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ドキュメント内 現代新聞の漢字 (ページ 35-38)

まかなわれる率は,新三一79,4パーセントに対して,雑誌一74.5パーセントと,約5パーセント の差がある。以下,字数がふえるにつれて,その差はちぢまるが,上位2,000字でも,なお1.0パ ーセントの差が存する。その傾向は,図7からもたしかめられ,上位500字までにふくまれる新 聞に出現した漢字は,ほぼ,雑誌の構順位の漢宇の使用率をうわまわっている。しかし,500位 以下になると,薪闘の傾ドllをしめす麟線のおちかたがはやくなり,0.001パーセントに達するの は,新聞では,2013〈x<2059位であるのに対し,雑誌では,2599<y<2855位となっている。

つまり,新聞では,少数の漢宇に集中して使用される傾向がつよいということになる。

 使用される漢才の種類がすくないだけでなく,少数め漢字への集中度がたかいということは,

前記の(1)〜(4}のうち,(3)・(4)とかかわりをもつ。新聞の基調となるニュ 一一スでは,時・場所・組 織・職業・年齢などをあらわす特定の語が反覆してもちいられやすい。また,全体として,数蚤

に揺する情報がかなりの部分をしめ,数詞や助数詞の類がくりかえし出現する。こうしたことが,

集中度をたかめる理由とおもわれる。

 !・2 屡別の使用度数分布

 屡溺の異なり度数と延べ度数をしめしたのが表3である。標本数の極端にすくない皿層(経済)

をのぞくと,延べ度数が20万寧をこえていて,異なり度数が2,000〜2,100字前後である,1層

(政治)・H層(社会)のグループと,延べ度数が10万字台であるのに異なり度数が2,400〜2, SOO 前後である,IV層(文化・家庭)・V層(運動・芸解)・W層(広皆)のグループとの二群にわ

けることができる。前者にくらべて,後者は使用される漢宇の種類がおおいといえよう。

 衷3 層別の使用度数

異 な り

1政治

互社会

更経済

野面

動能運芸

V

VI広告

当 用 漢 掌 表 外 漢 字

教育欝i欝劇聯絡その他

873 113 7

87711 114i IO

836

88e

99 3

115 15

713

772 496 754

小計陵補筆検名辞その他レ婦1

878 877

至王4 13

113 15

ユ, 7071

(ss. 8)1

21

1,773

(79. 4)

25

ユ,434

(92.1)

15

1, 764

(74.9)

739i 1, 744   (71. 0)

25

25

52211 P(謬

731 3601 458

    (20. 6)

281 80 681 498 75堰@611

 123( Z9)

731 1, 736

(67. 8)

 591(25. 1)

 711(29.0)

24 ・8

堰E21}調

 i

計 延 べ

 1;9901 249,962

(100.0)

 2,2311 238,383

(1oo.o)

 1,557

(IOO.O)

 2, 355

(100.0)

 2,456

(100. 0)

 2,559

(100. 0)

69, 722

124, 769

144,962

163,613

 それぞれの度数分布をしめしたのが表4である。1贋(政治)と難層(社会)は,異なりと延 べの関係では,ほぼにているが,集申度では,1屡のほうがすくない漢宇でまかなわれる率がお おきい。上位500字でしめる割合は,1暦一86.6パーセントに対して,互層一8!.5パーセント と,約5パーセントの差がある。使用度数分布に回しては、ll:層は, W〜Wの各層(特にV層)

にちかい分布をしめしている。

      一30一

表4 雇溺の使絹度数分布の比較

1\レ齢旨溶卵躍測敬化・矧・翻薄謝告

最初の  IG字

    50

    100     200     500    1,000    1,500    2, OOO

玉2.2%

32. 0 46. 2

63.8

86. 6 97. 3

99 6

12. 4 9/0

31. 7 44. rJ

59. 4

81 5

95. 0 99. 0

12. 20/0

33. 9 49. 8 68. 0

89 6

98. 4

1o. so/.

28. 0 40. 6 0r6. 5

79. 3 94. 0 98. 5 99. 7

12. 09/0

31.2

43. 8 59. gtt

81.8

94. 5 98. 5

99.7

1o. lo/.

26. 6 39. 0 55. 2 79. 7 .

93. 7 98. 2 99. 6

\_巨贈障三幅雌測敢化・綱・醐・鯛砿剖

金体の  80%

    85     90     95     96     97     98     99

    100

 373宇  464  Jr95  81b

 883  968 i,085 ユ,273 圭,990

 470宇  583  737  998 1,075

1, 169 圭,300 1,504 2,23圭

 32G掌  397  511  702  761  838 939 LllO

1,557

 5圭6宇  638  80里 1,073

1, 157

1,263 1,408

1, 643 2, 355

 463掌  581  ア53 1,043

},ま32

1,242 1,391 1,64ユ 2, 455

 507字  630  801 1,097 1,189 1,306 1,463 1,713 2,559

 後者のグループでは,V層(運動・芸能)が,他の二つの層よりも,集中度がたかい。上位 200掌では,他の一点と約3〜4パーセントの差がみられる。しかし,上位1, OOOdFでは,その差 は,ほとんどなくなる。W層(文化・家庭)とNIIpam(広告)では,全般としては, W層のほうが 少数の字でまかなわれる率がたかV・が,500〜800位では,W層の累積使胴率のほうがIV厨をうわ

まわる。

 以上のような傾向を各層の漢字使用の特徴とあわせて整理すると,つぎのようにまとめられる。

  (1) 1層は,ニュースを中心としており,かたかな表記の外国入団・地名がおおいせいか,

    使用字種はあまりおおくない。少数の漢字への集申度はたかい。

  (2}Hl習は,延べ度数にくらべて,異なり度数はそうおおくない。ただし,入名・地名に使     用される漢字がおおいせいか,王暦にくらべると,集中度はさがる。

  〈3)皿屡は,標本数がすくなく断定的なことはいえないが,人名・地名に使用される割合・

    表外漢字の使規率はともにひくく,1層とともに,少数の漢字でまかなわれる率はたか     そうである。

  〈4}1V層は, W履についで,種々の漢字が平均して使用される傾向がみられる。教育・科学     ・図書・文芸・実粥知識など,新聞ではもっともひろい範霞の話題をふくむとともに,

    桂外執筆音による記事がいちばんおおいためである。

  {5}V層は,使用する漢字の種類はおおいが,少数の漢宇への集中度は比較的たかい。入名     ・地名(特に入名)の使用率がたかいのと,野球・将棋・囲碁などで,特定の語がくり     かえし油鼠されることによる。

  樹 W層は,使用される漢宇の種類がもっともおおく,しかも平均してもちいられる度合い

       一31一

    がつよい。入合・地名の使用率がたかいことと,書籍・映颪の広告などで,当用漢字に     こだわらない用宇がみられるためである。

2. 漠字の種類

 2・1 新聞と雑誌の字種の比較

 新聞と雑誌では,それぞれ三千数百宇が出現しているから,あわせると6,500〜6,60◎宇になる が,:重複:しているものもあるので,実際には,それほどおおくない。両者に共通して出現してい るものが2,831字,一方にのみ出現するものが,新聞一382字,雑誌一497宇で,計3,710宇が爾調 査に繊現した漢字の種類ということになる。

新齢・B<、釜1\3,,、。

雑誌一・・328ぐ497

      /

 〜方にのみ出現する漢宇のうち,使用度数が10回以上のものをしたにしめす。数字は使用度数 で,右肩に。印をほどこしたものは,当用漢字であることをあらわす。

  〈新聞にのみ出現する漢字〉

2 1 3 0   ・4 2 0

 りおワね ユ ユ     エ  よ

  ︒ ﹀ 迄丁丁課宇芯下下     漢     る

57 Q1 P4

︒   

  ユ  エ エ を リム エ  ヨ     ユ こ      り

    の     み 物肛榛殉娼紐葱劫    ︒現

P0

キ271410

二荏摩綬雑廿匙戟     く

鵬 51

ドキュメント内 現代新聞の漢字 (ページ 35-38)