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によれば、 イオ ンモール岡山出店によって現在よりも利用頻度が増えると回答した人が多いのは岡山駅周辺部で

(図 23) 。

イオンモール岡山の出店後の商業施設別利用頻度の増加についてまとめた図 26 によれば、 イオ ンモール岡山出店によって現在よりも利用頻度が増えると回答した人が多いのは岡山駅周辺部で

あり、とくに「岡山一番街・さんすて」では、 「かなり増える+やや増える」とした人は 21%を 数え、 「岡山高島屋」については 14%、 「駅前商店街」では 15%にあたる人々が、利用頻度が増加 する と回答し ている。 このよ うに、イ オンモ ー ル出店 後の影 響が広範 囲 にわ たると考 える人が

14%から 21%存在する一方、 イオンモール出店の影響を限定的かつマイナスの効果を持つと考え

る人もあり、 「岡山一番街・さんすて」では 10%、 「駅前商店街」では 11%、 「岡山高島屋」につ いては 13%の人が、 「かなり減る+やや減る」 と回答している。 また、 駅を挟む 「奉還町商店街」

は増加すると回答した人が 6%を占めるのに対し、減少すると回答した人は 13%を占め、マイナ スの効果がもたらされると予想している。

他方、表町周辺に関しては、とくに「表町商店街」へのマイナスの効果を予想する消費者が少 なくない。 「表町商店街」について、増加すると回答した人は全体の 8%を占めるのに対し、減少 すると回答した人は 16%となっている。 また、 「天満屋」に関しても、増加すると回答した人は、

全体の 7%を占めるのに対し、減少すると回答した人は、 17%にものぼり、総じて、岡山駅周辺部

に比べ、表町周辺における利用頻度の増加に対しては否定的な意見が多い。

岡山市外の倉敷大型商業施設では、 「イオンモール倉敷」に関しては、増加すると回答した人が

4%を占めるのに対し、減少すると回答した人は 23%、 「三井アウトレットパーク倉敷」について

は、増加すると回答した人が 4%を示すのに対し、減少すると回答した人は 20%を占める。また、

「アリオ倉敷」 に関しても、増加すると回答した人は、 全体の 3%を占めるのに対して、減少する

と回答した人は 20% を占め、市外、特に倉敷の施設に対しては利用頻度に関してマイナスの影響 を予想する人が多い。これは、イオンモール同士の顧客の奪い合いが生じると消費者はみている と考えられる。

図Ⅰ-26  既存商業施設の利用頻度の増減予測 

7.岡山中心市街地に対する評価 

岡山市中心市街地のイメージに関して、 肯定的なイメージ項目 ( 「そう思う」 と 「ややそう思う」

を足した比率が大きい項目)は「名所、旧跡などがあり、歴史・文化のある街」 が挙げられる (図 27 ) 。

ついで、 肯定的なイメージとしてあげられるのは、 「電車やバスなどの公共交通機関が充実して いる街」であり、全体の 46 %がそうしたイメージを有している。さらに「医療機関が充実してい る街」 と 「住むのに便利で快適な街」 が共に回答者全体の 42% がこうしたイメージを有しており、

「水辺や花・植木等自然が豊かな街」および「広域から人が集まる魅力的な街」が同じく 39% 、 さらに「ぶらぶら歩いて楽しい街」 (同  32% )なども上げられる。

一方、否定的なイメージ項目( 「そう思わない」と「あまりそう思わない」を足した比率が大き い項目)については、 「ワクワク、ドキドキ感のあるお店が多い街」 (これを否定する回答者の割 合が 44% ) 、 「街並みがおしゃれな町」 (同 42% ) 、 「長時間滞在しても飽きのこない街」 (同 41% ) 、

「お店の人が威勢がよく活気がある街」 (同 38% ) 、 「夜の賑わいがある街」 (同 37% )があげられ る。

「総合的に感じる岡山中心市街地のイメージは良い」の項目をみると、良いと感じている回答 者は全体の 39% を占めるのに対し、 良くないと回答する人は 17 %を示しており、 総じて、 岡山中 心市街地のイメージは悪くはない。中心市街地は、静かで落ち着いた街であり、医療が充実し、

交通が至便な住みよい街であると感じている一方、中心市街地としてはワクワク・ドキドキさせ

てくれるお店も少なく、やや活気に乏しいさびしい街とも感じているといえよう。

図Ⅰ-27  岡山中心市街地のイメージ評価