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光ディスク・サポート FAQ

ドキュメント内 rzam4.ps (ページ 165-168)

このトピックでは、光ディスク装置で共通の問題および質問に役立つ情報を提供します。

1. オブジェクトを書き込んでいるときに、十分な光媒体スペースが使用可能でないことを示すメッセー ジを受け取ります。しかし、ボリュームは満杯ではありません。何が悪いのでしょうか。

2. 1 次ボリュームからのすべてのオブジェクトが保管される前に、バックアップ・ボリュームが満杯に なります。何が余分なスペースを使っているのでしょうか。

3. 光ディスクのバックアップ中に、タスクが異常終了します。バックアップを再始動すると、ディレク トリーがすでに存在することを示す OPT1210 メッセージを受け取ります。しかし、光ディスク・ディ レクトリーの処理 (WRKOPTDIR) コマンドを使用しても、ディレクトリーはリストされません。これ は、どうしてでしょうか。

4. オブジェクトを検索しているときに、ファイルが見つからないことを示す OPT1115 メッセージを受 け取りました。光ディスク・ファイルの処理 (WRKOPTF) コマンドを使用すると、オブジェクトが表 示されます。なぜ、オブジェクトを検索できないのでしょうか。

5. アプリケーションはオブジェクトを正常に保管しているように見えますが、光ディスク・ファイルの

処理 (WRKOPTF) コマンドを使用すると、すべてのオブジェクトは表示されません。オブジェクトは

どこに行っているのでしょうか。

6. CPYSF コマンドを使用してストリーム・ファイルをコピーしようとしているときに、ファイル・シ

ステム名 /QOPT が見つからなかったことを示すメッセージ CPF1F83 が出て、アプリケーション・プ

ログラムが失敗します。何が悪いのでしょうか。

7. 使用したいボリュームはあるのですが、それにアクセスできないようです。どうしたらよいでしょう か。

8. 光ディスクの再利用 (RCLOPT) コマンドを実行する必要があることを示すメッセージが出ています。

タイプ *RESET の RCLOPT は、長時間かかる可能性があります。回復時間を短縮できる方法はあり

ますか。

9. *OFFLINE とマークされたボリュームと *REMOVED とマークされたボリュームの相違は何です

か。

10. 光ディスク・カートリッジの追加 (ADDOPTCTG) コマンドを使用して、全光ディスク・ボリューム を光媒体ライブラリーに追加するときに、長時間かかります。何か提案はありますか。

11. CD-ROM ボリュームを CD-ROM 装置に入れましたが、アクセスしようとすると、ボリュームが見つ

からないというメッセージを受け取りました。エラー・メッセージは見ませんでした。何が悪かったの でしょうか。

オブジェクトを書き込んでいるときに、十分な光媒体スペースが使用可能でないことを示すメッセージを受 け取ります。しかし、ボリュームは満杯ではありません。何が悪いのでしょうか。

しきい値の設定が正しくないか、保管されるオブジェクトが使用可能なスペースより大きいか、スペア領域 が満杯であるかのいずれかです。光ディスクの表示 (DSPOPT) コマンドを使用して、書き込んでいるボリ

ュームのボリューム属性を表示してください。しきい値と使用可能スペース値が有効であるか検査してくだ さい。また、ボリュームへのアクセスが書き込み可能 であり、読み取り専用 ではないことを確認してくだ さい。読み取り専用の場合は、スペア領域が満杯の場合があります。スペア領域は、オリジナル・セクター が損傷した場合にデータが書き込まれる一連のセクターです。

1 次ボリュームからのすべてのオブジェクトが保管される前に、バックアップ・ボリュームが満杯になりま す。何が余分なスペースを使っているのでしょうか。

これが起こる原因には、いくつかの状態が考えられます。

v ファイルの一部分だけ書き込まれた時点で装置エラーが発生した可能性があります。バックアップ操作 を再始動したときに、全ファイルが再書き込みされました。

v バックアップ・ボリューム・タイプが WORM の場合、バックアップ操作の前に複数回、初期化され、

一部のボリューム・スペースを浪費した可能性があります。

v 増分バックアップを実行している場合、SLTFILE パラメーターで間違ったオプション (*CHANGED の

代わりに *ALL) を選択した可能性があります。

v バージョン 2 リリース 3 モディフィケーション 0 以前のシステムで 1 次ボリュームを作成し、1 次 ボリュームが 98% 満杯を超えている場合、光ディスクの複写 (DUPOPT) コマンドが、このボリューム をバックアップする唯一の選択肢と考えられます。

v 1 次ボリュームが 2X 媒体で、バックアップ・ボリュームが 1X です。

ボリュームのバックアップ中に、タスクが異常終了します。バックアップを再始動すると、ディレクトリー がすでに存在することを示す OPT1210 メッセージを受け取ります。しかし、光ディスク・ディレクトリ

ーの処理 (WRKOPTDIR) コマンドを使用しても、ディレクトリーはリストされません。これは、どうし

てでしょうか。

タスクが異常終了したときに、ディレクトリーはボリューム上に作成されましたが、内部光ディスク索引フ ァイルの更新は、されていませんでした。光ディスク・カートリッジの除去 (RMVOPTCTG) コマンドを使 用してバックアップ・ボリュームを除去し、光ディスク・カートリッジの追加 (ADDOPTCTG) コマンドを 使用し、DIR(*YES)) を指定して、それを追加して戻します。内部光ディスク索引は、新規パスを使用して 更新されます。

オブジェクトを検索しているときに、ファイルが見つからないことを示す OPT1115 メッセージを受け取 りました。光ディスク・ファイルの処理 (WRKOPTF) コマンドを使用すると、オブジェクトが表示されま す。なぜ、オブジェクトを検索できないのでしょうか。

光媒体が汚れている可能性があります。次のレベルのサポート (ハードウェア) に連絡して、媒体を清掃し てください。

アプリケーションはオブジェクトを正常に保管しているように見えますが、光ディスク・ファイルの処理

(WRKOPTF) コマンドを使用すると、すべてのオブジェクトは表示されません。オブジェクトはどこに行

っているのでしょうか。

ファイルが保留光ディスク・ファイルである可能性があります。保留光ディスク・ファイルについて詳しく は、保留光ディスク・ファイルを参照してください。この場合、ボリュームがしきい値に達している可能性 があります。ご使用のアプリケーションが OPT1345 メッセージ「光ディスク・ボリュームのしきい値に達 しました (Threshold reached on optical volume)」または CPF1F61 メッセージ「媒体上に使用可能なス ペースがありません (No space available on media)」を正しく処理しているか検査してください。

CPYSF コマンドを使用してストリーム・ファイルをコピーしようとしているときに、ファイル・システム

/QOPT が見つからなかったことを示すメッセージ CPF1F83 が出て、アプリケーション・プログラム

が失敗します。何が悪いのでしょうか。

パスのファイル・システム部分 (/QOPT) は大文字で指定する必要があります。パスの残りの部分は、大文 字でも小文字でも構いません。

使用したいボリュームはあるのですが、それにアクセスできないようです。どうしたらよいでしょうか。

重複ボリューム名がこの原因である可能性があります。ボリュームが LAN サーバー内にある場合、直接 接続ライブラリーまたは別のサーバー内のボリュームと同じ名前を持っている可能性があります。重複名が ある場合、最初に見つかったボリュームのみが使用可能です。

光ディスクの再利用 (RCLOPT) コマンドを実行する必要があることを示すメッセージが出ています。タイ

*RESET RCLOPT は、長時間かかる可能性があります。回復時間を短縮できる方法はありますか。

はい。最初に、「光ディスク索引データベースの再利用」を読んで、RCLOPT プロセスをよく理解してく ださい。次に、以下のいずれかを試みてください。

v RCLOPT MLB device_name OPTION(*SYNC) を実行する。

v 「光ディスク・ボリュームの処理 (WRKOPTVOL)」で、F14 (拡張情報の表示) を押す。場所として「移

動中 (moving)」と表示されているボリュームがある場合は、次のようにしてください。

1. RCLOPT MLB(device name) OPTION(*UPDATE) VOL moving_volume_name を実行します。

2. 「光ディスク・ボリュームの処理 (Work with Optical Volumes)」画面を最新表示します。移動中と表 示されているボリュームがある場合は、ステップ 1 を繰り返してください。

v RCLOPT MLB device name OPTION(*RESET) DIR(*NO) を実行する。

注: この選択肢は、最初の 2 つより長くかかりますが、DIR(*NO) を指定することにより、RCLOPT

*RESET の時間を半分にできます。

*OFFLINE とマークされたボリュームと *REMOVED とマークされたボリュームの相違は何ですか。

*OFFLINE 項目は、電源オフ、オフに構成変更された、または接続が切られた光ディスク装置内のボリュ

ームです。*REMOVED 項目は、VOLOPT *KEEP を指定して光媒体ライブラリーから除去されたボリュー ムです。

光ディスク・カートリッジの追加 (ADDOPTCTG) コマンドを使用して、全光ディスク・ボリュームを光 媒体ライブラリーに追加するときに、長時間かかります。何か提案はありますか。

光ディスク・カートリッジの除去 (RMVOPTCTG) コマンドを使用してボリュームを除去するときに、

VOLOPT パラメーターで *KEEP を指定して除去してください。内部光ディスク索引は、光ディスク・デ

ィレクトリー情報を含めて、これらのボリュームに関するすべての情報を保管します。ADDOPTCTG コマ ンドを使用してボリュームを追加するときに、DIR パラメーターで *NO を指定してください。ボリュー ムが追加され、ディレクトリー索引は再作成されません。これで、インポート・プロセスがスピードアップ されます。

注: ボリュームを最後にこのシステムから除去した以降に、除去されたボリュームに変更を行った場合は、

このプロセスに従ってはなりません。

ドキュメント内 rzam4.ps (ページ 165-168)