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図6−g col分圧の違いによるEC測定値とpHの関係分圧
(1週間降雨と御期1ミリ降雨による違い)
純粋な炭酸水素カルシウムが清浄な雨によって希釈された場合のECとpHの関係
9
⇒ 雨水に中性塩が増加すると、同じpHでもECが増加するi セ
α ⇒
2
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純粋な酸が清浄な雨によって希釈された場合のECとpHの関係
清浄な雨に、CO2が溶解平衡に達した場合に示すpH
図6・10酸はたはアルカリ(CaH:CO3)のみが溶存している雨水に、
中性:塩が加わった場合におけるpHとECの変化モデル
7.結論
(1)兵庫県阪神地区8地点において採水した雨水を分析した結果、
阪神地区では、水の酸性化に寄与する物質として、硝酸よりも硫酸 が、アルカリ性を示す物質としてカルシウムイオンを含む物質の影 響が強いことがわかった。また、アンモニウムイオンについても多 量に存在していることがわかった。
(2)物質の雨水への取り込みには、WashoutとRainoutがあるが、
兵庫県阪神地区における雨水について、溶存イオンによる特徴が見 られる。即ち、NO,}、 SO42一Ca2+については季節によって変 動しないWashoutの寄与が大きく、Na+、 M g 2+、 C 1『について
はRainoutの寄与が大きい。そのため、海岸部からの地域的特徴が 見られないものと考えられる。H:+、 NH4+、 K+、 NO,一について は、季節によって変動するWashoutや、上記以外の複合汚染によっ ておきると考えられる。
(3)化学教育への酸性雨の導入において、イオンクロマトグラフ 法のような高価で複雑な機器を使わなくても、一般に学校現場で既 に用いられている安価な簡易pHメーターや電気伝導度計を用いる だけで、雨水に溶存するイオンの総量をmol L−1単位で推定するこ
とができる。このことは、モル概念、イオンの電気の伝えやすさの 概念の教授にも拡張していくことができる。
(4)酸性雨調査において、採集された雨水のpHと電気伝導度(E
C)の関係は、EC値が小さい程pHが5. 6付近に収束し、 EC値
が大きくなるにつれて酸性側もしくはアルカリ側に大きくかたよる
試料が存在するようになる。pH−ECプロットの下限は純粋な酸溶
液の希釈溶液に対応し、上限は純粋なアルカリの炭酸水素塩の希釈
溶液に対応する。
引用、参考文献
1) 深水正和 兵庫県赤穂地区における雨水の調査研究一雨水の 化学成分を通して見た地域環境一、兵庫教育大学修士論文
(1998)
2)
3)
4)
5)
6)
7)
8)
9)
村野健太郎 酸性雨と酸性霧 裳華房(1993)
鶴田治雄 酸性雨はどのようにして生じるのか 現代化学
ドキュメント内
兵庫県尼崎市周辺における雨水の調査と化学的特徴についての研究
(ページ 116-120)