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0.全体の流れ

ドキュメント内 ファイル保管庫2012 Speech Agora (ページ 95-102)

1.はじめに 2.QA初心者編 3.QA上級者編 4.QA練習法

5.QAで良く聞かれる質問集

6.覚えておくと便利な表現集 7.言わない方が良い表現集 8.さいごに

1.はじめに

✿Question & Answer とは

Q&Aはスピーチのおまけ?Q&Aは尋問?いいえ、違います!!Q&Aはスピーチの内容をより深く理解する手助 けとなるものです。Q&Aにちゃんと答えられているかいないかで、その人がそのスピーチにどこまで一生懸命に 取り組んだかがわかります。つまり、Q&Aセッションはスピーチをもっと深くジャッジさん&オーディエンスに 知ってもらうアピールチャンスなのです♪

✿Q&A はジャッジさんとのコミュニケーション

Q&Aと聞くと尋問や面接をイメージしてしまいますが、尋問でも面接でもなく、ジャッジさんとのコミュニケ

ーションの場です。コミュニケーションには①相手の問いを理解し、それに②正しく答えることが重要です。こ の2つができないとコミュニケーションが成り立たないように、Q&Aもこの2つができていないと成り立ちま せん!!Q&Aを上達させるには、この2つに気をつけましょう。「そんなこと知ってるよ」と思うかもしれませんが、

この2つができていない人が意外と多いです。

ジャッジさんとのコミュニケーションといっても、ただのコミュニケーションの場ではありません。このコミ ュニケーションには①スピーチについて問われる、②英語で聞き、英語で答える、という2つの前提があって 成り立ちます。つまり、Q&Aのコミュニケーションを成功させるにはこの2つの前提をクリアしてないといけま せん。

✿Q&A が苦手な人は…

Q&Aを苦手だと感じる人には2種類のタイプがあります。この2種類のタイプの人は上で述べた①スピーチに

ついて問われる、②英語で聞き、英語で答える、の2つの前提のどちらか、あるいはどちらもクリアされていませ ん。2種類のタイプは以下の通りです。

1.日本語で質問されても答えることができない人

2.日本語で質問されれば答えることができるが、英語で質問されると答えることができない人

1の日本語で質問されても答えることができない人は、リサーチが不十分でトピックに関する知識が乏しいこと により、質問に答えることができない人です。

2の日本語で質問されれば答えることができるが、英語で質問されると答えることができない人は、英語力が不 十分で、英語の質問が聞き取れない、あるいは質問を理解できても、英語で答えることができない人です。

皆さんはどちらのタイプに当てはまりますか??

次のQA初心者編でタイプ別の克服方法を述べて行きます!

2.QA 初心者編

✿1 のタイプの人向けの QA 対策

→スピーチを書く段階で、スピーチに入れる分だけのデータを集めるのではなく、Q&A対策も考慮してデータは 多めに集めましょう。ロジックチャート&フローチャートを書く前に、Q&Aで補強しなければいけないと思った ところはメモしておきましょう。そして何よりも、自分がリサーチしたくないようなトピックをスピーチにし ないようにしましょう!

・リサーチはネットだけに頼らない !!

→リサーチが苦手な人は、情報を多く集め過ぎて、どれが重要な情報でそれが不要な情報なのか取捨選択ができ ずに、結果的に必要な情報をとってくることができない人がいると思います。スピーチを書く上で、ネットから情 報をとってくる人が多いかもしれませんが、ネット上の情報は量が多いため取捨選択も大変です。ネットでリサ ーチするのは簡単なように思えますが、実は難しいのです。そして、ネットでのリサーチで一番厄介なのが、情報 の質が良くないものも紛れ込んでいるという点です。ネットのデータと言っても、中央省庁等のオーソリティの ある機関の情報は問題ありませんが、NGOやNPOの情報は正しいかどうかよく判断してから使いましょう。

・ネットだけでなく色々な方法でリサーチしよう !!

→ネットリサーチで行き詰ったら、ネット以外の方法でもリサーチしましょう。例えば、より効率的に情報を得 るには、ネットより本(専門書や新書)や論文などもおすすめです。本は情報がまとまっており、情報の質も良い です。本以外にも雑誌、新聞、ドキュメンタリー、フィールドワークなど、様々なリサーチの方法があります。リサ ーチに行き詰ったらリサーチ方法を変えてみましょう。

・効率よくリサーチしよう!

→目を通せないほど膨大な量の情報を集めないようにしましょう。大切なのは情報にしっかり目を通して自 分で分析することです。そのためには自分の必要な情報は何なのか意識しながらリサーチすることが大切です。

たとえば多くの場合、本は、最初から最後まで全て読む必要はありません。まずは、目次を見ましょう。目次に自 分の必要としている情報が書かれている箇所を探して、その部分だけ読めば十分です。

✿2 のタイプの人向けの QA 対策

2のタイプの人は、英語を聞きとることができない、あるいは英語で上手く表現できない人が多いと思います。

たくさんリサーチしてQ&Aの対策をしても、肝心の本番でジャッジさんの質問を聞きとれないor答えられなく ては努力が水の泡です。英語力は急によくなるものではないので、日々、英語力を高めるために努力しましょう。

・ Q を聞きとれるようになるために日頃からリスニング力を鍛えよう !!

→リスニング力をアップさせるには最低でも1日1時間以上は英語を聞きましょう♪ネイティブの授業をと

ったり、英語圏のニュースを見たり、方法は何でもいいです。

・ Q に英語で答えられるようになるために日頃から英語を話そう !!

→英語は「慣れ」です。英語を喋る機会を増やせば、自然と英語が口から出てくるようになります。英語を話す機 会をつくって、英語を話す習慣をつくってください。そして、英語の構文を覚えたり、スピーチに関連した単語を 覚えたりするなどのインプットも大切です。ESSに入ったのですから、しっかり英語を勉強しましょう!

※ベジータのように自分の英語に自信を持てるように勉強しよう

3.QA 上級者編

※QA達人のイメージ

リサーチもしっかりしていて、英語力も十分にあるのにQ&Aが…という方いると思います。このような人は 、 Qをしっかり理解して答えられていない人が多いと思います。つまり、コミュニケーションの原則、①相手の問 いを理解し、それに②正しく答えることができていないのです。Qを聞きとれても、その内容をしっかり理解し た上で答えなくてはダメです!!また、Qを理解できても、QにミートしたAでないと印象はよくありません。この 章では、もっとQAを上達するポイントを述べていきます!

①Qをしっかり理解してから答えよう

Qを理解できなかった時はジャッジさんに聞き返してください。質問を聞き返すことは全く悪いことではあり ません。ちなみにQを聞きとれないor理解できなかった時に聞き返すフレーズを覚えておくと役立つと思いま す(6 章の覚えておくと便利な表現集を参照)。

また、言い回しの違いにとらわれないように注意しましょう。たとえば、‘Why do you focus on this issue in your speech?’ ‘Why do you think this problem is so serious?’ ‘Why do you choose this topic?’ も、

(もちろん会話の文脈よって変わりますが)基本的には言いたいことは「なんで貴方はこのトピックを選んだの か」ということです。準備していたのと違うQとが来ても焦ってはいけません。まずは言い回しにとらわれず、ジ ャッジが本当に聞きたいことは何なのかを考えましょう。

ジャッジが本当に言いたいことは何なのかを理解したら、もうAは半分終わったようなもの。繰り返しになり ますが、まずはジャッジのQをしっかり理解することが大切です。

こともあります。そこで、Aは簡潔に答え、次の問題に答えましょう。また、答えるときにはConclusion Comes

Firstで答えましょう!!まずは結論を述べて、その後で理由づけをしてください。Yes/Noで答えるQの時にはし

っかりYesかNoで答えてから、付け加えることがあれば付け加えるようにしましょう。

話の要点は繰り返そう!

しかし、たまにどうしてもAが長くなってしまうときがあります。結論を先に言ったけど、補足説明や理由を 言っているうちに話が長くなったときは、最後にもう一度話の結論を繰り返すと話が解かりやすくなります。

パラグラフライティングで使われるPREP(Point, Reason, Example, Point で意見を言う方法)を応用して、

話が長くなったな、と思ったら、話の最後にもう一度話の要点をまとめましょう。

長くなる場合は答えの数を告知しよう!

簡潔に答えようとしても、Aが複数あってどうしても長くなってしまいそうなときのポイントは、先にいくつ Aがあるのかを言ってしまうことです。

たとえば、問題の原因などを問われて、複数の原因を答えなくてはいけない場合は「原因は~個あります。」と、

始めに原因の数を告知しましょう。その上で「一つ目は~、二つ目は~」と答えていけば、話の切れ目が解かるの で、聞いている側としても解かりやすいし、自分自身も何を話しているのか分からなくなることもありません。A が複数個あって長くなる場合は、先にAの数を言ってしまいましょう。

スピーチで言ったことをオウム返ししない

よくジャッジのQに対してAs I said in my speech~, と言ってスピーチ内で述べたことをそのまま繰り返 してしまう人がいますが、これは避けた方が良いです。

 ジャッジはスピーチを聞いたうえで質問をしているので、スピーチ内に書いてあることは当然わかっていると 考えた方が良いでしょう。そんなジャッジ対してスピーチ内で言ったことを繰り返したら、「いや、だからそれは 聞いたんだけど・・・」と思われて心証が悪くなることは必至です。仮にジャッジが貴方のスピーチの中身を聞 き逃していたとしても、「スピーチの中でも述べた通り~」なんて前置きをして言われたら、正直良い気持ちはし ないでしょう。あなたが授業後、先生に質問に行ったとき、「いや、それ授業の中でも言ったんだけどね・・・」な んて言われたらどう思うか考えてみてください。

 スピーチの中で述べたことをそのまま同じように述べることは避けましょう。ジャッジの心証を悪くするかも しれませんし、せっかく与えられた時間なのに、スピーチ内に入れられなかった他の情報を述べる機会が失われ てしまいます。ジャッジが貴方のスピーチ内に述べられていることを聞いてきたら、スピーチ内に入れられ なかった情報を加えてよりかみ砕いて説明しましょう。スピーチ内で述べたことをオウム返しするのは芸がな いしっもったいないです。

⑥Aがなかなか出てこないときは・・・

質問して答えがすぐに返って来ないとジャッジさんに準備不足と思われてしまうかもしれません。答えること が難しく、すぐにAが出てこない時は、”Let me see…” “That’s a very difficult question.”と言って間を繋 ぎながら答えましょう。何も言わないよりは、マシです。

 それでもどうしても答えが出てこない場合は、いっそのこと、Sorry, I don’t know.などと言ってしまって、次 のQに答えるようにしましょう。一つのQにとらわれて他のQに答える時間を浪費してしまうよりはマシです。

しかし、とはいえ、ジャッジさんに準備不足と思われるので、このフレーズを言わないようにリサーチをしっか りとしましょう。もし、予想外のQが来て、どうしても答えられない場合でも、自分の知っている知識の範囲内で

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