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         開放的・個ノ\志向 近代市民社会型

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遠心的コミュニティ系

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伝統地域組織基盤型

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          \   閉鎖的・集団志向       、 開放的・集団志向    /

       集団・組織・団体志向性

 従来型ともいえる求心的コミュニティ系には、求心的原理を」,YillCにもリ近代市民社会型 コミュニティと伝統地域組織型コミュニティとが位置づく。これらのコミュニティは求心 性を担保するために同質性を基盤とし閉鎖的な特質を内包している。

 このような閉鎖性・同質性を1人1包するコミュニティのあり方にたいして遠心的コミュニ ティ系では、遠心的原理のもとに、より個人指向性を強く持りた人びとのネットワークを

臨床の知〉とは、医学的な臨床に限らず、もっと広い範囲で現代の新しい知のあり方を探り、新しい知の モテルの構想をめざしたものである、と述べている(同、1…、P.214)。

斯  [tijヒ、 P.135

基盤とするタイプ(ボランティア・ネットワーク型コミュニティ)、紺織体を基盤としたボ ランタリー・アクションを指向する人びとによるタイフ(ボランタリー・アソシエーショ ン型コミュニティ)とが位置つく、わたしたちは広義の福祉二]ミュニティ形成の基盤をこ こに求める。ボランティア活動は、その活動のあり方を基礎づける1京理により個人レベル、

細織レベル、社会レベルの3次元に区分することができるが、そ引らが・P:層的、相fl一規定 的に関わるものであるポランティアに期待さかるのは、ボランティアとして地域に1ある1

(存在する)ことを通して、地域に潜み社会的なlllj題として認知されていないような生活 課題を発見し、顕在化させる役割を担うことである。その役割が個人レベルから細織・kl.

会レベルへとのっながりの鍵となる。

 人びとのボランタリーな行為は多次元において位置づけらねる。コミニェニティはそオ1ら を統合する場としての機能を担う。コミュニティにおけるボランタリーな組織は、公的な 仕組みでは即時的な対応ができないような問題への新たな発想での多様な取り糸llみをiif能 とし、そのような取り組みの積み重ねが公的な仕紐みの変更をもたらすr

 ボランティアという言葉は、ボランタリー(自発的)な意思に‡、とづいて行動する個人 や組織をいうこともあれば、それらの活動を意味することもある。

 図1−5は、これらを整理するためにボランティア活動を、個人、紐織、社会の3リのレ ベルに分け、それぞれのレベルにおいて活動のあり方を基礎づける原理と組み合わせて示

したものである。

 人は、それぞれの社会的経験や教育などを通じて1 1分のなか内面化してきた価値の束を もち、それが(a)個人レベルで活動のあり方を基礎づける。この個人の活動を基礎づけるも のを[1]の行動原理とよぶ。ボランティア活動は、自らの生活経験のなかでの気づきをきり かけに始められ、それがその活動に共感した人びとへと拡がり、協働する人びとが集まる とき組織がっくられる。

 そしてその活動のH的が社会的使命(ミッション)としてメンバーによってr解さオ1て、

運営のあり方とともに、組織活動のあり方を指し示す[田の組織原理となる。紐織の活動 は、この組織原理にしたがって行われ、日標の実現がはかられる。NPO(非営利組織)

はその典型である。この(b)組織レベルの活動には、宗教などもともとの共有された基盤を もつ集団を基礎にする場合もある。

 個人や組織によって共有された活動の理念が、社会における個人や紐織の役割・機能に 関わる社会的な価値や理念・日標として(c)社会レベルで位置づけられれば、それは社会原

理となる。社会原理は、組織原理や個ノ\の力動原理に影響をりえる。

 したがりてポランタリーなIJ為は、多次ノしにおいて仲置Pけられるもので、コミュニテ ィがそれらの行為を統合する場としての機能を担うものとして1こ 置づけられる、

       図1−5 ボランタリーな活動原理とそのレベル       l       l

      (a)個人レベル      (b)組織レベル     (c)社会レベル

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 より組織化された次元においてコミュニティとしてのまとまりを指向するか、よりゆる やかなネットワーク状の関係性としてコミュニティを形成するかの相違によってその位置 づけも異なるのである。逆にいえば、人ひとがどのような形でコミュニティに関わるかが、

ボランタリーな行為や活動のあり力の相違ともなる。

第2章排除するコミュニティー一社会福祉施設一地域社会コンフリクトー一

第1節 迷惑施設と地域社会コンフリクト

1.地域社会における福祉の焦点化

 現実の地域社会とモデルとしてのコミュニティとの問には乖離が常に存在するにもかか わらず、コミュニティはモデルとして設定さオ1るが故に、その構築を必要とする現実を踏ま えたありうるものとしてではなく、構築すべき理念(あるべきもの)にりいて硫られがちで ある。それのみではなく、前章でみたようにコミュニティ形成に関わりてわたしたらが持リ 共同や連帯という考え方が、ときとして排他的に作川することに注意を払ラ必1要がある、

 福祉コミュニティは、身体性をともなう福祉という観点からす引ば日常生活のみならず災 害時における安全性や危機管理という点においても、即時的対応のとれる物理的空間におけ る近接性が重要な構成要件となる。この点でも地域のあり方は福祉コミュニテ(形成に人き な影響を与える。こ0)近接性ゆえに福祉コミュニティは、ときに理念としての福祉コミコ.ニ ティ理解と現実としての福祉認識とのギャッフが問われることになる。

 コミュニティの形成が語られるとき、すでにみたように般にはコミュニティにおける連 帯意識が強調される。そして共同性や連帯 樽三の追求は同質性にたいする追求となりがちで、

そのことが結果として異質なものの排除をもたらすことがある。またコミュニティへの志向 性の背景には白助やll二助への期待を垣間見ることができることにも注意しておくべきであ

ろう。

 地域社会を踏まえたありうるものとしてのコミュニティへと近づけていくためには、こん にちの地域社会が有する現実をいかに踏まえるかが重要な鍵となる。

 コミュニティの構想の基盤となる地域社会の現実を知る丁がかりとして地域社会が福 祉において焦点化する文脈にっいて、社会福祉施設と地域社会との間でみらオ1る緊張関 係やコンフリクト(紛争事態)を事例に考察する。このコンフリクトには、地域住民の 福祉にたいする見方と社会福祉関係者の認識のズレがその要因とされる場合がある。

2.施設=地域コンフリクト

 ・方では、ノーマリゼーションの理念が福祉関係X一に浸透し地域社会における福祉の 展開が進められていったが、他方では、1970年代後]似降において、社会福祉施設の新

設などの際にそれらが一迷惑施設」であると地域住民によりてみなされるという現実に 社会福祉関係者は直面した。

 住民の意識には本音と建前がみられ、施設自体にりいては総論賛成だが,身近への、 /:

地には拒否的で各論反対のx ノ:場をとりがちで、解決にllOけての合意形成は困難な場合が 多い。地域住民は福祉の推進という総論には賛成するが、福祉施設が自らの近隣に、 L地 するという各論になると迷惑な存在としてみなし反対という・ ノ1場にたりたのである。こ のような現実は社会福祉関係者に自らの[福祉は善きものiという[性II÷説」福トll.観、

施設と地域社会との関係を強化しようとする社会福祉施設のkli会化論に潜む「住民啓蒙 意識を自己反省的に認識させた。すなわち地域においては福祉実践に特権的・ /.場はあた えられなかったのである。

 このような事態をわたしたちは[社会福祉施設.地」或社会コンフリクト」(以ド、施設

=地域コンフリクトと略記)と呼んだSli。なお住民による迷惑な存在としての認識の対 象は、各種の社会福祉施設だけではなく諸福祉サービス利川者、ホー一一一ムレス、外国人労 働者などにも向けられている。

 この川語は社会福祉の専門用語の1リとして定着をみたc『社会福祉のキーワード』で は、|施設 地域コンフリクトー一一地域福祉の教科tll」という項目で取りヒげられ、1地 域社会の意識が、コンフリクトを生み出す1:な理由となっているのではあるが、地域社 会における施設像を展望しようとする、ン:場から、これまで施設側が有していた閉鎖性に よる要素を含めてコンフリクトの中身を検討するために、『施設一地域コンフリクト』が 川いられた経緯がある」と紹介されているSl。

 コンフリクトは問題提起後においてもみられ現在まで続いている。たとえばややlil い

s6占川孝1順・庄司洋子・:本松政之編(1993)『社会福祉施,没一地域社会コンフリクト』誠信、1}房。本稿 は、1986年以降、r地域社会における社会福祉施設u)位置と機能に関〔}る総合的研究』(文部省科学研究ぜ量)

およびr社会福祉施設=地域社会コンフリクト(紛争事態)の政治=社会的メカニズムと紛ノ∫呼防ならび に解決の方法に関する剤備的研究』(トヨタ財団助成)として実施してきた共同研究(いずれも、fk ?(庄司 洋力の成果の・部であり、メンバーから多くの示唆を受けている。占川孝順・庄司1∫f 村井丈紀・茨 木尚r−「複合施設化=脱『施設社会化』レ)視点]日本社会事業大学『研究紀要』第is 4集、1988:茨木尚r−

F社会福祉施設 地域社会関係分析の新しい視点 特に障害児・者施設の上易合を[ii心に、川本社会事業人 学『社会事業研究所年報』第24}}、1988、参照。

17  IZ岡公・・ P野隆之・副田あ(ナみ編(1999)『社会福トllキーワード』有斐閣、 pp.98−9。なお、副Hl義 也は、1980年当時、「この}三の}三題をあっか ノた先行研究は皆無であ 、た1こと、『社会福祉施設 地域社 会コンフリクト』にふれて「私は同,琴を一9ぐれた作品として評価つるか、そこで取り上げられている施設 は}辻して養護施設と精神薄弱者ぺ・障害児・者のための施設、母r寮なとである。私の論文は、同,韮}より 約10年、単騎先行していること、老人ホームの事例を取りヒけている1と、反対運動の原理と方法にたし、

して社会学的考察をおこなっていることの3点で、独1 ]の価値をもつと主張しうるように思われるiと記 している。『福祉社会学宣言』岩波⊃1…店、PP.233−4

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