適切な順序で言いたいことを並べると、いつの間にか何が必要で何が不必要かということも見えてきます。
ブレストやリライトなどで言いたいことが山ほどありすぎて、どうすれば良いかわからなくなったら、どうすれ ば適切で最適な順序になるのかを考える必要があります。
【センテンスやパラグラフの意味・つながりを考える】
1. 一つ一つのセンテンスには意味や役割があると考え、そのセンテンスが本当に必要なのか・言いたいこと は本当に伝わっているのか、簡潔かを一文一文チェックする。
2. センテンスごとのつながりをみる。その接続詞は本当に必要なのか、一番適した接続詞であるか、をみてみ る。ついでに代名詞が何を指しているか明確かどうかなどを確認しておこう。
3. センテンスからパラグラフに視野を広げる。このパラグラフは、必要かどうか、きちんと言いたいことが伝 わる内容かということをすべてのパラグラフでチェックする。一つのパラグラフに言いたいことは一つかどうか 注意してみてみよう。
地道な作業ですが、一つ一つチェックしていく=自分の書いたものを客観的にみるということです。より客観的 に見られるようにするには、一人でこの作業をするほか、友達や先輩など第3者に付き合ってもらうのもいい方 法でしょう。
≪適切な配分≫
スピーチの中で余計なこと不必要。7分という短い時間の中で言いたいことを凝縮させていくため、無駄な議論 に時間は避けません(>ヘ<;)自分の一番主張したいことに時間を割り当てていこう!7分で何が一番言い たいのかを考えると、やはりMain Claimになりますよね。だから時間を割くべきはMCであって、それをサポー トするためのデータや意見などを十分に扱えば、自分の主張をオーディエンスに効果的に伝えることができます。
しかし、オーディエンスに対して、自分の主張を展開すれば納得してもらえるかと言うと、そうではありません。
なぜなら、スピーチを聞いているオーディエンスには常に「どうしてそう言えるのか、本当にそうなのか、本当に それで解決できるのか、それにどのくらいの効果があるの?」といった疑問点が浮かんでくるからです。
そんなたくさんの疑問を引き起こさせないためにも、どこでオーディエンスが疑問を持ちそうか、反論をしそ うかということを考え、疑問を生じそうな点をしっかりと説明しておきましょう。
そのためにも、どこでオーディエンスからの疑問が集中しそうか、ということをまず見ることが大切です。それ を知るためには、ロジックを立てる段階から疑問点をたくさん挙げておくのが効果的。その疑問点を多く挙げる
はメモを取っておこう!)スピーチに反映させるヒントにしていきましょう。
≪さいごに≫
長々と書いてしまいましたが、Argumentationとして必要なのは…
・自分の主張を見失わないこと
・ ちょっとでも迷ったら客観的になり判断すること
・ブレスト…大事!
ということ。ぜひ、論理を一貫させるためにも必要・不必要な要素を判断し、反論吸収などを上手く使ってオーデ ィエンスをISまで導けるスピーチづくりに励んでもらえればと思います。スピーチ制作の過程は長く面倒なこ とも多いですが、一つ一つを大切に(^0^)
Writing
1. Paragraph Writing
Paragaraphとは、ある一つの主張(thesis statement)を持った、文の集合のことです。和訳するならば
「段落」。一文一文の意味が大事であるのと同様に、一段落ごとの意味が重要になります。自分の主張を明確 に伝えるためには、段落ごとの意味を明確にし、そのつながりも明確にする必要があります。話している内 容の分かりやすい人は接続詞の使い方が上手であると言われるのもここに理由があるのです。
では、Paragraph writingにおいて重要なことは何でしょうか。それは…
One paragraph has One meaning!!!
です!よく、「わんぱら、わんみーにんぐ」って言いますが、これは一つのparagraphで伝えることのでき るのは一つだけということです。言い換えれば、「このparagraphで一番何を言いたいのか」を意識して書 くことが必要です。
では、次に英語の段落(paragraph)がどのように構成されているか見てみましょう!
「①私は○○だと思います。→②というのもこういう理由とそれを示すデータがあるからです。→③だから やはり○○だと言えます。」と、英語のparagraphではこのような論証過程を踏むことになります。しかし、
ここでこのように書いていけばわかりやすいけど必ずしもこの順番や形式にこだわる必要はありません。
(しかし始めて間もないのであればこの書き方で書くことをお勧めします。)重要なのは、「③は①の内容 を形を変えて繰り返している」ということです。これは自分の意見を伝える時に、それを一回言っただけで は相手に内容が上手く伝わらないかもしれないからです。一度言っただけでは、audienceが①を聞き逃し てしまう可能性がありますし、また話を進めていくうちに内容が長いと聞き手がなんの話かわからなくな
英語のパラグラフ構成
① Topic Sentence : 意見・主張
② Supporting Sentence : 具体例・体験・引用・比喩・データ
③ Concluding Sentence : その段落のまとめ、次の段落へのつなぎ
じ内容の①~③を繰り返す必要があります。ただ同じ単語や表現をそのまま使うと表現がくどくなり、かえ って自分の意見が伝わらなくなります。だから、自分の意見を「形を変えて」繰り返す必要があるのです。
参考:Paragraphの構成 ~PREPの場合~
Paragraphの構成として、ここでは先程の①~③の書き方以外で”PREP”(プレップ)という形を紹介
します。PREP自体は①~③と内容はほとんど同じで、どちらを使うかは大学によって異なるようなので、自 分に合った形を選びましょう♪
PREPとはparagraphを”Point”(主張), ”Reason”(理由), “Example”(例), “Point”
(再主張)の4つの要素で構成するものです。先程言った通り、PREPでもParagraph Writingに慣れてき たら必ずしもその形式に縛られて書く必要はありません。ですが、初級者ならば最初はできるだけ①~③ま たはPREPを意識してparagraphを書くよう心がけ、過去スピーチ研究などで他のparagraphの書き方 を学んだり、PREPの扱いに慣れてから自分に合った形を探すことをお勧めします。
Paragraphの構成-PREP
の場合- Point:その段落で一番主張したいこと。=Topic Sentence Ex,タバコは体に悪い。
Reason: Pointのもととなった理由。=Supporting Sentence
Ex,タバコにはニコチンやタールをはじめとした発がん性物質などの有害物質が多く含まれている。
Example: Pointを補強するための実例、自己体験等の情報。=Supporting Sentence
Ex,厚生労働省の調査によると、タバコを吸う人の肺がんによる死亡率は吸わない人の約4倍以上。
Point:言い方を変えて初めの主張と同じことを再度繰り返す。段落のまとめ。また次段落への導入=
Concluding Sentence
Ex,タバコはあなたやあなたの大切な人の健康や命を奪ってしまう !(←初めのPointの言い換え)
このように基本はPREPに沿っていますが、段落の役割によってはRやEが抜けているものもあります。
例えば、事実を示すだけのproblemやharm、value speechの定義付けの段落などです。それらは過去ス ピーチ出てくるので、過去スピーチを研究する時にはparagraphの構成に注意して見てみましょう(※詳 しくは過去スピーチ研究で!)。
2. ParagraphのSpeechにおける位置づけ
図で表すとこのようになります。speechはparagraphの塊であり、paragraphはsentence(文)の 塊ということです。この一つ一つのparagraphがintroductionやbody, conclusionの役割を果たしてい るのです。
※ここでの”conclusion”は③のconcluding sentenceとは違う、speech全体の結論であるendingのこ とを指します。
2. 各ParagraphのSpeech内での役割
※詳細はorganizationを参考にしてください。
さて、上記でも触れましたが、speechを構成するparagraphにはどのような働きや役割があるのでしょうか。
Introduction:自分が話すことへの導入部分
今からaudienceに自分の話を聞いてもらうための準備をします。聴衆の関心を自分に向ける
(attention getting)ためのparagraphということになります。また、自分がこれから話す内容を簡潔 に示し、最も主張したいこと(main claim)や目指す理想状態(Ideal Situation)を述べる部分でもあり ます。
Body:main claimをサポートするために…
Supporting Sentence
Paragraph
Topic Sentence Supporting Sentence
Concluding Sentence