(1)一体的な事業の実施
【中期目標】
Ⅲ 国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する事項 2 国際競技力向上のための研究・支援
国立スポーツ科学センターにおいては、スポーツ振興基本計画(平成12年9月13日文部省告示第15 1号)等に基づき、我が国の国際競技力向上のための研究・支援事業を実施する。実施に当たっては、次の 措置を講じ、より効果的な事業の執行を図る。
(1)スポーツ科学研究部等4部門は、総合的な連携・協力のもと研究・支援事業を実施する。
【中期計画】
Ⅱ 国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置 2 国際競技力向上のための研究・支援事業
国立スポーツ科学センターにおいては、スポーツ振興基本計画(平成12年9月13日文部省告示第15 1号)等に基づき、我が国の国際競技力向上のための研究・支援事業を実施する。実施に当たっては、次の 措置を講じ、より効果的な事業の執行を図る。
(1)一体的な事業の実施
スポーツ科学、医学及び情報の3研究部と運営部が、総合的な連携・協力のもと、事業ごとに部会を設 置し、研究・支援事業を一体的に実施する。
【年度計画】
Ⅱ 国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置 2 国際競技力向上のための研究・支援事業
(1)一体的な事業の実施
① 総合的な連携・協力による事業の実施
スポーツ科学、医学及び情報の3研究部と運営部による総合的な連携・協力を更に推進するとともに、
事業ごとに次の部会を定期的に開催することにより、研究・支援事業の一体的な実施及びより効果的な 事業の執行を図る。
ア トータルスポーツクリニック事業部会 イ スポーツ医・科学研究事業部会 ウ スポーツ診療事業部会
エ スポーツ情報サービス事業部会 オ サービス事業部会
② トータルスポーツクリニック・チェックサービスの実施
競技者の心身の状態を多角的・総合的に評価・診断するため、トータルスポーツクリニック・チェッ クサービスを行う。
③ スポーツ診療事業の実施
競技者が良好なコンディションで競技を行えるように、スポーツ外傷・障害及び疾病に対し、診療・
リハビリテーションを行う。
④ サービス事業の実施
各競技団体(以下「NF」という。)の強化活動を支援するため、科学的トレーニングが行える練習施 設に加え、宿泊施設、適切な栄養摂取及び栄養指導が行える食堂等、快適で効果的なトレーニング環境 の提供を行う。
■年度計画における目標設定の考え方
3 研究部と運営部による総合的な連携・協力を更に推 進するとともに、事業部会を定期的に開催することに より、研究・支援事業の一体的な実施及びより効果的 な事業の執行を図る。
国際競技力向上を目的にJISSを利用する競技団 体やトップレベル競技者に対し、JISSのトレーニ ング施設及び研修施設の貸出しやトータルスポーツク リニック(以下「TSC」という。)事業及び宿泊、食 事等のサービスを提供する。
■業務実績
1 事業部会の設置及び実施状況
各事業を効果的・効率的に実施するため、3 研究部 と運営部による総合的な連携・協力の下、次の 5 事 業において、定期的に部会を開催し、研究・支援事 業の一体的な実施及びより効果的な事業の執行を図 った。
(1)事業部会の実施状況
① TSC事業部会 開催回数:11 回
議題:・TSCチェックデータの公表について
・NFへの事業説明会について
・次期事業計画案の策定について ほか
② スポーツ医・科学研究事業部会 開催回数:6 回
議題:・各プロジェクト研究の予算配分案につ いて
・海外研究員の招聘について
・次期事業計画案の策定について ほか
③ スポーツ診療事業部会 開催回数:3 回
議題:・診療対象者の確認について
・次期事業計画案の策定について ほか
④ スポーツ情報サービス事業部会 開催回数:3 回
議題:・事業推進体制の確認について
・次期事業計画案の策定について ほか
⑤ サービス事業部会 開催回数:5 回
議題:・ドーハフェアの実施について
・次期事業計画案の策定について ほか
2 TSC事業チェックサービスの実施状況
競技者の心身の状態を、メディカル、フィットネ ス、スキル、メンタル、栄養面から多角的・総合的 に評価・診断し、データの提供やアドバイスを迅速 かつ的確に実施することにより、NFが行う強化活 動を支援した。
延べ実施人数(人)
NFの要望によ
るチェック 派遣前チェック 合計 658 1,046 1,704
3 スポーツ診療事業の実施状況
JOC強化指定選手をはじめとするトップレベル 競技者を対象として、競技者が良好なコンディショ ンを維持・回復できるように、内科、整形外科をは じめ 7 つの診療科による「スポーツクリニック」を 開設し、スポーツドクターや専門スタッフによる診 療のほか、アスレティック・リハビリテーション、
心理カウンセリング等を実施し、選手の外傷・障害 の治療や予防等に効果をあげた。
(1)スポーツクリニック診療日数及び受診件数 診療日数(日) 延べ受診件数(件)
245 9,743
(2)メディカルネットワーク事業
外来診療以外にNFのメディカルスタッフとの ネットワーク構築に向けて合宿等の訪問を行うこ ととし、JOC及びNFの医・科学スタッフと連 携をとり、合宿地や競技会場において、スポーツ 外傷・障害の予防やコンディショニングについて のアドバイスを行った。
訪問回数:4 回
4 サービス事業の実施状況
JOC認定の強化/トレーニング拠点として、最 新のトレーニング機器や映像設備の整ったトレーニ ング施設をNFへ提供するとともに、低酸素設備の 整った宿泊施設、栄養価を考えた食事の提供を行い、
NFが行う強化活動を支援した。
なお、利用状況に応じてNFの利用に支障のない 範囲で、一般利用者に対しても一部のトレーニング 施設、研修施設などの施設の貸出しを行った。
また、文部科学省、財団法人日本体育協会及び財 団法人日本レクリエーション協会との共催により、
体育の日中央記念行事「元気アップ子どもスポーツ フェスティバル」(平成 18 年 10 月 9 日)を開催した。
JISSで 2 回目の開催となった今回は、平成 17 年度同様、NFから講師の先生を招いて子どもたち を指導する「子どもスポーツクリニック」や、JI SSで実際に行われている研究を体験する「元気ア ップ科学体験コーナー」等、スポーツにまつわる様々 なイベントを行い、レスリング教室をはじめとする イベントに 1,500 人(平成 17 年度比 5 割増)を超え る参加者があった。
「元気アップ子どもスポーツフェスティバル」
(レスリング教室 講師:伊調千春氏)
(1)専用トレーニング施設
各施設とも日常練習や強化合宿、遠征前の調整 合宿等で、トップレベル競技者、ジュニアの有望 競技者等に利用された。
延べ利用人数(人) 29,829
(2)共用トレーニング施設
トップレベル競技者に対してトレーニングの場 を提供するとともに、一般の利用にも供するなど 施設の効率的な活用を図った。
延べ利用人数(人)
NF 一般 合計
28,877 21,940 50,817
(3)研修室・会議室
NFが主催する研修会や講習会に利用された。
延べ利用人数(人) 17,839
第4回 JISS スポーツ科学会議(研修室)
(4)低酸素合宿室
1年を通じて、各競技のナショナルチームの直 前合宿などで活発に利用された。
利用可能日数(日) 363
利用可能室数(室) 27,372 延べ利用室数(室) 19,161
(5)栄養指導食堂・喫茶室
競技種目、トレーニング内容等に応じて、スポ ーツ栄養学の理論に則った適切な食事を多彩なメ ニューで提供するとともに、食事内容を入力する ことにより、その場で栄養バランスを分析するこ とができる栄養管理システムの活用や、スポーツ 専門の管理栄養士による栄養指導を行った。
① 栄養指導食堂
第 15 回アジア競技大会(カタール:ドーハ、平 成 18 年 12 月)に向けて、選手やスタッフが選手 村の食堂を模擬体験し、選手村での食事をより円 滑に行うことを目的として、「ドーハフェア」(平 成 18 年 11 月 15 日)を開催した。平成 16 年のア テネフェア、平成 17 年のトリノフェアに続く 3 回 目の試みであり、当日はアラブ料理をメインに約 70 種類のメニューを用意し、各競技団体の選手、
コーチに提供した。
延べ食数(食) 86,348
② 喫茶室
延べ利用人数(人) 25,272
ドーハフェア(栄養指導食堂)
(6)サッカー場
関東大学サッカーリーグを中心にJFL(日本 フットボールリーグ)、女子サッカー、高校サッカ ー等に利用された。
利用日数(日) 83
芝生育成期間等(日) 73
総入場者数(人) 82,514
(7)テニス場
利用日数(日) 333
延べ利用人数(人) 39,493
(8)運動場
利用日数(日) 78
延べ利用人数(人) 5,983
※NTC建設工事のため、平成 18 年 6 月 30 日をもっ て公開を終了した。
(9)戸田艇庫・合宿室
艇延べ保管数(隻) 1,980 合宿室 延べ利用人数(人) 12,897
■中期計画等における目標の達成見通し
各事業とも効果的に事業を執行するため、定期的に 部会を開催し、情報の共有を図った。
TSC事業チェックサービスについては、NFの要 望に基づくチェック及び派遣前チェックを合わせて 1,704 人を実施し、NFの強化活動を支援した。
スポーツ診療事業については、スポーツクリニック において 9,743 件の診断・治療を行った。また、メデ ィカルネットワーク事業では、国内外で実施された夏 季競技 2 種目(3 回)、冬季競技 1 種目(1 回)の競技 会等に出向き、JOCの専任ドクター及びNFのドク ターと十分な連携を行うことができた。
サービス事業については、北京オリンピック大会の 前々年ということもあり、全体的に平成 17 年度の利用 実績を下回った。また、文部科学省、財団法人日本体 育協会、財団法人日本レクリエーション協会との共催 で、体育の日中央記念行事「元気アップ子どもスポー ツフェスティバル」を開催し、1,500 人を超える参加者 があった。
以上のような取組により、年度計画を十分に履行し ていることから、中期計画等に定めた目標は達成可能 と見込まれる。
■参考データ
資料−5:平成 18 年度国立スポーツ科学センター・ナ ショナルトレーニングセンター中核拠点施 設(仮称)稼働状況