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The International Patent System

IPE-3 01.07.2014

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国際予備審査(2)

ISAにて調査された請求の範囲のみがIPEAにおいて審査される

(規則66.1(e) 及び66.2(a)(vi))

国際予備審査の開始(規則 69.1 )

IPEAが以下のものを保有したとき:

 国際予備審査請求書

 国際調査報告(⼜は第17条(2)(a) に基づく宣⾔)及びISA⾒解書

 予備審査⼿数料及び取扱⼿数料

ただし、IPEAは、出願⼈が明⽰的に早期の開始を請求した場合を除 くほか、規則54の2.1(a) に規定する期間の満了前に国際予備審査を 開始しない

国際予備審査請求書が補正に関する記述を含んでいる場合は、その

IPE-5 01.07.2014

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発明の単⼀性⽋如の発⾒(規則 68 )

要件は国際調査の場合と同じ(規則13及び国際調査及び予備審査ガ イドラインのパラグラフ10.20 乃⾄10.59)

IPEAは請求の範囲の限定⼜は追加⼿数料の⽀払(異議申⽴てととも に⽀払うことが可能)を求める

出願⼈は「主発明」及び追加⼿数料を⽀払うべき発明を選択するこ とができる

IPE における先⾏技術(規則 64.1 )(1)

先⾏技術とは?

世界のいずれかの場所において書⾯による開⽰(図⾯その他の図解を 含む)によって公衆が利⽤することができるようにされているもの全 てを先⾏技術とする。ただし、公衆が利⽤することができるようにさ れていることが基準⽇前に⽣じていることを条件とする。

IPE-7 01.07.2014

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IPE における先⾏技術(規則 64.1 )(2)

基準⽇とは?

 国際出願⽇が優先期間の満了後であるが、満了した⽇から2ヶ⽉

の期間内であるとの理由以外の理由によって、IPEAが優先権主張 を無効とみなさければ、優先権が主張された最先の出願の出願

⽇; ⼜は、

 その他の場合は、国際出願⽇

義務的なトップアップ調査

(規則 66.1 の 3 )

ISRが作成された時点で利⽤可能ではなかった先⾏技術、特に公開さ れていなかった先⾏技術(ISRが作成された⽇以降に公開された特許 出願で、より早い優先⽇のもの)を⾒つけることが⽬的

例外:

IPEAがIPRP(第II章)を作成する請求の範囲が対象

サーチを実施することが有効ではない場合、例えば、IPEAが、ISR に列記された⽂献で対象すべての新規性⽋如を⽰すのに⼗分である と認めた場合

IPE-9 01.07.2014

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IPEA ⾒解書(規則 66.2 及び 66.6 )

ISA⾒解書がIPEA⾒解書とみなされる(例外: IPEAが特定の他のISA が作成した⾒解書を受け⼊れないと決定した場合)

ISA⾒解書がIPEA⾒解書とされた場合には、2回⽬の⾒解書は作成 されなくてもよい

2回⽬の⾒解書が作成される場合には、当該2回⽬の⾒解書に⽰さ れた期限までに答弁することができる

IPEAの審査官との⾯談の請求が可能(規則66.6)

特許性に関する国際予備報告(第 II 章)

(1)

次の期間のうち最も遅く満了する期間内にIPEAにより作成されなけれ ばならない(規則69.2):

 優先⽇から28ヶ⽉

 規則69.1に規定する国際予備審査の開始の時から6ヶ⽉

 IPEAが規則55.2に基づく翻訳⽂を受理した⽇から6ヶ⽉

IPE-11 01.07.2014

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特許性に関する国際予備報告(第 II 章)

(2)

「附属書類」として次のものを含む(規則70.16):

 第19条⼜は第34条の規定に基づく補正を含む差替え⽤紙及び補 正の根拠を表⽰した書簡

 規則91に基づきIPEAによって許可された明⽩な誤記の訂正を含 む差替え⽤紙及びその添付書簡

 報告において表⽰されている場合、審査に間に合わずに考慮さ れなかった明⽩な誤記の訂正に関する⽤紙及び書簡(規則66.4 の2)

特許性に関する国際予備報告(第 II 章)

(3)

「附属書類」として次のものを含む(規則70.16):

 後の補正が以下の理由によって報告の基礎として⽤いられな かった場合は、先の補正

 国際出願の開⽰の範囲を超えてされるものと認められる場合、

⼜は、

 補正の根拠を表⽰した書簡が添付されていない場合

報告に添付されないもの: その他の通信、後の補正によって差替え

IPE-13 01.07.2014

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特許性に関する国際予備報告(第 II 章)

(4)

国際段階において国際機関に対する不服の申⽴て⼜はさらなる⼿続 についての規定はない

出願⼈及びIBに送付される(規則71.1)

IBは報告の写し及びその報告について必要とされる英語への翻訳⽂

(IBが作成)を選択官庁に送付する(第36(3)(a) 及び規則72.1)

附属書類はIBによって翻訳されない(第36条(3)(b))

特許性に関する国際予備報告(第 II 章)

(5)

次の事項についての注意を喚起する:

書⾯による開⽰以外の開⽰(規則64.2 及び70.9 参照)

ある種の公表された⽂書(規則64.3 及び70.10 参照)

次の⽂献が列記される(規則70.7):

請求の範囲に関してなされた記述を裏付けるために関連あると 認められる全ての⽂献

IPE-15 01.07.2014

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国際予備審査における遅延の理由(1)

出願⼈側:

 ⼿数料の⽀払の遅れ

 国際予備審査請求書における⽋陥の補充の遅れ

 国際予備審査請求書における、補正に関する不完全な陳述

 陳述で⾔及された補正の未添付

 要求された国際出願⼜は補正の翻訳の提出の遅れ

 単⼀性の⽋如が発⾒された場合における追加審査⼿数料の⽀払の 求めに対する対応の遅れ

 ⾒解書に対する対応の遅れ

 補正を含む差替え⽤紙の未提出

国際予備審査における遅延の理由(2)

ISA側:

 国際調査報告の作成の遅れ

IPEA側:

 単⼀性の⽋如の発⾒

 ⾒解書の作成の遅れ

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発明の単⼀性及び