市場としての一定水準の質及び流動性の保持を目的に,厳正かつ詳細な上場廃止基準を設けていま す。各市場の上場廃止基準は以下のとおりです。
(1)本則市場(東証市場第一部・第二部)(重複上場)
単独上場で求められる基準と多くの部分が重複していますが、以下の基準については異なっていま す。なお、単独上場の廃止基準は11(1)をご参照ください。
項 目 重複上場の場合 単独上場の場合
1. 株主数
【上場規程第602条①(1)】
【上場規程第601条①(1)】
なし 株主数が、上場会社の事業年度の末日に
おいて400人未満である場合において、1 年以内に400人以上とならないとき
2. 流通株式数
【上場規程第602条①(1)】
【上場規程第601条①(2)】
なし 以下のaからcまでのいずれかに該当する
場合
a.流通株式の数が、事業年度の末日にお
いて2,000単位未満である場合におい
て、1年以内に2,000単位以上とならな いとき
b.流通株式の時価総額が、事業年度の末 日において5億円未満である場合にお いて、1年以内に5億円以上とならないと き
ただし、市況全般が急激に悪化した場合 において、当取引所がこの基準によるこ とが適当でないと認めたときは、当取引 所がその都度定めるところによる
c.流通株式の数が、事業年度の末日にお いて上場株券等の数の5%未満である 場合であって、上場会社が施行規則で 定める日までに当取引所が定める公 募、売出し又は数量制限付分売予定書 を当取引所に提出しないとき
3. 売買高
【上場規程第602条①(1)】
【上場規程第601条①(3)】
なし 以下のa又はbに該当する場合。ただし、a 又はbに該当後3か月以内に、施行規則
(施行規則第601条②)で定めるところによ
【施行規則第601条②】 り公募、売出し又は立会外分売を行う場合 は、この限りではない
a.毎年の12月末日以前1年間における上 場株券等の月平均売買高が10単位未 満である場合
b.毎月の末日以前3か月間に売買が成立 していない場合
4. 外国金融商品取引所等 における上場廃止等
【上場規程第602条②(1)】
外国金融商品取引所等における上場 外国株券等の上場廃止が決定された 場合又は外国金融商品取引所等にお ける当該上場外国株券等の相場を即 時に入手することが出来ない状態とな ったと当取引所が認めた場合 ただし、当該上場外国株券等の外国 金融商品取引所等における上場廃止 の理由等又は当取引所における流通 の状況その他の事由を勘案して、上場 を廃止することが適当でないと認めら れるときは、この限りではない
なし
5. 流通の状況
【上場規程第602条②(2)】
上場外国会社の事業年度の末日にお いて、上場外国株券等についての流 通の状況が著しく悪化したと認めた場 合
なし
(2)マザーズ(重複上場)
単独上場で求められる基準と多くの部分が重複していますが、以下の基準については異なっていま す。なお、単独上場の廃止基準は11(2)をご参照ください。
項 目 重複上場の場合 単独上場の場合
1. 株主数
【上場規程第604条①(1)】
【上場規程第603条①(1)】
なし 事業年度の末日において400人未満 である場合において、1年以内に400 人以上とならないとき(上場後10年間 においては、150人未満である場合 において、1年以内に150人以上(当 該1年以内の間に上場後10年を経 過する場合においては、400人以上)
とならないとき)
2. 流通株式
【上場規程第604条①(1)】
【上場規程第603条①(2)】
なし 以下のaからcまでのいずれかに該当
する場合
a.流通株式の数が、上場会社の事 業年度の末日において2,000単位 未満である場合において、1年以
内に2,000単位以上とならないと
き(上場後10年間においては、
1,000単位未満である場合におい
て、1年以内に1,000単位以上(当 該1年以内の間に上場後10年を 経過する場合においては、2,000 単位以上)とならないとき)
b.流通株式の時価総額が、上場会 社の事業年度の末日において5億 円未満である場合において、1年 以内に5億円以上とならないとき
(上場後1年間においては、2億
5,000万円未満である場合におい
て、1年以内に2億5,000万円以 上(当該1年以内の間に上場後10 年を経過する場合においては、5 億円以上)とならないとき)
ただし、市況全般が急激に悪化し た場合において、当取引所がこの 基準によることが適当でないと認 めたときは、当取引所がその都度 定めるところによる
c.流通株式の数が事業年度の末日 において上場株券等の数の5%未 満である場合であって、上場会社 が施行規則で定める日までに当取 引所の定める公募、売出し又は数 量制限付分売予定書を当取引所 に提出しないとき
3. 売買高
【上場規程第604条(2)】
【上場規程第601条①(3)】
なし 以下のa又はbに該当する場合。ただ
し、a又はbに該当後3か月以内に、
施行規則(施行規則第601条②)で定 めるところにより公募、売出し又は立 会外分売を行う場合は、この限りでは ない
a.毎年の12月末日以前1年間にお ける上場株券等の月平均売買高 が10単位未満である場合 b.毎月の末日以前3か月間に売買
が成立していない場合
4. 外国金融商品取引所等に おける上場廃止等
【上場規程第604条①(3)】
【上場規程第602条②(1)】
外国金融商品取引所等における上場 外国株券等の上場廃止が決定された 場合又は外国金融商品取引所等に おける当該上場外国株券等の相場を 即時に入手することが出来ない状態 となったと当取引所が認めた場合。た だし、当該上場外国株券等の外国金 融商品取引所等における上場廃止の 理由等又は当取引所における流通の 状況その他の事由を勘案して、上場 を廃止することが適当でないと認めら れるときは、この限りではない
なし
5. 流通の状況
【上場規程第604条①(3)】
【上場規程第602条②(2)】
上場外国会社の事業年度の末日に おいて、上場外国株券等についての 流通の状況が著しく悪化したと認めた 場合
なし
(3)JASDAQ(スタンダード及びグロース)(重複上場)
重複上場の場合には、単独上場で求められる基準に加え、以下の基準も求められます。なお、単独 上場の廃止基準は11(3)及び11(4)をご参照ください。
項 目 基 準 の 内 容
外国金融商品取引所等における上 場廃止等
【上場規程第604条の3(3)】
【上場規程第604条の5(3)】
【上場規程第602条②(1)】
外国金融商品取引所等における上場外国株券等の上場廃止が決定された 場合又は外国金融商品取引所等における当該上場外国株券等の相場を即 時に入手することができない状態となったと当取引所が認めた場合
ただし、当該上場外国株券等の外国金融商品取引所等における上場廃止の 理由等又は当取引所における流通の状況その他の事由を勘案して、上場を 廃止することが適当でないと認められるときは、この限りでない