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メッセージの内容

ドキュメント内 IS-QZSS (ページ 80-97)

5 信号特性

5.3 L1C 信号

5.3.2 メッセージ

5.3.2.4 メッセージの内容

8.1.3節に掲げた一覧を除き、そのメッセージの内容は適用文書(3)の3.5項と同一である。

5.3.2.4.1 TOI

(サブフレーム

1)

符号化処理の前のTOIは9ビットで構成され、メッセージ長である18秒毎に1ずつ増えるもの で、2時間毎に0に戻る。

有効範囲は、0~399である。2時間の最初のTOIの値は1であり、2時間の最後のTOIの値は 0である。

これらは、適用文書(3)の3.5.1項及び3.5.2項と同一である。

IS-QZSS Ver. 1.6 5.3.2.4.2 C&E

(サブフレーム

2)

符号化処理の前の C&E(サブフレーム2)は 576ビットで構成され、当該 QZSの軌道と時刻を 計算するのに使用される。

このサブフレームには、表 5.3.2-1に示すような当該衛星のエフェメリスデータ等が含まれている。

その概容は、適用文書(3)の3.5.3項を参照のこと。

3.1.2.1.2 項に示す更新頻度と有効期間、および本項"(10)完全性保証"と"(11)データ予測週番 号:WNOP"に関する記述を除き、適用文書(3)の3.5.3項と同一である。

IS-QZSS Ver. 1.6 表 5.3.2-1 航法メッセージDL1Cのエフェメリスデータ及びクロックのパラメータ定義

パラメータ 定義 GPSの定義との差分

WNn 信号送信時点におけるGPS週番号

ITOW 信号送信時点における数えた数 GPS週初来から2時間毎に

top エフェメリスデータ生成時刻(週内秒)

L1C Health L1C信号のヘルス

URAEDインデックス ユーザ測距精度指標(仰角依存成分) toe エフェメリスデータの元期(週内秒)

A toeにおける軌道長半径と42,164,200[m]との差

GPS で は 26,559,710[m]と の 差 を 示 す。

軌道長半径の変化率

n0 toeにおける平均運動計算値からの差 平均運動計算値からの変化率 M0-n toeにおける平均近点角

en 離心率 QZSS では範囲を制限しない(GPS で

は最大0.03と規定されている)

ωn 近地点引数

Ω0-n 週始めにおける昇交点経度

ΔΩ 昇交点赤経の変化率の参照値1からの差分 i0-n toeにおける軌道傾斜角

io-n-DOT 軌道傾斜角の変化率

Cis-n 軌道傾斜角の補正量のsin係数 Cic-n 軌道傾斜角の補正量のcos係数 Crs-n 動径方向の補正量のsin係数 Crc-n 動径方向の補正量のcos係数 Cus-n 緯度引数の補正量のsin係数 Cuc-n 緯度引数の補正量のcos係数

URANED0インデックス ユーザ測距精度指標(仰角非依存成分) URANED1インデックス ユーザ測距精度変化指標(仰角非依存成分) URANED2インデックス ユーザ測距精度変化率指標(仰角非依存成分) af2-n SVクロックのドリフトレート補正項

af1-n SVクロックのドリフト補正項 af0-n SVクロックのバイアス補正項

TGD LCQZSS※2L1C/Aの群遅延誤差補正パラメータ GPSではLCGPS*3L1P(Y)の群遅延

誤差補正パラメータ

ISCL1CP L1C/A-L1CP間の群遅延誤差補正パラメータ GPSではL1P(Y)-L1CP

ISCL1CD L1C/A-L1CD間の群遅延誤差補正パラメータ GPSではL1P(Y)-L1CD

WNOP エフェメリスデータ生成時刻(top)におけるGPS週番号

※1 昇交点赤経の変化率の参照値(ΩREF)= -2.6×10-9[semi-circles/second] (GPSと同じ値)

※2 LCQZSSQZSL1C/A信号とL2C信号の電離層フリー線形結合

A

n

0

IS-QZSS Ver. 1.6 (1) 送信週番号

サブフレーム2のビット1から13は、現在のGPS週番号の8192の剰余のバイナリ表現で ある。

これは、適用文書(3)の3.5.3.1項と同一である。

(2) ITOW(Interval Time Of Week)

サブフレーム2のビット14から21は、GPS週初来から2時間毎に1ずつ増える数である。

有効範囲は、0~83である。週の切り替わり直前2時間でのITOWの値は83であり、週の 切り替わり直後2時間のITOWの値は0である。

これは、適用文書(3)の3.5.3.2項と同一である。

図 5.3.2-1に示すように、5.3.2.4.1のTOIとITOWから、ITOW×7200+TOI×18のように 計算した週内秒は、次メッセージの先頭時刻とは必ずしも一致しない(2 時間毎に不一致と なる)。

図 5.3.2-1 TOI,ITOWと週内秒の関係

(3) エフェメリスデータが推定された時刻:

サブフレーム2のビット22から32はエフェメリスデータが推定された時刻: を表す。

これは、適用文書(3)の3.5.3.3項と同一である。

End/Start of week (GPS time)

2-hour epoch

TOI=1 ITOW=0

WN=2 TOI=0

ITOW=83 WN=1

TOI=0 ITOW=0

WN=2

TOI=1 ITOW=1

WN=2 18 seconds

time TOI=399

ITOW=83 WN=1 2-hour epoch

1week, 604782s

1week, 597600s

2week, 18s

2week, 0s

2week, 7218s

1week, 604764s

2week, 0s

2week, 7182s

2week, 7200s 1week,

604782s Actual GPS Time

Corresponding time to the message

2week, 7218s

same NOT same !

The corresponding time to the message dose not increase continuously .

NOT same !

top

top

IS-QZSS Ver. 1.6 (4) 信号ヘルス(L1)

サブフレーム2のビット33の1ビットは、当該衛星が送信しているL1C信号のヘルスを示す。

各信号のヘルスは下記で表される。

0 信号問題なし

1 信号問題ありか、利用できず

QZSS特有の運用として、このビットは、当該衛星の現時点でのモニタ結果と比較して表され る。詳細は、5.1.2.1.3項による。

サブフレーム3のページ3と4にもヘルスデータが存在する。このデータは、異なる時間に アップロードを受けるため、他のメッセージの送信衛星や他の衛星のデータと異なる場合が ある。

その他の点については、適用文書(3)の3.5.3.4項と同一である。

(5) ユーザ測距精度指標(仰角依存成分):URAED

インデックス

サブフレーム2のビット34~38は、ユーザ測距精度指標の仰角に依存する成分を表す。詳 細は、5.1.2.1.3.2項による。

その他の点については、適用文書(3)の3.5.3.5項と同一である。

(6)

エフェメリスデータ

サブフレーム 2 には、表 5.3.2-1 に示す当該衛星のエフェメリスデータが送信される。当該 衛星の軌道位置を求めるアルゴリズムは、6.3.5項による。

パラメータ特性(ビット数、LSB のスケールファクタ、データの範囲、単位)については、下記 に指定する点を除き、適用文書(3)の表3.5-1と同一である。

データの掲載順序についても、適用文書(3)の図3.5-1と同一である。

(a) 軌道長半径

Δ

A

A に つ い て は 、

t

oe に お け る 軌 道 長 半 径

A ( ) t

oe と 42,164,200[m]と の 差

( ) ( ) t A t 42 , 164 , 200 [ m ] A

oe

=

oe

である。

(7) クロックパラメータ

表 5.3.2-1に示す当該衛星のSVクロックパラメータが送信される。ユーザアルゴリズムにつ いては、適用文書(1)の 20.3.3.3.3.1 項と同一であるが、定義の一部に異なるところがあり詳 しくは6.3.2項による。

なお、クロックパラメータの元期には、サブフレーム2のビット39~49のエフェメリスデータの 元期

t

oeを使用する。これは、適用文書(3)の3.5.3.7項と同一である。

IS-QZSS Ver. 1.6

(8) ユーザ測距精度指標(仰角非依存成分):URANED

インデックス

サブフレーム2のビット460~470は、ユーザ測距精度の仰角に依存しない成分(URANED)を 求めるためのパラメータが入っている。詳細は、5.1.2.1.3.2項による。

URANEDインデックスが意味する具体的なユーザ測距精度(IAURANED)を求めるアルゴリズム は、適用文書(3)の3.5.3.8項と同一である。

URANEDの運用方法については3.1.2.1.3項、URANEDの内容については5.1.2.1.3項による。

(9) 群遅延誤差の推算

サブフレーム2のビット 527~565は、L1 C信号の1波ユーザのための群遅延誤差の推算 のためのパラメータ

T

GD

ISC

L1CP

ISC

L1CDである。

ビット長、スケールファクタ、範囲、単位については適用文書(3)の表 3.5-1 と同一である。な お、各パラメータに対応するビット列が"1000000000000"(B)の場合は当該群遅延誤差補正 パラメータが使用できないことを示す。

関連するアルゴリズムを6.3.3項、及び、6.3.4項に示す。

(10) 完全性保証

GPSにおいては、サブフレーム2のビット566の1ビットを「Integrity Status Flag」としている (適用文書(3) 3.5.3.10項参照)が、現行MCSにおけるQZS-1は、このFlagを採用していな い("0"(B)固定)。

(11)

データ予測週番号:

WNOP

サブフレーム 2 のビット 567~575 は、エフェメリスデータ生成時刻(top)(5.3.2.4.2(3)項参照) における、GPS週番号である。WNOPは8ビットからなり、topを基準とするGPS週番号のモジ ュロ256表現である。

5.3.2.4.3 Var

(サブフレーム

3)

符号化処理の前の Var(サブフレーム3)は250 ビットで構成され、複数のページにより、他の情 報を送信するのに使用される。

このサブフレームは、信号を送信している当該衛星の衛星番号 8 ビット(193~197)で始まり、6 ビットのページ番号がそれに続く。

これらは、適用文書(3)の3.5.4項と同一である。

5.3.2.4.3.1 PRN

番号

サブフレーム3のビット1~8は、8ビットのPRN番号であり、そのメッセージを送信している当 該QZSのPRN番号である。

これは、適用文書(3)の3.5.4項と同一である。

5.3.2.4.3.2 ページ番号

サブフレーム3 のビット 9~14 は、6 ビットのページ番号であり、そのフレームに含まれている 情報を意味する。

IS-QZSS Ver. 1.6 複数の QZS は、全く異なるタイミングで、ページ番号で識別されるデータを送信することがあ る。これにより、複数のQZSからの信号を受信すると、1つのQZSのデータセット送信間隔より も短時間で、全てのデータセットを収集することができる。

適用文書(3)の3.5.5項の記述と同様に、各ページは任意のタイミングで送信されるので、ユー ザは決まったパターンを想定してはいけない。

表 5.3.2-2 航法メッセージDL1Cのページ番号定義、最大送信間隔

Page メッセージ内容 最大送信間隔 備考

1 電離層パラメータ、UTCパラメータ 288

2 GGTO(GPSQZS-1の時刻オフセット)、EOP 288

3 QZSReducedアルマナック 20

4 QZSMidiアルマナック 1205 補正(以下「DC(Differential Correction))データ

[エフェメリス補正データ、クロック補正データ]

30()

6 テキスト 必要に応じて

7 予備 -

17 電離層パラメータ、UTCパラメータ (GPSの再放送) ※ 18 GGTO(GPSGNSS(GalileoGLONASS)の時刻オ

フセット) (GPSの再放送)

19 GPSReducedアルマナック (GPSの再放送) ※

20 GPSMidiアルマナック (GPSの再放送) ※

※GPSの再送信データおよびGPSDCデータについては最大送信間隔を規定しない。

IS-QZSS Ver. 1.6 5.3.2.4.3.3 各ページの内容

(1) ページ番号1(17): UTC

パラメータ、電離層パラメータ

ページ 1(17)には、表 5.3.2-3 に示すようなUTC パラメータと電離層パラメータの情報が含

まれている。その概容は、適用文書(3)の3.5.4.1項を参照のこと。

t

LSF

表 5.3.2-3 航法メッセージDL1Cの電離層パラメータのパラメータ定義

パラメータ 定義 GPSの定義との差分

UTCパラメータ

n

A

0 UTCGPSTとのバイアス

QZSS( ペ ー ジ 番 号 1) の 場 合 は UTC(NICT)とのバイアスである。

GPSの再送信(ページ番号17)の場 合は、UTC(USNO)とのバイアスであ る。

n

A

1 UTCGPSTとのドリフト

n

A

2 UTCGPSTとのドリフトレート

t

LS

現在または過去のうるう秒数

t

ot UTC GPST のバイアス計算のための元 期週内秒

WN

ot UTC GPST のバイアス計算のための元 期週番号

WN

LSF うるう秒が入る週番号

DN

うるう秒が入る週始めからの日にち(最初 の日にちを1とする)

t

LSF

現在または将来のうるう秒数

電離層パラメータ

α0 Klobucharモデルの電離層パラメータα0

QZSS(ページ番号1)の場合は日本 近 傍 に 最 適 化 し た パラ メー タ であ る。

GPSの再送信(ページ番号17)の場 合は、地球全域に対応するパラメー タである。

α1 Klobucharモデルの電離層パラメータα1

α2 Klobucharモデルの電離層パラメータα2

α3 Klobucharモデルの電離層パラメータα3

β0 Klobucharモデルの電離層パラメータβ0

β1 Klobucharモデルの電離層パラメータβ1

β2 Klobucharモデルの電離層パラメータβ2

β3 Klobucharモデルの電離層パラメータβ3

群遅延誤差補正 パラメータ

ISCL1CA

L1C/A-L1C/A間の群遅延誤差補正パラメ

ータ (放送値は0.0)

GPS ではL1P(Y)-L1C/A 間の群遅 延誤差補正パラメータ

ISCL2C

L1C/A-L2C 間の群遅延誤差補正パラメー

GPSではL1P(Y)-L2C

ISCL1C

L1C/A-L5I5間の群遅延誤差補正パラメー

GPSではL1P(Y)-L5I5

ISCL5 L1C/A-L5Q5 間の群遅延誤差補正パラメ

ータ GPSではL1P(Y)-L5Q5

(a) UTC

パラメータ

UTCパラメータは、GPS時刻をUTC(NICT)に関連付けるのに必要なパラメータである。

そのビット長、スケールファクタ、範囲、単位、LSB、ユーザアルゴリズム等は、全て適用文 書(3)の3.5.4.1項と同一である。

ドキュメント内 IS-QZSS (ページ 80-97)