5 信号特性
5.4 L1-SAIF 信号
5.4.3 メッセージ
5.4.3.1 メッセージ構造
SAIF メッセージは 250 ビットから構成され、図 5.4.3-1 のフォーマットを持つ。データ速度は 250 bpsであるから、メッセージの伝送時間は1秒であり、毎秒1個のメッセージが送信される。
8 ビットのプリアンブルは 250 ビットメッセージのビット 1(最初に送信されるビット)から始まり、続い て 6ビットのメッセージタイプがビット9から挿入される。212ビットのデータ領域はビット15から始 まり、24ビットの CRC(Cyclic Redundancy Check)パリティはビット 227から始まる。メッセージの送 信順序は規定されず、各1秒間にはどんなメッセージタイプも送信され得る。
DATA INPUT (250 BPS)
+
+ + + +
+ +
SYMBOL CLOCK G2 (133 OCTAL)
OUTPUT SYMBOLS (500 SPS)
ALTERNATING G1/G2 G1 (171 OCTAL)
IS-QZSS Ver. 1.6
図 5.4.3-1 メッセージブロックのフォーマット
5.4.3.1.1
プリアンブル
各メッセージの先頭に付加されるプリアンブルは、次の3パターンが順番に繰り返される。
パターンA 01010011 パターンB 10011010 パターンC 11000110
パターン A のプリアンブルの最初のビットの送信開始は、6 秒のL1C/A 信号の航法メッセージ サブフレームの開始と同期している。パターン A のプリアンブルを持つメッセージの次に送信さ れるメッセージのプリアンブルは、パターンBである。パターンBの次はパターンCであり、その 次はパターンAに戻る。
プリアンブルについても FEC 符号化が適用され、メッセージブロック中のその他のビットと同様 に符号化される。従って、プリアンブルはメッセージブロックの始まりを示すが、FEC 復号処理に 先立って信号捕捉のために使用したり、ビット同期に使用したりすることはできない。
212-BIT DATA FIELD
6-BIT MESSAGE TYPE IDENTIFIER (0-63)
8-BIT PREAMBLE OF 24 BITS TOTAL IN 3 CONTIGUOUS BLOCKS 24-BITS
PARITY 250 BITS – 1 SECOND
DIRECTION OF DATA FLOW FROM SATELLITE;
MOST SIGNIFCANT BIT(MSB) TRANSMITTED FIRST
212-BIT DATA FIELD
6-BIT MESSAGE TYPE IDENTIFIER (0-63)
8-BIT PREAMBLE OF 24 BITS TOTAL IN 3 CONTIGUOUS BLOCKS 24-BITS
PARITY 24-BITS
PARITY 250 BITS – 1 SECOND
DIRECTION OF DATA FLOW FROM SATELLITE;
MOST SIGNIFCANT BIT(MSB) TRANSMITTED FIRST
IS-QZSS Ver. 1.6 5.4.3.1.2 メッセージタイプ
各メッセージは6ビットのメッセージタイプIDを持ち、0~63のメッセージタイプを識別する。デー タ領域の内容は、メッセージタイプによって後述の通り定義されている。表 5.4.3-1 に、メッセー ジタイプの一覧を示す。
表 5.4.3-1 SAIFメッセージタイプ タイプID メッセージ名称 備考 0 試験モード
1 PRNマスク
2~5 高速補正 6 インテグリティ情報 7 (高速補正劣化係数)
10 劣化係数
12 タイミング情報
18 IGPマスク (IGP: Ionospheric Grid Point)
24 高速/長期補正
25 長期補正
26 電離層伝搬遅延補正 28 クロック-軌道共分散
40~51 利用実証用に予約 L1-SAIF+固有メッセージ
52 TGPマスク (TGP: Tropsspheric Grid Point)
53 対流圏遅延補正
54~55 (大気遅延補正) TBD
56 信号バイアス補正情報
57 (軌道情報用に予約) TBD 58 QZSエフェメリス
59 QZSSアルマナック情報 TBD 60 (広域情報・メンテナンス情報) TBD 62 (内部テスト用に予約)
63 ヌルメッセージ 5.4.3.1.3
CRCパリティ
メッセージの末尾には、24ビットのCRCパリティコードが付される。24ビットのCRCパリティは、
バースト誤り及びランダム誤りのいずれに対しても、ビット誤り率≦0.5 の時、誤り見逃し率≦2-24
= 5.96×10-8でメッセージを保護する。
CRCパリティの生成多項式は次の通りである。
受信機は、受信したメッセージに対してCRCパリティの検査を行い、一致しない場合にはそのメ
( ) X = X
24+ X
23+ X
18+ X
17+ X
14+ X
11+ X
10+ X
7+ X
6+ X
5+ X
4+ X
3+ X + 1
g
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