第2章 導入
2.8 リモート操作を使用するための設定
Systemwalker Desktop Patrolでは、リモート操作機能(Systemwalker Live Help)を導入することにより、管理者がリモートクライアントのPC に直接アクセスして遠隔操作を行えるので、遠隔地にあるPCのトラブルに対し、迅速に対処できます。
リモート操作するPCには、「Live Help Expert」をインストールします。また、リモート操作されるPCには、「Live Help Client」をインストー ルします。
注意
手動またはカスタマイズウイザード機能を使用して、Live Help Expertのインストール先の指定を行う場合、CSがインストールされている フォルダおよびその配下を指定しないでください。
インストールの手順は、以下のとおりです。
1. Administratorsグループに所属するアカウントでWindowsにログオンします。他のアプリケーションを使用している場合は、終了
してください。
2. Systemwalker Desktop PatrolのCD-ROMをPCにセットすると、以下の画面が表示されます。
上記のインストーラ画面が起動しない場合は、CD-ROMドライブの「swsetup.exe」を起動してください。
3. 「ドキュメント(リモート操作)」を選択し、マニュアルを参照して、インストール方法を確認します。
4. 「セットアップ」から「リモート操作インストール」を選択して、インストールを完了します。
2.8.2 Live Help Clientのインストール方法
「Live Help Client」のインストールすると、「Live Help Expert」をインストールしたPCからリモート操作できます。
インストールには、以下の方法があります。
・ ウィザード形式でインストーラする
・ サイレントインストールを実施する
「Live Help Client」のインストール方法は、Systemwalker Desktop PatrolのCD-ROMをPCにセットしたときに表示される画面の「インス トールガイド」にも記載されています。そちらも参照してください。
注意
手動またはカスタマイズウイザード機能を使用して、Live Help Clientのインストール先の指定を行う場合、CSがインストールされている フォルダおよびその配下を指定しないでください。
102
ポイント
「ソフトウェア配信」機能を利用すると、ソフトウェアの導入を簡単に行えます。
また、サイレントモード・インストーラを使用すれば「Live Help Client」の導入が、自動で行えます。
ソフトウェア配信機能については、“Systemwalker Desktop Patrol 運用ガイド 管理者編”を参照してください。
ウィザード形式でインストールする
ウィザード形式で「Live Help Client」をインストールする手順は、以下のとおりです。
1. Administratorsグループに所属するアカウントでWindowsにログオンします。他のアプリケーションを使用している場合は、終了
してください。
2. Systemwalker Desktop PatrolのCD-ROMをPCにセットすると、Systemwalker Desktop Patrolのインストーラ画面が表示されます が、閉じてください。
3. [マイコンピュータ]-[CD-ROMドライブ]を選択し、メニューの[ファイル]-[開く]を選択します。
4. [setup]-[livehelp]-[Client]フォルダにある「swsetup.exe」をダブルクリックします。
5. 「Systemwalker Live Help Client」画面が表示されます。
6. [ドキュメント]を選択し、マニュアルを参照して、インストールを完了します。
サイレントインストールを実施する
サイレントモードでインストーラする方法は以下のとおりです。
1. Administratorsグループに所属するアカウントでWindowsにログオンします。他のアプリケーションを使用している場合は、終了
してください。
2. Systemwalker Desktop PatrolのCD-ROMをPCにセットすると、Systemwalker Desktop Patrolのインストーラ画面が表示されます
4. [setup]-[livehelp]-[LiveHelp_Client_Install]フォルダにある「Setup.bat」をダブルクリックすると、自動でインストールが開始され、
終了します。
2.9 導入環境を変更する
ここでは、導入後に以下の環境を変更する場合の手順について説明します。
・ サーバの移動
・ サーバのIPアレドレスの変更
・ Windowsログオンユーザーの変更
2.9.1 サーバの移動
システムの構成で、CS配下にあるDSを以下のイメージ図のように移動したい場合や、DS配下にあるDSを、別のDS配下に移動したい 場合は、サーバを移動できます。
以下には、DS3をDS2の配下に移動した例を示します。
注意
以下に示す状況で、DSの移動を行うと、正しく移動できません。
・ CSと各DS間が正常に通信できない状況。
・ DSがインストールされていない状況。
・ DSが停止している状況。
DSの移動を行う場合は、以下の項目を確認した上で実施してください。
104
-・ 移動または削除するDSとCS間のネットワークに問題がないこと。
・ DSがインストールされ、かつ起動していること。
DSを正しく移動できない現象が発生した場合は、DSとCS間のネットワークを復旧してください。またはDSが停止している場合は起動 してください。これにより、自動的に復旧されます。
サーバの移動の手順は、以下のとおりです。
注意
移動操作中は、DSに対して操作しないでください
移動対象のDSの移動が完了するまでは、移動対象のDSに対しての操作は行わないでください。
1. メインメニューから[環境設定]-[CS/DSの設定と稼働状況]を表示します。
2. サーバ名のリンクをクリックします。
→以下の画面が表示されます。
3. 以下の項目を変更します。
項目 内容
[上位CS/DS] 変更する上位サーバをリストから選択します。
4. [OK]ボタンをクリックします。
[CS/DSの設定と稼働状況]画面で[最新の情報に更新]ボタンをクリックし、DSの上位サーバが変更されたことを確認してくださ い。
2.9.2 サーバのIPアドレスの変更
CSまたはDSがインストールされているPCのIPアドレスの設定変更(設定変更には変更、追加、および削除を含みます)を行う場合は、
IPアドレスの設定変更を行うPCのサービス「ITBudgetMGR(INV)」を停止してから行うようにしてください。
また、サービスを停止するときは、処理中のインベントリ情報ファイルが存在しないことを確認してから停止してください。未処理のイン ベントリ情報ファイルが残っていた場合、正常にデータが取り込まれなくなります。
処理中のインベントリ情報ファイルは以下のフォルダに拡張子が「.cmp」で格納されるので、フォルダにファイルが存在しないことを確 認してください。
なお、CSがインストールされているPCのIPアドレスの変更は、CS導入時のサーバ環境設定画面の「ホスト名」にFQDN形式でホスト名 を指定した場合のみ行えます。IPアドレスで指定した場合は変更できません。
【格納フォルダ】
DTPインストールディレクトリ\FJSVsbinv\ardus\work\IPアドレス
【インベントリ情報ファイルの例】
C: \ Program Files \ Fujitsu \ Systemwalker Desktop Patrol \ FJSVsbinv \ ardus \ work
\10.20.30.40\1234+CT01+DS01.example.com.cmp
106
-なお、サービスを停止せずにIPアドレスの設定変更を行った場合や、未処理のインベントリ情報が残ったままIPアドレスの設定変更を 行った場合は、以下の手順でインベントリ情報の再収集を行ってください。
1. IPアドレスの設定変更を行ったPCの「ITBudgetMGR(INV)」サービスを一度停止して、再起動します。
2. メインメニューから[環境設定]-[環境設定]-[CS/DSの設定と稼働状況]を表示し、IPアドレスの設定変更を行ったPCを選択しま す。
3. [最新の情報に更新]ボタンをクリックします。
2.9.3 Windowsログオンユーザーの変更
Windowsログオンユーザーを変更した場合、Desktop Patrolの設定変更が必要となる場合について説明します。
注意
以下のユーザー名は変更できません。
・ 運用環境の構築を行った時のWindowsログオンユーザー
運用環境の拡張、SWDTP_dbbk.exe(DTPデータバックアップ)コマンドおよびSWDTP_dbrs.exe(DTPデータリストア)コマンドを実行す る場合は、運用環境の構築を行った時のWindowsログオンユーザーで実行する必要があります。
配信ソフトウェアのダウンロード時に実行するユーザー権限
以下の画面で設定しているWindowsログオンユーザーのユーザー名とパスワードを変更した場合は、メインメニューに設定している ユーザー名とパスワードも変更してください。
・ メインメニュー
メインメニューの[環境設定]-[ポリシーグループ管理]-[各種ポリシーのカスタマイズ]-[基本動作ポリシー]タブでポリシーを選択し、
[ソフトウェア配信]タブで、「ソフトウェア配信後に自動実行する権限の指定」で「指定したユーザー権限」でソフトウェアの配信を 行っている場合、ユーザー名とパスワードを変更してください。