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医療・助産(医療救護)

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第7章  被災者の救助計画

第9節  医療・助産(医療救護)

 震災時の大規模災害については、より広く他の医療機関の協力を得なければ対応は到底不可能であるの で、医師会、日赤、災害拠点病院、公立病院等広範囲な協力体制の確立に努めるものとする。

 なお、被災地の状況を把握し、必要があると認めるときは、関係機関の協力を得て、市の地域を越えた 協力体制を確立するものとする。

 災害時には、医療施設自体も浸水被害を受け診療機能が低下する一方、多数の避難者の医療を確保する ことが緊急に求められる。

 このため、災害により医療及び助産機構が混乱し、被災地の住民が医療又は助産の途を失った場合は、

応急的な医療又は助産に関する処置を必要とするので、その方法について定める。

第1 医療救護 1 市における措置

茨 市は、市民病院において医療活動を行うほか、医療救護所を設置し、必要に応じて地区医師会、

地区歯科医師会、地区薬剤師会等に対して協力を求め、地域の医療体制確保に努めるものとする。

芋 必要に応じて近隣の市町村に応援を求めるほか、県に対し応援を求め応急措置を実施する。

2 地元医師会、災害拠点病院における措置

茨 初期においては、地元医師会及び付近の災害拠点病院が臨機応急な医療活動に努める。

芋 災害拠点病院は、地元医師会の医療活動を支援するとともに、被災地からの重傷患者等の受入拠 点及び広域搬送の拠点となる。

3 県医師会における措置

茨 県医師会は、県又は市町村の要請に基づき、積極的に医療救護活動に協力する。

芋 愛知県救急医療情報センターは、愛知県広域災害・救急医療情報システムなどを活用し、県内の 医療情報の収集と県災害対策本部への情報提供に努める。

4 その他の医療救護関係機関における措置

要請を受けた医療救護関係機関は、これに積極的に協力する。

5 医療救護班の編成・派遣等

茨 医療救護班は、おおむね医師1~3名、看護師2~3名、事務員等(薬剤師等を含む。)1~2名 とする。

芋 医療救護班の医薬品、その他衛生機材は、別に定める医療救護班医薬品・医療資機材一覧表に基 づき災害用救急箱を整備しておくことを原則とする。

鰯 郡・市医師会は、市の要請に基づき、医療救護班を編成する。

允 医療救護班において応急手当後、医療機関への収容を必要とする者については、的確な情報に基 づき最適な医療機関へ搬送する。

印 市医師会、県医師会、日赤、災害拠点病院、国、国立病院機構、県立病院の医療救護班で十分な 医療救護活動ができない場合には、県内の公的・自治体病院、その他の医療機関の協力を得て医療 救護活動を実施する。

咽 避難所が設置された場合は、医療救護班による巡回診療を実施し、避難民及び周辺住民の医療の

確保を図る。

員 市で十分な医療救護活動ができない場合は、県、隣接市等へ医療救護班の派遣及び被災地からの搬 送患者の受入れを要請する。

6 救急搬送の実施

茨 患者の搬送は、原則として地元及び応援消防機関の救急車両等及びヘリコプター等の航空機によ り行う。

芋 消防の救急車両が手配できない場合は、県、市、災害拠点病院及び医療救護班で確保した車両に より搬送を実施する。

鰯 道路や交通機関の不通時等又は遠隔地及びSCUへ搬送する場合については、県に対し、県、県 警察、自衛隊、第四管区海上保安本部、中部空港海上保安航空基地等のヘリコプター等の空輸を要 請する。

允 重症患者の緊急空輸については、ドクターヘリを活用する。

印 第四管区海上保安本部は、医療活動場所の提供、災害応急対策等に従事する者の宿泊について要 請があった場合には、海上における災害応急対策の実施に支障を及ぼさない範囲において、その設 備を有する巡視船で支援を行う。

7 医薬品その他衛生材料の確保

茨 医療救護活動に必要な医薬品等は、最寄りの病院、販売業者等から調達することを原則とし、災 害の状況等により不足する場合は、市は、県に調達の要請をする。

芋 県は、市町村から医薬品等について調達の要請を受けた場合は、調達し、輸送する。

鰯 県は、災害発生後、医薬品の販売業者等の被害状況を速やかに把握するとともに、愛知県医薬品 卸協同組合、中部衛生材料協同組合、有限責任中間法人日本産業・医療ガス協会東海地域本部及び 東海歯科用品商協同組合愛知県支部の協力を得て、医薬品等を調達する。

允 県薬剤師会は、県又は市町村の要請に基づき医薬品等の供給に協力する。

印 市は、市内において医薬品等を調達できない場合は、隣接市及び県の協力を得て、調達する。

咽 市は、陸上の交通手段が確保できない場合は、県に対し、県、県警察、自衛隊等のヘリコプター 等の出動を要請して、医薬品等の空輸を行う。

員 県は災害の規模に応じ、医薬品等集積所を設置し、調達した医薬品等の保管・管理を行う。

因 県薬剤師会は、県の要請に基づき医薬品等集積所における医薬品等の保管・管理に協力する。

8 血液製剤の確保

茨 市は、災害発生後、速やかに必要とされる血液製剤の量を把握し、不足が生じる場合は、県に要請し 調達する。

芋 血液製剤の市内確保が困難な場合は、県に確保を要請する。

鰯 市は、通常の輸送体制が取れない場合は、県に対し、県、県警察、自衛隊等のヘリコプター等の出動 を要請して、血液製剤の空輸を行う。

9 医薬品等の適正使用に関する活動

  県薬剤師会は、県、市町村、県医師会及び県歯料医師会と協力して、避難所等において被災者に対す

る医薬品等の服薬指導及び医薬品等に関する相談を行う。

(関係条例、協定書等 22 災害時の医療活動に関する協定書 P347)

第2 医療及び助産の方法 1 医療の方法

茨 医療救護班等による医療

ア 災害救助法に基づく医療は、原則として医療救護班によって行う。

イ 災害の状況に応じて必要な医療救護班を現地に派遣する。

ウ 医療救護班により医療に当たるものとするが、そのいとまがない場合は、地元医師会及び付近 の災害拠点病院が臨機応急な医療活動に当たる。

エ 医療救護班は、被災者の収容所その他適当な場所に応急救護所を設置する。

オ 重症患者等で設備、資材等の不足のため医療救護班では医療を実施できない場合には、病院又 は診療所に移送して治療する。

(付属資料Ⅳ-11-2 応急救護所 P431)

2 助産の方法

茨 医療に準ずる。

芋 災害救助法による救護は、原則として産科医を構成員とする医療救護班が当たる。

  ただし、緊急を要するときは、助産師が行うものとして差し支えない。

鰯 医療救護班による救護ができない者又は医療救護班による救護が適当でない者は、国立及び公立 の病院、診療所、助産所に移送して救護を行う。

第3 災害救助法による実施基準

 医療及び助産の基準は、次のとおりとする。

対象者、費用及び期間

 県災害救助法施行細則別表第1の定めるところによる。

第10節 救  出

第1 救出の方法

 市消防本部、消防団(水防団)等を主体とした救出班を編成し、救出を行うものとし、必要に応じて救 出に要する機械器具を借り上げる等実情に即した方法により行う。

第2 災害救助法による実施基準 1 対象者、費用及び期間

 県災害救助法施行細則別表第1の定めるところによる。

2 基本方針

 市長(災害救助法が適用された場合は、知事及び知事の事務の一部を行うこととされた市長)、県警察 及び第四管区海上保安本部(中部空港海上保安航空基地)は、災害により生命及び身体が危険となった 者を早急に救出し、負傷者については医療機関に収容する。

 また、救出に当たっては、災害時要援護者等を優先する。

第11節 生業資金の貸与

第1 災害救助法による実施基準 1 貸与の方法

  貸与を希望する者は、所定の申込みを市を経由して県に提出する。

  県において貸付決定を行い関係機関を経由し、本人に通知する。

(注)生業に必要な資金の貸与については、別途世帯更正資金貸付制度が設けられているので、この 制度により資金の活用を図る。

2 対象者、対象世帯数、貸与額、貸与期間及び貸与できる期間   県災害救助法施行細則別表第1の定めるところによる。

第12節 学用品の給与

第1 給与の方法

 給与の対象となる児童、生徒の数を被害別及び学年別に正確に把握して、教科書、文房具及び通学用品 を現物で給与する。

 ただし、教科書については必要に応じて県が一括購入のうえ、所轄学校長を通じて給与することもある。

第2 学用品の給与品目

1 教科書(教育委員会に届出又は承認を受けて使用している教材を含む。)

2 文房具………ノート、鉛筆、消ゴム、クレヨン、絵の具、画筆、画用紙、下敷、定規等 3 通学用品……運動靴、傘、かばん等

第3 災害救助法による実施基準 対象者、費用及び期間

 県災害救助法施行細則別表第1の定めるところによる。

第13節 遺体の捜索、処理及び埋火葬

第1 遺体の捜索及び収容

 市は、県警察又は中部空港海上保安航空基地と緊密な連絡を取りながら遺体の捜索を実施し、遺体を発 見したときは、その現場で警察官又は海上保安官の検視(見分)を得たのち速やかに収容する。

 検視(見分)を得ることができない場合は、発見の日時、場所、発見者、発見時の遺体の状況、所持品 等を明確にしたうえで収容する。

第2 遺体の安置所

 大規模地震災害や航空機災害発生時には、数十~数百名単位での負傷者・死者が想定され、この場合、

市内外の多くの遺体を一時的に収容する安置所の設置が必要となる場合がある。

 大規模災害等により遺体安置所の設置が必要となった場合、または設置の要請があった場合には、候補 として考えられる施設の被害状況、利用状況、避難状況等を速やかに調査し、施設管理者等関係者との調 整の上、設置する。

 なお、航空機災害発生時の対応としては、発生場所からの距離、遺族等来訪者の交通手段等にも配慮す

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