-0292

事業種別 就労継続支援B型

開所年 平成 19(2007)年 2 月設立

平成 19(2007)年 4 月 地域活動支援センター 平成 20(2008)年 10 月 就労 B

定員数/利用者数 定員数 20 人 利用者数 14 人(平成 30(2018)年 9 月 1 日現在)

利用者の障害(手帳別) 身体4人 療育 11 人 精神2人

利用者の障害支援区分 区分なし:11 人、区分2:2 人、区分1:1人 利用者の年齢 平均年齢 38.7 歳 65 歳以上0人

―伝えたいこと―

楽笑がある三谷町というコミュニティを理解していくことが、支援をしていく上で大切なことだと 感じています。挨拶だけで終わらない関係性が地域の方とできた時に、この地域のコミュニティ の温かさを感じます。その中で通所先としての居場所があることに誇りを持ち、地域の方も、

利用者さんも、ともに過ごしやすい場所になれるたらと考えます。

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