短い方の辺の呼び長さの区分
直角度公差 0.2
0.4 0.6
0.3 0.6 1
0.4 0.8 1.5
0.5 1 2
1000を超え 3000以下 1000以下 100を超え 300以下
単位 mm 300を超え
100以下
H K L 公差等級
0.6 1
0.8 1.5
1 2 対称度公差 呼び長さの区分
0.5 0.6
H K L
0.1 公差等級 円周振れ公差
0.2 0.5 単位 mm 表2 直角度の普通公差
表3 対称度の普通公差 表4 円周振れの普通公差
直角度の普通公差は、表2による。
直角を形成する二辺のうちの長い方の辺をデータムと する。
二つの辺が等しい“呼び長さ”の場合には、いずれの辺 をデータムとしてもよい。
◆平行度
平行度の普通公差は、寸法公差と平面度公差・真直度公差とのいずれか大きいほうの値に等しくとる。
二つの形体のうちの長いほうをデータムとする。
それらの形体が等しい長さの場合には、いずれの形体をデータムとしてもよい。
【関連形体に対する普通公差】
対称度の普通公差は、表3による。
二つの形体のうち長い方をデータムとする。
これらの形体が等しい“呼び長さ”の場合には、
いずれの形体をデータムとしてもよい。 円周振れの普通公差は、表4による。
図面上に支持形体が指定され ている場合は、その形体を データムとする。
それが指定されていない場合 には、半径方向の円周振れで は、二つの形体のうちの長い 方をデータムとする。等しい場 合には、いずれでもよい。
8-2. JIS普通幾何公差 第8章 普通幾何公差
■ JIS普通幾何公差の規定 (2)
<ポイント>
・これは、(データムを必要とする)関連形体の幾何公差(4つ):平行度、直角度、対 称度、円周振れの規定
・平行度:「寸法公差」と「平面度」「真直度」の3つを比較して大きい値
・直角度:「表2」を使う
・対称度:「表3」を使う
・円周振れ:「表4」を使う
(等級を指定すると固定した値となる)
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■ 図面上の指示
この規格の普通公差を、JIS B 0405の普通公差とともに適用する場合は、次のようにする。
以下の表記を、「表題欄の中」 または 「その付近」 に指示する。
JIS B 0419 - mK
【意味】
・普通寸法公差は JIS B 0405 の 「m級」とする
・普通幾何公差は JIS B 0419 の 「K級」とする
【意味】
・普通幾何公差は JIS B 0419 の 「K級」とする
【意味】
・普通寸法公差は JIS B 0405 の 「m級」とする
・普通幾何公差は JIS B 0419 の 「K級」とする
・「包絡の条件」(マルE)を適用する
JIS B 0419 - K
JIS B 0419 - mK - E
8-2. JIS普通幾何公差 第8章 普通幾何公差
■ 図面指示方法
<ポイント>
・「JISの普通幾何公差」の図面指示方法には、3つのやり方がある。
①「普通寸法公差」と「普通幾何公差」の2つを指示する場合
② 「普通幾何公差」だけを指示する場合
③ 「普通寸法公差」と「普通幾何公差」の2つの指示に加えて、一括して「包絡の条 件」(マルE)を指示する場合
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◆ 図面上の指示
◆ 解釈
・JIS B 0405 m級
・JIS B 0419 H級
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8-2. JIS普通幾何公差 第8章 普通幾何公差
φ 30
6 2×45°
8 72.5
50 45
30°
M M
φ0.1 A B φ3 H12
+0.10B
E
0.08 B
φ 22
0 -0.2 024
-0.20-0.15
φ 15
2×45°
A 公差表示方式 JIS B 0024
普通公差 JIS B 0419 - mH
72.5
B
E
C 0.2 0.05
0.05
0.02 0.1
0.1 B
B
0
24
-0.2φ 22
0 -0.2 0-0.15φ 15
0.1 B 0.05 B
0.5
D 0.2 D
0.05 0.1 B A 8 ±0.2
± 0. 2 φ 30
2 ×45°
±0.2 2 ×45°
±0.3
30°
M M
φ0.1 A B φ3 H12
+0.10C 0.05
0.1 6 ±0.1
45 50 ±0.3
0.05 0.08 B 0.02
0.1 B
±0.2
±1°
±1°
±1°
■ JIS普通幾何公差の例
<ポイント>
・これは、 「JISの普通幾何公差」の中に載っている図例である。
(ただし、旧い表記になっている箇所があるので、現状で許されている表記に改変して ある)
・ 「JISの普通幾何公差」を解釈するのは非常に難しいことが、この図例をみてもわか る。
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■ 個々の幾何公差を図中に指示せず、一括指示することで、図面指示を簡単にする方法
■ 適用においては、個々の工場で通常に得られる加工精度 を確認して行う
■ 適用する普通公差は、下記の2つ幾何公差
規定:JEITAガイドライン 「3DAモデル ガイドライン Ver.3.1」
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A. 「位置度」を適用する形体
上記の「位置度」を適用するもの(点や軸線)以外の全ての形体
例えば 上記の円・球・円筒・円すい(円すい台)の面の輪郭 直線(稜線など)・曲線・平面・曲面などの形体
つまりほとんどの「外殻形体」に相当する形体
「円形体」・「球形体」の中心点
「円筒形体」・「円すい(円すい台)形体」の中心線(軸線)
つまり円・球・円筒・円すい 等の「誘導形体」に相当する形体 B. 「面の輪郭度」を適用する形体
8-3. JEITA普通幾何公差 第8章 普通幾何公差
■ JEITA普通幾何公差とは
<ポイント>
・ここからは、「JEITAの普通幾何公差」についての説明となる。
・具体的な規定の前に、前提条件として、2つのことをしている。
①部品の各部(形体という)の位置寸法の基準となる「三平面データム系」の指定。
(互いに直交する3つのデータム平面の設定)
②その「3つのデータムの優先順位」の指定。
・そのうえで、各部の形体の公差域を決める「幾何公差」として、2つを定めている。
A.「位置度」:これは中心点、中心線(軸線という)の規制に使う。
B. 「面の輪郭度」:これは、上の「位置度」を適用するもの以外のすべての規制に使う。
・部品を構成する数多くの「形体」について、この「位置度」と「面の輪郭度」の2つの幾 何公差がどのような値になっているか理解するというのが、「JEITAの普通幾何公差」
である。
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■ 3DAモデルおける基本指示方法