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プロセスイメージ

ドキュメント内 untitled (ページ 53-60)

3.4.1 ローカルプロセスイメージ

プロセスイメージは、モジュールコンフィグレーションを使ってPROFIBUS にマ ッピングします。この記述はWAGO-I/O-PROを使ってコントローラにプログラム する際に重要となります。

電源をONにすると、コントローラはノードに接続された(全てのI/Oモジュール を認識しますデータ長/ビット長>0)。ノードには、アナログとデジタルの I/O モジュールを混在させることができます。

コントローラは、データ長、I/O モジュールタイプ、ノードでの I/Oモジュールの 位置から内部ローカルプロセスイメージを生成します。このプロセスイメージは入 力と出力のデータ領域に分割されます。

注記

I/O モジュール上で個別に使用される入力と出力のビット数またはバイト数に 関しては、対応するI/Oモジュールの説明を参照してください。

各I/Oモジュールのデータは、個々のプロセスイメージの中で、コントローラの後 に接続されたモジュール位置の順番に従って、入力と出力のローカルプロセスイメ ージ用に分離されています。

まず初めに、バイト方式のI/Oモジュールがプロセスイメージにファイルされ、次 にビット方式のI/Oモジュールがファイルされます。デジタルI/Oモジュールのビ ット配列は結合してバイト配列になります。使用するデジタルI/Oモジュールのビ ット数が8ビットより大きければ、自動的に次のバイトにファイルされます。

注記

ノードを変更または拡張した場合、プロセスイメージが再構築される可能性が あります。この場合、プロセスデータのアドレスも、前のアドレスと比較して 変更されます。

さらに、PFC変数データは入力/出力データに従い分割され、コントローラのプロ セスイメージに加えられます。

750-833 プロセスイメージ

WAGO-I/O-SYSTEM 750 PROFIBUS

3.4.2 入力データと出力データの割り当て

プロセスデータは、上位コントローラ(マスタ)と、PROFIBUS を経由して交換 されます。最大244バイト(SW02までは128バイト)のデータが、マスタからバ スコントローラに、またはノードからは出力データが伝送されます。バスコントロ ーラは、最大244バイト(SW02までは128バイト)の入力データをマスタに返送 することで応答します。

各モジュールはノードを作成するときに構成されますが、このとき、コンフィグレ ーションプログラムのハードウェア一覧から取り出すことができます。対象となり うるモジュール情報はGSDファイルに入っています。

コントローラは、設置されて構成されたノードの設定値に基づいて内部マッピング を生成します。このマッピングにおける入力データと出力データの割り当ては、

PROFIBUS DP電文内での位置に従って、ローカルプロセスイメージ内で決められ

ます。

PLCの例

マスタ アドレス

割り当てリスト

バイト単位で割り当て PLC上で設定

割り当てリスト

ビット単位およびバイト 単位で割り当て カプラによって自動設定

ンタフェースモジュール

3.4.2-9:入力/出力データ割り当て g012117e

PFC変数もハードウェアカタログを通じてコンフィグレーションされます。

SW03以前は、各1〜64バイトの入力変数と出力変数をフィールドバスコントロー ラにコンフィグレーションできます。

SW03からは、データタイプ情報を持つPFC configuration modulesを使用しま す

53 プロセスイメージ

WAGO-I/O-SYSTEM 750 PROFIBUS

注記

PFC 出力変数は、プログラマブルフィールドバスコントローラの目線から定義 されます。PRIFIBUS の目線からだと入力変数となります。従って、PFC 入力 変数はフィールドバスのIEC61131-3から見ると出力変数となります。

    IEC61131-3入力変数 = PFC出力変数

    PFC入力変数 = IEC61131-3出力変数

3.4.2-10:IEC61131-3変数とPFC変数の相互関係 g012444e

3.4.3 PROFIBUS-DP 用プロセスデータ構成

いくつかのI/Oモジュールでは、プロセスデータの構成はフィールドバス固有とな ります。

コントローラへのパラメータ設定内容に従って、バイト単位のステータスバイト

(S)、コントロールバイト(C)、データバイト(D0〜Dn)、またはワード方式 のモジュールのデータが PROFIBUSを通じてモトローラまたはインテルフォーマ ットに送信されます。

詳細について

5.2章「PROFIBUS-DP用プロセスデータのデザイン」にて、WAGO-I/O-SYSTEM 750シリーズ全てのI/Oモジュールのフィールドバス固有プロセスデータ構成を 説明しています。

750-833 プロセスイメージ

WAGO-I/O-SYSTEM 750 PROFIBUS

3.4.4 データ交換

データ交換をするために、コントローラは3つのインターフェースを備えています。

z フィールドバス(マスタ)へのインターフェース z PFCのPLC機能(CPU)

z I/Oモジュールへのインターフェース

データ交換は、フィールドバスマスタとI/Oモジュール間、PFCのPLC機能(CPU)

とI/Oモジュール間、フィールドバスマスタとPFCのPLC機能(CPU)間で行わ れます。

3.4.5 メモリ領域

コントローラは、物理的入力/出力データ用に256ワード(word 0〜255)のメモ リ領域を使用します。コントローラは、IEC61131-3に従って定義されたPFC変数 をマッピングするために追加メモリ領域を割り当てられています。物理的プロセス イメージの後ろに PFC 変数をマッピングするために、この拡張メモリ領域(入力

/出力それぞれword 256〜511)を使用します。メモリ領域の分割やプロセスデー タへのPLC機能(CPU)のアクセスは全てのWAGOフィールドバスコントローラ において同じです。このアクセスはIEC61131-3プログラムに関連したアプリケー ション経由で行なわれ、フィールドバスシステムとは独立しています。

フィールドバス側からのアクセスはフィールドバス固有です。

3.4.4-11:フィールドバスコントローラのメモリ領域およびデータ交換 g012434d

コントローラのプロセスイメージ(メモリ領域word 0〜255)には、I/Oモジュー ルの物理的データが入ります。

① 入力モジュールのデータはフィールドバス側からまたはCPUにて読み出すこ とができます。

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WAGO-I/O-SYSTEM 750 PROFIBUS

② 同じく、出力モジュールのデータはフィールドバス側からまたはCPUから書 き込むことができます。

PFC変数はプロセスイメージのメモリ領域word 255〜512にファイルされます。

③ PFC 入力変数はフィールドバス側から入力メモリ領域に書き込まれます。ま た、処理するためにCPUにて読み出されます。

④ IEC61131-3 プログラムにて処理された変数は出力メモリ領域にファイルされ、

マスタにて読み出されます。

更に、コントローラはさらにメモリ領域を提供していています。この領域はフィー ルドバス側からアクセスすることはできません。

RAM RAMメモリはインターフェースとの通信ではなく内部処理(結

果の計算など)をするために要求される変数の生成に使用しま す。

リテイン リテインメモリは不揮発性メモリ(電圧異常が発生すると全て の値を保持する)です。メモリ管理は自動で行います。このメ モリ領域では、IEC61131-3プログラムでのフラグは、メモリ領 域にアドレス指定していない変数や “var retain“ で明確に定義 された変数と一緒にファイルされます。

注記

自動メモリ管理はデータ重複が発生する恐れがありますので、なるべくフラグ やリテイン変数は混在して使用しないでください。

コードメモリ IEC61131-3プログラムはコードメモリにファイルされます。コ ード

メモリはフラッシュ ROM です。一度電源が供給されると、プ ログラムはフラッシュROMからRAMメモリに転送されます。

異常無く起動すると、動作モードスイッチが上段(RUN)にす るか、またはWAGO-I/O-PROからスタート命令をだすとPFC サイクルがスタートします。

750-833 プロセスイメージ

WAGO-I/O-SYSTEM 750 PROFIBUS

3.4.6 アドレス設定

3.4.6.1 I/Oモジュールデータ

CPUは絶対アドレスを通じてI/Oモジュールデータに直接アクセスします。アドレ ス設定はワード単位で処理され、入力/出力共にアドレス0から設定を開始します。

ビット、バイト、ダブルワード(Dword)単位のアドレスはワードアドレスから派 生したものです。

データサイズ SW02以前のアドレス

Bit 0.0

0.7

0.8

0.15

1.0

1.7

1.8

1.15

… 62.0

62.7

62.8

62.15

63.0

63.7

63.8

63.15

Byte 0 1 2 3 … 124 125 125 127

Word 0 1 … 62 63

Dword 0 31

データサイズ SW03からアドレス

Bit 0.0

0.7

0.8

0.15

1.0

1.7

1.8

1.15

… 120.0

120.7

120.8

120.15

121.0

121.7

121.8

121.15

Byte 0 1 2 3 … 240 241 242 243

Word 0 1 … 120 121

Dword 0 60 プロセスイメージの構成は3.4章にて説明しています。”プロセスイメージ” はこの 構成で行われます。

        入力データ %IW0 ワード単位のデータ

  |

%IWn

%In+1 ビット単位のデータ

  |

%In+m        出力データ %QW0 ワード単位のデータ

  |

%QWn

%Qn+1 ビット単位のデータ

  |

%Qn+m        3.4.6.2 フィールドバス変数

データサイズ SW02以前のアドレス

Bit 256.0

256.7

256.8

256.15

257.0

257.7

257.8

257.15

… 318.0

318.7

318.8

318.15

319.0

319.7

319.8

319.15

Byte 512 513 514 515 … 636 637 638 639

Word 256 257 … 318 319

Dword 128 159

57 プロセスイメージ

WAGO-I/O-SYSTEM 750 PROFIBUS

データサイズ SW03からのアドレス Bit 256.0

256.7

256.8

256.1

5

257.0

257.7

257.8

257.1

5

… 376.0

376.7

376.8

376.1

5

377.0

377.7

377.8

377.1

5

Byte 512 513 514 515 … 752 753 754 755

Word 256 257 … 376 377

Dword 128 188 3.4.6.3 フラグ

データサイズ アドレス

Bit 0.0

0.7

0.8

0.15

1.0

1.7

1.8

1.15

… 4096.

0

4096.

7

4096.

8

4095.

15

4095.

0

4095.

7

4095.

8

4095.

15

Byte 0 1 2 3 … 8188 8189 8190 8191

Word 0 1 … 4094 4095

Dword 0 2047

フラグは全て不揮発(リテイン)です。

3.4.6.4 アドレス算出

ワードアドレスは計算(ワード)が基本です。

Bit Address ワードアドレス0〜15

Byte Address 1番目のバイト: 2 x ワードアドレス 2番目のバイト: 2 x ワードアドレス + 1 Dword Address 下位ワード: ワードアドレス(偶数)/ 2

上位ワード: ワードアドレス(奇数)/ 2, 四捨五入

3.4.6.5 絶対アドレス例

データサイズ 入力

Bit %IX14.0…15 %IX15.0…15

Byte %IB28 %IB29 %IB30 %IB31

Word %IW14 %IW15 Dword %ID7

データサイズ 出力

Bit %QX5.0…15 %QX6.0…15

Byte %QB10 %QB11 %QB12 %QB13

Word %QW5 %QW15

Dword %QD2(上位ワード) %QD3(下位ワード)

データサイズ フラグ

Bit %MX11.0…15

Byte %MB22 %MB23 %MB24 %MB25

Word %MW11 %MW12

Dword %MD5(上位ワード) %MD6(下位ワード)

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