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プロパティ

ドキュメント内 ユーザーズガイド (ページ 149-160)

4. 運用管理ツール

4.7. 物理サーバに対する操作

4.7.10. プロパティ

選択したサーバのプロパティを表示します。

サーバのプロパティは、サーバの状態により表示するタブが異なります。

表 4-8 表示されるタブ一覧とサーバの状態

サーバ ハードウェア 筐体 ストレージ ネットワーク ソフトウェア 配布済み ソフトウェア グループ未登録 - 表示 表示 表示 表示 表示 - グループへ登録後 表示 表示 表示 表示 表示 表示 表示

仮サーバ 表示 - - - - - -

仮プールサーバ - 表示 - - - - -

「サーバのプロパティ」で情報を更新した場合、[OK]ボタン、または[適用]ボタンを押してください。[OK]ボタン、

または、[キャンセル]ボタンを押すと、「サーバのプロパティ」ダイアログを閉じます。[適用]ボタンを押した場合は、

「サーバのプロパティ」ダイアログを閉じません。

• サーバ情報の削除は、SystemProvisioningの構成情報データベース から対象のサーバを削除することを意味します。サーバを

SystemProvisioningから削除するには、DPMの管理情報を先に削

除してください。

• SystemProvisioning上で"管理対象外"のサーバの場合、

SystemProvisioningの管理情報を自動的に削除します。

• SystemProvisioning上で"管理対象"のサーバの場合、運用ログに「サ ーバを認識できなくなったこと」をイベントで登録します。イベントを確認し たら [サーバ情報の削除]で構成情報データベースからサーバを削除して ください。

• DPMの管理情報から該当サーバを削除する場合、必ずMACアドレス

を確認して行ってください。サーバの電源がOFFの場合、サーバのコンピ ュータ名が変更されている場合があります。

(1) サーバタブ

選択したサーバの全般情報を表示します。

図 4-17 「サーバのプロパティ」ダイアログ : 「サーバ」タブ

‹ ホスト名

選択したサーバの論理サーバ名(ホスト名)を表示します。

‹ 所属グループ

選択したサーバがグループの稼動サーバの場合、稼動しているグループ名を表示します。

‹ 所属プール

選択したサーバがグループのプールサーバの場合、登録しているグループのグループ名を表示し ます。

‹ OS情報

選択したサーバで稼動しているオペレーティングシステムの情報を表示します。

選択したサーバがグループの稼動サーバの場合、ESMPRO/ServerManagerから正しく情報 を収集できたときに表示します。

‹ IPアドレスとネットマスク

サーバのIPアドレスとネットマスク情報を表示します。プライマリMACのIPアドレスには、「*」を 付加します。

‹ ゲートウェイ

サーバのゲートウェイアドレスを表示します。

‹ 編集ボタン

対象のサーバにメンテナンスモードが設定されている場合に表示されます。

IPアドレス一覧より選択したIPアドレスを編集することができます。

図 4-18 「IPアドレス編集」ダイアログ

‹ IPアドレス

選択したサーバのIPアドレスを表示します。変更することが可能です。

‹ サブネット マスク

選択したサーバのサブネット マスクを表示します。

‹ デフォルト ゲートウェイ

選択したサーバのデフォルト ゲートウェイを表示します。

‹ 管理IPアドレス

選択したサーバのIPアドレスが管理IPアドレスの場合にチェックが付きます。

変更することが可能です。

(2) ハードウェアタブ

選択したサーバのハードウェア情報を表示します。

4-19 「サーバのプロパティ」ダイアログ : 「ハードウェア」タブ

‹ コンピュータ名

DPMの管理する「コンピュータ名」(物理サーバ名)を表示します。

‹ 機種名

機種名を表示、変更します。

稼動中のサーバの場合、機種名を画面から変更することはできません。

機種名は63バイトまで有効です。

‹ UUID

UUIDを表示、変更します。

稼動中のサーバの場合、UUIDを画面から変更することはできません。

UUIDは「xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx」で入力してください。

入力可能文字は数字の0から9と英字のaからfまでです。

‹ 電源状態

マシンの電源状態として、以下の電源状態を表示します。

・電源ON(電源はON状態で、ネットワーク上応答があります)

・電源OFF(電源がOFFまたはネットワーク上応答がありません)

・電源状態が不明です(プールサーバとして待機中など、電源状態の確認ができません)

‹ マシンの状態

マシンの稼動状態/障害状態として、以下のメッセージを表示します。

・マシンは正常に稼動しています。

・マシンに一部障害が発生し、縮退しています。

・マシンに障害が発生しています。

・仮サーバのためハードウェア情報はありません。

・マシンの状態が不明です。

‹ サーバ設定の情報更新を禁止します

サーバ稼動後も入力した機種名を使用する場合は、チェックをしてください。

チェックをしていない場合、サーバ稼動時、機種名がESMPRO/ServerManagerから取得し た情報に更新されます。

稼動中のサーバの場合、このチェックボックスを変更することはできません。

(3) 筐体タブ

選択したサーバの筐体情報を表示します。

4-20 「サーバのプロパティ」ダイアログ : 「筐体」タブ

‹ サーバ種別

サーバ種別を表示します。「CPUブレード」、「単体サーバ」のいずれかを表示します。

サーバの電源がONの状態でもSystemProvisioning管理サーバから論理 サーバへ接続できなければ電源OFFと表示されます。

‹ スロット番号

サーバ種別が「CPUブレード」の場合、ブレード収納ユニットのスロット番号を表示します。

サーバ種別が「単体サーバ」の場合、何も表示しません。

‹ 設置場所情報

設置場所情報を表示します。255文字まで入力できます。

サーバ種別が「CPUブレード」の場合、収納しているブレード収納ユニット共通の設置場所情 報となります。

(4) ストレージタブ

サーバに設定しているストレージ情報を表示します。

このサーバに搭載しているWWN(HBA)の追加、編集、削除を行えます。

図 4-21 サーバのプロパティ」ダイアログ : 「ストレージ」タブ

‹ ストレージ情報

ストレージの種類を選択します。ストレージの種類には、「iStorage」と「その他」があります。

‹ HBA一覧

サーバに搭載しているHBAの一覧を表示します。

ストレージ情報で選択したストレージの種類ごとに表示されます。

‹ HBAに接続されているディスクアレイ一覧

「HBA一覧」からHBAを選択すると、そのHBAに接続されているディスクアレイの一覧を表示 します。

ストレージの種類が「その他」場合は、表示されません。

‹ [追加]ボタン

サーバに新たにWWN(HBA)情報を追加するときに使用します。[追加]ボタンを押すと、ストレ ージの種類が「iStorage」の場合は「ストレージ設定」ダイアログ、「その他」の場合は「HBAの 追加」ダイアログを表示します。

‹ [編集]ボタン

サーバに設定しているWWN(HBA)情報を編集するときに使用します。[編集]ボタンを押すと、

ストレージの種類が「iStorage」の場合は「ストレージ設定」ダイアログ、「その他」の場合は

「HBAの追加」ダイアログを表示します。

‹ [削除]ボタン

選択したWWN(HBA)情報を削除します。

‹ ストレージ情報の追加と編集

「WWN」には、iStorageに接続しているHBAに設定されているWWNの一覧が表示される

ので、一覧の中から、サーバに搭載されているHBAを選択します。選択すると、HBAに関連付 けられているLDSetの一覧が「ディスクアレイ」に表示されます。正しいWWNの選択が完了し た後、[OK]ボタンを押します。[OK]ボタンまたは、[キャンセル]ボタンを押すと「ストレージ設定」ダ イアログを閉じます。

「編集」では、搭載されているHBAを変更することができます。

図 4-22 「ストレージ設定」ダイアログ

‹ HBAの追加と編集

ストレージの種類が「その他」の場合、「サーバのプロパティ」ダイアログで[追加]ボタン、または、

設定しているストレージ情報を選択し[編集]ボタンを押すと、「HBAの追加」ダイアログ、または

「HBAの編集」ダイアログを表示します。

図 4-23 「HBAの追加」ダイアログ サーバに搭載しているHBAのWWNを入力、編集します。

[OK]ボタンまたは、[キャンセル]ボタンを押すと「HBAの追加」ダイアログを閉じます。

稼動中のサーバに対するストレージ情報の編集操作は、以下の点に注意し て行ってください。

• サーバをメンテナンスモードに変更してから操作してください。

• ストレージの管理プログラムで行った操作に矛盾する設定を行うと、

SystemProvisioningが正しく動作しなくなります。設定内容が正しいこと

を十分確認してから操作を行ってください。

追加、編集を行う前に、SystemProvisioningで使用するディスクアレイ情報 を、ストレージのコンテキストメニュー「ディスクアレイとLDの追加」-「iStorage」

を使用して登録しておく必要があります。

WWNはストレージを操作するためのローカルスクリプトで使用する形式で入力 してください。

(5) ネットワークタブ

サーバのネットワーク情報を表示します。

このサーバに搭載しているNICの情報と、接続するスイッチとスイッチポートの設定を行えます。

4-24 「サーバのプロパティ」ダイアログ:「ネットワーク」タブ

‹ ネットワーク情報

サーバに設定しているNIC(MACアドレス)と、接続しているスイッチとスイッチポート情報を表示 します。

‹ [追加]ボタン

新しくネットワーク情報を追加するときに使用します。[追加]ボタンを押すと、「スイッチ設定」ダイ アログを表示します。

‹ [編集]ボタン

サーバに設定しているネットワーク情報を編集するときに使用します。[編集]ボタンを押すと、「ス イッチ設定」ダイアログを表示します。

‹ [削除]ボタン

選択したNIC情報と接続しているスイッチ、スイッチポート情報を削除します。

稼動中のサーバに対するネットワーク情報の操作は行えません。

プライマリNICの削除は行えません。

‹ ネットワーク情報の追加と編集

「サーバのプロパティ」ダイアログで[追加]ボタン、または、設定しているネットワーク情報を選択し [編集]ボタンを押すと、「スイッチ設定」ダイアログを表示します。

4-25 「スイッチ設定」ダイアログ

サーバに設定するNIC情報と接続するスイッチとスイッチポート名とその属性を設定します。

NIC情報と接続するスイッチ情報の設定が完了したら、[OK]ボタンを押します。[OK]ボタンまた は、[キャンセル]ボタンを押すと「スイッチ設定」ダイアログを閉じます。

• プライマリNICの場合、接続先スイッチ情報のみ変更可能です。NIC番

号とMACアドレスは編集できません。

• 選択したスイッチが「スイッチ」の場合(「スイッチブレードではない場合」)、

Ethernetタイプとスイッチ名を必ず指定してください。

• 他で使用しているポート名は指定できません。

• NICとスイッチの接続を解除する場合、スイッチ一覧から「なし」を選択し

てください。

• CPUブレードとスイッチブレードの接続情報を変更すると、同一筐体の全

CPUブレードの接続情報が変更されます。グループで稼動中のサーバが 同一筐体内に存在する場合は編集を行わないでください。

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