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4 日本における言語景観

4.3 多変量解析

4.3.3 地域と表記法

表 23 コレスポンデンス分析による文字種ポイントの概要a(日本)

列 ポイントの 概 要a

.261 -.846 .099 .053 .669 .021 .992 .006 .998

.662 .364 .040 .025 .313 .009 .993 .005 .998

.075 -.262 -.523 .006 .018 .171 .249 .425 .674

.002 -.144 -7.235 .012 .000 .799 .001 .956 .957

1.000 .095 1.000 1.000

表記法 縦書き 左横書き 両方 右横書き 合計

マス 1 2

次元の得点

概要イナーシャ 1 2

次元のイナーシャに対する ポイント

1 2 概要合計

ポイントのイナーシャに対する次元 寄与率

対称的正規化 a.

次元 1

1.0 0.5 0.0 -0.5 -1.0

次 元 2 2

0

-2

-4

-6

-8

右横書き 両方

左横書き

縦書き 心斎橋

日本橋電気街

道頓堀 門前仲町

秋葉原

新宿 表参道

銀座

表記法 地域名

図 21 コレスポンデンス分析による地域と表記法a(日本)

ここでは、表23の寄与率の欄の中で表記法が次元のイナーシャに対するポイント得点を見ながら、

図21上の配置を確認する。

次元1においては、得点が高い表記法として縦書き0.669、左横書き0.313がある。各地域は縦書 きと左横書きのどちらを多用するかで区分される。

次元2においては、得点が高い表記法として右横書き0.799がある。しかし、道頓堀で数例の右横 書きサンプルが採取されただけで、他の地域は図のように、原点付近で極端に固まっているように見 える。道頓堀以外の地域の区別をより明確にするために、道頓堀にある右横書き表記を例外と扱い、

それを外してもう一回地域と表記法のコレスポンデンス分析を行った。

表 24 コレスポンデンス分析による表記法ポイントの概要b(日本)

列ポイントの概要a

.262 -.846 -.136 .053 .669 .069 .994 .006 1.000

.663 .363 -.050 .025 .313 .024 .995 .005 1.000

.075 -.261 .922 .006 .018 .907 .242 .758 1.000

1.000 .083 1.000 1.000

表記法 縦書き 左横書き 両方 合計

マス 1 2

次元の得点

概要イナーシャ 1 2

次元のイナーシャに対する ポイント

1 2 概要合計

ポイントのイナーシャに対する次元 寄与率

対称的正規化 a.

2回目の考察では、再び表24の来寄与率の欄の中で言語種の次元のイナーシャに対するポイント得 点を見ながら、図22上の配置を確認する。

次元1においては、得点が高い表記法には縦書き0.669、左横書き0.313がある。この数値は1回 目と変わらない。

次元2においては、一番得点が高い表記法は両方(縦書きと横書きを組み合わせたもの)に変わっ た。図22 から、横方向からみると、縦軸の左側には縦書き表記を多用する日本志向、右側には左横 書き表記を多用する欧米志向地域が分布することが読み取れる。

次元 1

1.0 0.5

0.0 -0.5

-1.0

次 元 2 1.00

0.75

0.50

0.25

0.00

-0.25

両方

左横書き 縦書き

心斎橋

日本橋電気街 道頓堀

門前仲町

秋葉原

新宿

表参道 銀座

表記法 地域名

図 22 コレスポンデンス分析による地域と表記法b(日本)