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その他市街地エリア(N=127) 市街地外

(

帰宅

)(N=392)

岡山駅エリア

(N=112)

その他市街地エリア

(N=64)

市街地外

(

帰宅

)(N=298)

10

20

30

40

50

60

70

代以上

**(+)

**(-) **(+)

*(-) 表

町 エ リ ア

岡 山 駅 エ リ ア

71.9%

21.3%

6.8%

N=235

県庁通り

桃太郎大通り その他の通り

4.2%

16.1%

6.3%

6.3%

21.7%

6.3%

6.8%

18.8%

25.0%

9.3%

75.0%

54.2%

46.0%

4.2%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

その他の通り(N=16) 県庁通り(N=48) 桃太郎大通り(N=161)

徒歩 バス

路面電車

その他 自家用車 自転車

**(-)

**(+)

**(+)

**(+)

**(+)

*(-)

*(+)

(p 値: 0.0493)   独立性の検定 5% 有意

<残差分析> ** 1%有意  *5 %有意  (+) 割合が高い  (-) 割合が低い 図Ⅲ -17 年齢と行動パターン

図Ⅲ -18   エリア間回遊時に選択した通り

(p 値: 0.0006)   独立性の検定 1% 有意

<残差分析> ** 1%有意 *5 %有意 (+) 割合が高い (-) 割合が低い

図Ⅲ -19   市街地内交通手段と選択された通り

2) エリア間の回遊行動要因モデル(二項ロジスティック回帰モデル) 

 ( 図Ⅲ -20) エリア間の回遊行動の有無は、 「 20 代」や「 50 代」で回遊する確率が高まり、 「 20

代」で 1.83 倍、 「 50 代」で 1.86 倍高くなる。一方、 「家族」や「一人」の来街者は、回遊行 動をする確率は低くなり、 「家族」グループで 0.59 倍、 「一人」で 0.54 倍に低下する。市街 地内の移動手段は、 「路面電車」 や 「バス」 を利用する来街者で回遊行動をする確率が高まり、

「路面電車」で 1.79 倍、 「バス」で 1.84 倍高まる。

 ( 図Ⅲ -20) 表町エリア及び駅前エリアに区分してモデルを構築した結果、両モデルで全く異な

る傾向が見られた。 たとえば、 表町エリアを起点として岡山駅エリアまで回遊する来街者は、

市街地までの所要時間が大きく影響しており、 「 61 分〜 90 分」の場合、回遊行動をする確率 は 5.23 倍高くなる。一方、 「 31 分〜 45 分」の場合、その確率は 0.25 倍まで低下する。これ ら傾向は、岡山駅エリアを起点とした回遊行動の場合には全く見られない。また、表町エリ アを起点する回遊行動は、 「 20 代」に多く、 2.79 倍高くなる一方で、岡山駅エリアを起点と する回遊行動は、 「 50 代」に多く、 1.81 倍高くなる。また、岡山駅エリアを起点とする回遊 行動は、 「バス」を利用して表町エリアまで回遊するケースが多い。

偏回帰係数 P  値 判  定 オッズ比 P  値 的中率 20代 0.602 0.0015 ** 1.83

50代 0.622 0.0069 ** 1.86 市街地までの所要時間 31〜45分 -0.654 0.0320 * 0.52 バス 0.611 0.0054 ** 1.84 路面電車 0.581 0.0215 * 1.79 家族 -0.535 0.0345 * 0.59 ひとり -0.610 0.0013 ** 0.54 週に1〜2回 0.548 0.0016 ** 1.73 その他 -0.659 0.0304 * 0.52 -1.373 0.0000 ** 0.25

年齢 20代 1.025 0.0001 ** 2.79

31〜45分 -1.385 0.0314 * 0.25 46〜60分 0.936 0.0189 * 2.55 61〜90分 1.655 0.0181 * 5.23

同伴者 ひとり -0.547 0.0222 * 0.58

来街頻度 週に1〜2回 0.541 0.0419 * 1.72 -1.267 0.0000 ** 0.28

年齢 50代 0.594 0.0267 * 1.81

市街地内移動手段 バス 0.912 0.0012 ** 2.49

-1.625 0.0000 ** 0.20

0.0001 81.0%

目的変数

回遊行動の有無 (両エリアベース)

(N=1097)

0.0000 79.3%

0.0000 75.7%

回遊行動の有無 (表町エリアベース)

(N=460)

市街地までの所要時間

モデルの評価

※有意性 * * p<0 .01  * p<0 .0 5 回遊行動の有無

(岡山駅エリアベース) (N=631)

説明変数

採択された説明変数と有意性

定数項

定数項

定数項 年齢

市街地内移動手段 同伴者 来街頻度

図Ⅲ -20   二項ロジスティックス回帰モデルによるエリア間回遊行動要因モデル

参考資料

二項ロジスティック回帰分析は、 「ある事象」が起こる場合を y=1 、起こらない場合を y=0 として、 y=1 となる 確率を p 、ならない確率を 1-p とした場合に次式のようなモデルを構築する。

log 1 (1)

:定数項

:偏回帰係数

:説明変数

すなわち、 p は次式のように表すことができる。

(2)

この時の p の値によって、 y が 1 となるのか 0 となるのかを判別する。つまり p > 0.5 ならば 1 と判別し、 p < 0.5 ならば 0 と判別する。また、各変数が「ある事象」に及ぼす影響の強さはオッズ比によって評価される。オッズ 比は 「ある事象」 の 1 つの群ともう 1 つの群とにおけるオッズ (p/1-p) の比として定義され、 他の変数が一定の時に、

対象となる変数が 1 単位増加した際に「ある事象」が起こる確率が何倍となるかを示す指標である。

本研究の場合、 「回遊行動をする= 1 」 、 「回遊行動をしない= 0 」を予測するモデルを二項ロジスティックス回帰

分析で行った場合、ある説明変数(たとえば、 20 代)のオッズ比が 1.5 であれば、 「その説明変数(たとえば、 20

代)が該当する場合、回遊行動する確率が 1.5 倍増加する」ことになる。

第Ⅳ部  商店街等概況調査

岡山大学地域総合研究センター 教授 三村  聡

1.  商店街組合

( 1 )   商店街の概要について

問1 組合員数及び非組合員数 

正組合員 88 店舗の協同組合中之町商店会では、チェーン店は 3 店舗、後継者ありが 10 店舗と 答えている。また、非組合員も 2 店舗で、そのうちチェーン店が1店舗と極めて少ない。同じく 表町商店街の協同組合岡山市下之町商店会では、正会員 41 店舗のうち、25 店舗がチェーン店で あり、後継者がいる店舗は 11 店舗、非組合員が 10 店舗となっている。また、岡山上之町商業協 同組合では、正組合員は 17 店舗でチェーン店は無く、後継者がいる店舗が 7 店舗で、準組合員が 28 店舗と多く、そのうちチェーン店が 2 店舗入っている。なお、非組合員は 1 店舗、さらに非店 舗で居住用に使用している店舗も1店舗ある。協同組合岡山市栄町商店街では正組合員 34 店舗、

岡山表町南部商店街振興組合は正組合員 36 店舗、チェーン店 1 店舗、後継者がいる店舗が 10 店 舗となっている。さらに、協同組合西大寺町商店会は、正組合員 22 店舗でチェーン店が 10 店舗 と比率が高く、後継者がいる店舗は 4 店舗、非組合員が 2 店舗、非店舗で居住用に使用している 店舗も 3 店舗ある。次に新西大寺町商店街協同組合では、正組合員が 38 店舗、うちチェーン店が 2 店舗、後継者がいる店舗が 7 店舗となっている。また、非店舗で居住用に使用している店舗は 1 店舗という結果である。 岡山千日前商店街振興組合となると正組合員が 12 店舗と少なく、 非組合 員は 5 店舗である。また岡山駅前商店街振興組合は正組合員 70 店舗、準組合員 3 店舗、非組合員 5 店舗である。 

奉還町商店街振興組合では、正組合員 79 店舗、準組合員 27 店舗、非店舗で居住用に使用して

いる店舗が 2 店舗となっている。 同じく協同組合西奉還町商店会では、 正組合員 53 店舗のうちチ

ェーン店が 2 店舗、後継者がいる店舗が 6 店舗、非組合員 13 店舗、また非店舗で居住用に使用し

ている店舗が 17 店舗ある。 

表Ⅳ-1 正組合員、準組合員および非組合員の店舗数 

商店街名称 

① 組合員数  ②準組合員数 ③非組合員数

④非