第3章 屋根を入力してみよう
3.2 屋根入力の起動
メインメニュー (屋根入力)をクリックすると、屋根伏図のウィンドウとリアルタイム3Dビューア のウィンドウが表示されます。
リアルタイム3Dビューアの自動表示設定
『設定>屋根自動作成』にある「屋根の自動作成時に、リアルタイム3Dビューアでプレビュー表 示を行う」に、初期はチェックが入っているので、自動表示されます。
リアルタイム3Dビューアの表示により屋根入力画面が隠れてしまう場合は、 (閉じる)をクリッ クして一旦閉じるか、 (最小化)をクリックしてください。
屋根入力
ツールバー
作図モード
屋根自動の処理アイコン
リアルタイム 3D ビューア
Point!
(屋根伏図図面出力)は Free 版では使用できません。
※ メインメニューは、お持ちのシステム構成によって異なります。
リアルタイム3Dビューアのマウス操作
起動時は、 (建物中心回転)のモードになっています。
このモードでは、以下のマウス操作をご利用ください。(前の図はポインタ形状) 左ドラッグ ...回転
右ドラッグ ...拡大・縮小 中ドラッグ ...上下左右移動
3.3 1 階屋根の入力
地回り範囲の自動認識
屋根伏図の起動時は、ツールバーの (屋根自動)と、屋根自動メニューの (地回り範囲線指定) が押された状態です。
また、屋根伏図が何も入力されていないときは、自動作成の予想形状が破線で表示され、リアルタイム3 Dビューアでは網掛けの状態で表示されます。初期の形状は寄棟です。
破線 :予想形状 ピンク色:地回り範囲線 緑色 :上階の外壁線
自動認識
地回り範囲線指定 屋根自動
自動作成の初期は寄棟
自動作成の初期は寄棟ですが、切妻線を指定し、切妻表現にすることもできます。
また、部分切妻や母屋下り範囲の指定なども可能になっています。
★注意★
予想形状が表示されない場合、 (自動認識)をクリックしてください。
切妻属性指定
① (切妻属性指定)をクリック
② 下図の の地回り範囲線をクリック
※ 予想形状が切妻に変わります。
※ 切妻属性指定した地回り範囲線は、赤色に変わります。
Point!
切妻属性指定
クリック
屋根自動作成の設定変更
① メニューバー『設定>屋根自動作成>「出寸法」タブ』を選択
② 「納まり部分の形状」を「切妻」に変更
③ (OK)をクリック
※ 予想形状の納まり部分が変わります。
<納まり部分の形状:寄棟> <納まり部分の形状:切妻>
屋根自動作成の実行
① (自動作成実行)をクリック
※ 屋根自動作成のダイアログが表示されます。
② 勾配を「50」に設定
③ (OK)をクリック
※ 屋根面に、勾配と流れ方向が表示されます。
※ リアルタイム3Dビューアを表示している場合は、ビューアの屋根表示も変わります。
自動作成実行
クリック
屋根面グラデーション表示
『設定>屋根面グラデーション表示』により、グラデーション表示の ON/OFF を切り替えることが できます。
★注意★屋根自動作成のダイアログが表示されない?
メニューバー『設定>屋根自動作成』に「屋根の自動作成時に、このダイアログを出す」という設 定があり、このチェックを外しておくと (自動作成実行)をクリックした際にダイアログは表 示されません。表示されない場合は (アンドゥ)にて自動作成をキャンセルし、メニューバー
『設定>屋根自動作成』にて設定してから (自動作成実行)をクリックしてください。(前ペー ジ参照)
ポーチ屋根の入力
ポーチの屋根は、手動で入力してみましょう。
【面作成】
Point!
以降の説明画像は、屋根面グラデーション表示を OFF にしています。
説明画像はグリッドを非表示にしていますが、作図はグリッド表示で行なっています。
① (面作成)をクリック
② (屋根面)が選択されているこ とを確認
③ (多角配置)をクリック
④図のように、1~6の順にポーチの 角を指示後、6の位置から少し離し てダブルクリック
※ 1をもう一度指示、または[ス ペース]キーを押してもかま いません。
面作成
クリック
面作成時は、外壁の芯上を指示してかまいません。外壁と接する部分は、面確定後自動でオフセッ トされます。
【高さ参照】
入力済みの屋根の軒先の高さを確認しましょう。
「記憶」をクリックすると、面設定時に利用できます。
Point!
① (面設定)をクリック
② (高さ参照)をクリック
③ ポーチ屋根と重なっている屋根 をクリック
※ 選択された面が赤く表示されま す。
④ 軒先をクリック
※ クリックしたポイントの高さ が表示されます。
⑤ 確認後は、 (OK)を クリック
この数値をもとに、ポーチ屋根の高さを設定します。
Point!
クリック
面設定
軒先をクリック
【面設定】
① (面設定)をクリック
※ ダイアログが表示されます。
② GL基準を「2850」mm に設定
※ 参照した軒先高さの「3090」と軒先厚の「210」を考慮して、接触しない高さまで下げます。
③ 勾配を「20」に設定
④ (OK)をクリック
⑤ 屋根面を指示
※ 面が赤い線で囲まれます。
⑥ 基準点を指示
※ 高さ参照時のポイントを指示します。
⑦ 矢印が出てくるので、屋根の流れ方向に矢印の向きを合わせ、クリックで確定
※ リアルタイム3Dビューアで確認すると、下のようになります。
基準点を指示
3.4 1階の軒樋・瓦・屋根模様の入力
【軒樋】
① (屋根化粧材)をクリック
② (自動配置)をクリック
※ 軒樋の形状を選択するためのダイアログが表示されます。
※ 下図の表示が変わります。
③ 初期の「丸型」の状態で (OK)をクリック
軒樋の3次元化
軒樋の種類は、3次元化へ反映されます。
「矩計図」では、丸型・角型の2種類で形状が作成されます。
【竪樋・落し口の配置】
屋根化粧材では、竪樋・落し口の配置も可能です。
竪樋・落し口の配置後、呼び樋・はい樋の繋ぎ編 集ができます。
メニューバー『設定>呼び樋設定』にて、呼び樋 角度、短管長さ等を設定できます。
Point!
竪樋 落し口
呼び樋・はい樋自動配置
呼び樋・はい樋手動配置 屋根化粧材
クリック
瓦
① (瓦)をクリック
※ (瓦自動)が押された状態で、自動配置の瓦種類のアイコンが表示されます。
② (洋風瓦)をクリック
※ 洋風瓦が自動配置されます。
配置済みの瓦種類を変更するには
洋風瓦を和風瓦に変更したいという場合は、配置済みの状態で (瓦自動)の (和風瓦)を クリックしてください。「すでに瓦データがあります。削除してもよろしいですか?」と表示され ます。そこで「はい」をクリックすると、洋風瓦を削除して和風瓦を配置します。
瓦の手動配置について
(瓦手動)では、鬼瓦・棟瓦・のし瓦などを手動で配置することができます。
起点-終点の指示で配置しますが、鬼瓦の場合は終点が方向の指示にもなります。
のし瓦の場合は、起点-終点設定後、方向を指示します。
Point!
瓦
クリック
屋根模様
① (屋根模様)をクリック
② (自動設定)をクリック
※ ダイアログが表示されます。
③ 「パターンハッチング」に設定
④ をクリック
※ パターンの一覧が表示されます。
⑤ 「瓦模様(簡易表現)」をクリック
⑥ (OK)をクリック 屋根模様
クリック
※ 屋根模様のダイアログに戻ります。
※ 「瓦模様(簡易表現)」が選択された状態になっています。
⑦ (OK)をクリック
※ 1階の全屋根面に、屋根模様が入力されます。
【ハッチング基準点の変更】
自動入力された屋根模様にずれがある場合は、手動設定を利用してハッチング基準点を変更しましょう。
ハッチング基準点とは、模様の1つの角の通過点になります。
① (手動設定)をクリック
※ ダイアログが表示されます。
※ 直前の設定が保持されていますので、「瓦模様(簡易表現)」が選択された状態になっています。
② (OK)をクリック
③ 変更する屋根面をクリック
④ ハッチング基準点をクリック
※ 「すでに屋根模様があります・・・」と表示されます。
⑤ (はい)をクリック
※ 屋根模様が変更されます。
<変更前> <変更後>
基準点
3.5 2階屋根の入力
階層変更
プラン図と同様に、階層ボタンの (上階選択)をクリックすると 2階の屋根伏図のウィンドウが開きます。
地回り範囲の自動認識
1階と同様に、2階屋根伏図の起動時は、ツールバーの (屋根自動)と (地回り範囲線指定)が 押された状態です。
また、屋根伏図が何も入力されていないときは、自動作成の予想形状が、破線で表示されます。
初期の形状は寄棟です。設定を変えていなければ、リアルタイム3Dビューアも自動起動します。
★注意★
予想形状が表示されない場合は、 (自動認識)をクリックしてください。
上階選択
Point!
屋根自動
クリック
切妻属性指定
① (切妻属性指定)をク リック
② 左図の で示した3本 の地回り線をクリック
※ 予想形状が切妻に変わ ります。
※ リアルタイム3Dビュ ーアを表示している場 合は、ビューアの屋根 も変わります。
屋根自動作成の実行
① (自動作成実行)をクリック
※ 屋根自動作成のダイアログが、1階の屋根自動作成時の設定内容で表示されます。
② (OK)をクリック
※ 2階の全屋根面に、勾配と流れ方向が表示されます。
「50」になっている
3.6 2階の屋根部品の入力
(屋根部品)では、ドーマ、煙突、妻飾り等の3次元部品を配置することができます。
ここでは、妻飾りを配置してみましょう。
① (屋根部品)をクリック
② (妻飾り)をクリック
※ 屋根部品のダイアログが表示されます。
③ 「洋風 1510」(サイズ「400×70×300」)をクリック
※ 妻飾りの設置高さは、初期値が屋根下基準で「250」mm です。
④ (OK)をクリック
屋根部品
洋風 1510 クリック
高さを「250」㎜に
⑤ 配置点を外郭線上の切妻の中心に指示
⑥ 配置する屋根を指示
※ この部品の場合は、どちらの屋根を指示してもかまいません。
⑦ 同様に、配置点を外郭線上の切妻の中心に指示
⑧ 配置する屋根を指示(どちらの屋根でも可)
配置点
配置点 クリック
クリック
【外郭線上でない場合】
外郭線上でない箇所に配置する場合は、作図モードの (2 点配置)を利用しましょう。
① (2 点配置)をクリック
② 起点を指示
③ 配置する屋根を指示
④ 方向を指示
※ [Shift]キーを押しながら指示すると水平垂直に指示できます。
※ 屋根部品はリアルタイム3Dビューア でも確認できます。
起点
方向
クリック