第8章 帳票配信サービスの環境構築
8.5 帳票の振り分け環境の構築
また、定義例は“8.9.4.4 帳票のプレーンテキストファイルを採取する場合の例”を参照してください。
8.4.3 フォーマット情報ファイルの作成
サーバに受信された帳票を、CSV CreatorでCSV変換する際に必要となる、フォーマット情報ファイルを作成します。
ファイル名
オーバレイ名.CSP
オーバレイ名には、メインフレームから受信したオーバレイ名とList Creator帳票定義体名と同じ名前を設定します。
格納先
f3gkvstl.iniファイルの[OUTPUT]セクション"cspdata"パラメタで指定したフォルダ
作成方法
フォーマット情報ファイルは、CSV Creatorデザイナーを使用して、帳票のプレーンテキストファイルを元に以下の手順で作成しま す。
1. スタートメニューから[e-SYOHSI CSV Creator]-[CSV Creatorデザイナー]を選択し、CSV Creatorデザイナーを起動します。
2. ツールバーのファイルメニューから、「新規作成」を選択し、「ページ設定」画面を表示します。
3. 帳票のプレーンテキストファイルを取り込みます。
4. CSVに変換する項目と項目の出力順を定義します。
CSV Creatorデザイナーの使用方法およびフォーマット情報ファイルの作成方法の詳細は、“e-SYOHSI CSV Creator ユーザーズマニュアル”を参照してください。
8.4.4 コマンドオプションファイルの作成
List Creatorコマンド連携時のコマンドオプションを定義します。
コマンドオプションファイルにより、サーバ側で、自由に帳票出力情報を変更することができます。
ファイル名
オーバレイ名.conf
オーバレイ名には、メインフレームから受信したオーバレイ名とList Creator帳票定義体名と同じ名前を設定します。
格納先
f3gkvstl.iniファイルの[command]セクション"confdir"パラメタで指定したフォルダ
記述形式 [セクション名]
パラメタ名=値
コマンドオプションファイルに指定するパラメタ一覧を以下に示します。
セクション名 パラメタ名 必須 説明 省略値 備考
command exec ○ 実行するコマンド名 なし
option execで指定したコマンドに付加するコ
マンドオプション
なお、本パラメタに指定できる値は、
execパラメタで指定するコマンドの仕 様に従います。
なし CSV Creator連携後の
CSV形式ファイルパスを 指定するための予約語 として以下が使用できま す。
「%PRINTMF%」
data_edit on : List Creatorのマルチフォーム形
式にする
off : 無編集でList Creatorに入力する on
data_type ○ コマンドに渡すデータファイル形式
CSV : CSV Creator連携後のCSV
データ
CSV
○:必須パラメタ 記述例
CSV形式に変換して、List Creatorと連携する場合の例を、以下に示します。
[command]
exec=prprint.exe
option=-indatacode "UTF8" -grpdelimit "," -f "aaa.dat"
data_type=CSV
マルチフォームでの出力の場合、先頭のオーバレイ名で定義された情報で処理します。
8.5 帳票の振り分け環境の構築
メインフレームから受信した帳票を活用先の連携製品に配信できるように、サーバ側に帳票の振り分け環境を構築します。
帳票の振り分け環境は、配信環境定義を使って構築します。
注意
・ 振り分け先がList Worksの場合は、メインフレーム側でも振り分け先を定義できます。メインフレーム側での振り分け先の定義は、
ASSORT仕分け定義体に定義します。
・ msレコードの振り分け先サーバに自サーバ以外のサーバを指定する場合、以下のポート番号を使用します。
アプリケーション名 : fjswapsnp ポート番号 : 1874
すでに当該ポート番号を別アプリケーションで使用している場合には、任意のポート番号をWindowsシステム配下のservicesファイ ルに定義してください。
・ Windows Server 2008では、Windowsファイアウォールが有効となっており、初期状態では、他のサーバに帳票を転送すると、サー
バへの接続でブロックされます。帳票を転送する先のサーバにおいて、Windowsファイアウォールの設定で、以下のプログラムの 接続を許可してください。
- 帳票配信サービスのインストールフォルダ\BIN\f3gkssvr.exe
配信環境定義では、帳票を振り分けるための条件や振り分け先などを定義します。振り分け先を指定するときは、“振り分け先のサー バ”と“サーバ上のノード”を指定します。
“振り分け先のサーバ”として、以下のいずれかが指定できます。
自サーバ
配信環境定義を行うサーバ内の振り分け先を指定する場合 他サーバ
他のサーバに帳票を転送する場合
また、“サーバ上のノード”として、以下のいずれかが指定できます。
List Worksの受信フォルダ
帳票を電子化して活用する場合の振り分け先です。
帳票管理サービスのあて先
帳票の印刷(GDI印刷、VSP印刷)や、FAX送信を行うときに指定します。
固定文字列 “!PDF”
帳票をPDF化して配信するときに指定します。
固定文字列 “!ASSORT”
帳票をList Worksの帳票仕分け管理で定義した仕分け環境にしたがって配信するときに指定します。
固定文字列 “+”
帳票を振り分け先のサーバの配信環境定義にしたがって配信するときに指定します。振り分け先のサーバが他サーバの場合のみ 有効です。
固定文字列 “!CSVTEST”
固定文字列 “!CSV”
帳票をCSV形式に変換してList Creatorまたは各種アプリケーションで活用するときに指定します。
8.5.1 配信環境定義ファイルの作成
配信環境は、サーバごとに定義します。配信環境定義ファイルの作成について以下に示します。
以下の手順で配信環境定義ファイルを作成します。
1. スタートメニューから[帳票配信サービス]-[5.配信環境定義ファイル]をクリックします。
2. 配信環境定義ファイルの定義を行い、保存します。
配信環境定義ファイルの詳細は、“8.9.3 配信環境定義ファイル”を参照してください。
8.5.2 配信環境定義の実行および結果の確認
1. スタートメニューから[帳票配信サービス]-「6. 配信環境定義実行」をクリックします。
2. 実行結果を、スタートメニューから[帳票配信サービス]-「7. 配信環境定義実行結果」で確認します。
- 正常時の実行結果
正常に終了した場合の結果の例を、以下に示します。
2009/12/01 火 10:45
配信環境定義コマンド開始 配信環境定義コマンド終了
仕分け/配信環境定義のゼネレーションが完了しました。
- エラー時の実行結果
実行結果のエラー例を以下に示します。
エラーが発生している場合には、“8.5.1 配信環境定義ファイルの作成”に戻り、修正してください。
2009/12/01 火 10:45
配信環境定義コマンド開始
詳細エラーコード=0x0012005b (備考1) 配信環境定義コマンド終了
12行目の定義情報に文法的な誤りがあります。 (備考2) df,所属,1,3,100,110 (備考3) 指定された抜き出しキー名(所属)は既に使用されています。 (備考4) 使用していない抜き出しキー名を入力してください。
備考1 : 詳細エラーコード
弊社技術員に連絡する場合、詳細エラーコードを通知してください。
備考2 : エラー検出行数/エラー内容 備考3 : エラー検出した行
備考4 : エラー内容の詳細
エラー内容の詳細で示した対処ができない場合には、弊社技術員に連絡してください。