3. 介護ロボット別の評価の実施結果
3.1 実施結果 1:HAL
3.1.5 意識調査の結果
HAL の試用者および試用の支援をした施設スタッフを対象に、 「評価シート」の利 用だけでは収集することができない定量的なデータの収集を目的に、HAL の試用後 にアンケートによる意識調査を実施した。
(a) 調査対象
(b) 調査方法
各施設にアンケート調査票を渡し、 「試用者」および「施設スタッフ」に記入し てもらい回収した。それを集計・分析した。
(c) 調査時期
3 カ月間に渡る HAL 試用期間の終了後となる 2011 年 1 月に調査を行った。
HAL の試用者:計 8 名
・病院施設:4 名
・老健施設:4 名
施設スタッフ:計 15 名
・病院施設:5 名
・老健施設:10 名
[2] 調査結果
(a) 試用者の調査結果 ア) HAL 装着時の効果
調査対象となった 8 名中の 5 人は、 「十分にあった」あるいは「ある程度あっ た」との回答であった。一方、効果の否定を回答した者はいなかった。
十分にあった 1人
(12%)
ある程度あった 4人
(50%)
どちらとも言え ない
3人
(38%)
無かったと思う
全くない 不明
イ) HAL を外した状態での効果
「十分にあった」あるいは「ある程度あった」と回答した人数は、8 名中 6 名 であった。
十分にあった 1人
(12%)
ある程度あっ た 5人
(63%)
どちらとも 言えない
2人
(25%)
無かったと思う
全くない 不明
ウ) 今後も利用したいか?
8 名中 5 名が「継続して利用したい」と回答した。
継続して利 用したい
5人
(62%)
継続して利 用したくない
3人
(38%)
「継続して利用したい」と回答した試用者の理由は次の通りであった。
着用3ヶ月間の効果がそれ以前より目に見えて改善されたから。
口頭や視覚からの指示だけではなく、HALと共に動作を行うことで体の正 しい使い方を覚えることができるから。
3カ月間だと中途半端であったから。
歩く方はそれほど不自由な感じではないから。
一方、 「利用したくない」と回答した試用者の理由は次の通りであった。
人の手を借りて電極を付けたりと大変だから。
自分では装着できないから。
(b) 施設スタッフの調査結果
ア)リハビリとしての効果(試用者にメリットがあったか?)
回答者 15 名中の 9 名は、 「十分にあった」あるいは「ある程度あった」との 回答であった。
十分にあった 1人
(7%)
ある程度あっ た 8人
(53%)
どちらとも言え ない
6人
(40%)
無かったと思う 全くない 不明
イ) リハビリ業務の遂行としての効果(スタッフへの支援効果)
「どちらとも言えない!」という回答が 9 名と最も多かったが、 5 名は「ある 程度あった」との回答であった。
十分にあった
ある程度あっ た 5人
(33%)
どちらとも言え ない
9人
(60%)
無かったと思う 1人
(7%)
全くない 不明
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