3.2.1 外観
フィールド バスコネクタ D-Sub
(下位)
アドレス
(上位)
アドレス
コンフィグレーション インターフェース
電圧電源のステータス
− 電源ジャンパ接点
− システム データ接点 システム電源供給 24V
0V
電源ジャンパ接点 経由の電源供給 24V
電源ジャンパ接点 0V
図3.2.1-1:フィールドバスコントローラ750-833 PROFIBUS DP/VI g083300e
フィールドバスコントローラは、以下のハードウェアで構成されています。
z システム電源用の内部システム電源入力モジュール、および取り付けられた I/Oモジュール経由のフィールド電源用電源ジャンパ接点にて電源供給 z バス接続を備えたフィールドバスインターフェース
z 局アドレス用ロータリースイッチ2個(10進数)
z 動作、バス通信、動作電圧の各ステータスを表示するため、またエラーメッセ ージや診断に使用するための表示素子(LED)
z コンフィグレーションおよびプログラミング用インターフェース z 動作モードスイッチ
z I/O モジュール(内部バス)およびフィールドバスインターフェースとの通信 を行うための電子回路
750-833 ハードウェア
WAGO-I/O-SYSTEM 750 PROFIBUS
3.2.2 デバイスの電源
電源は、CAGE CLAMPⓇ端子を備えた端子台を介して供給されます。デバイスの電
源は、システムユニットとフィールドユニットの両方を対象としています。
フィールドバス インターフェース 電子回路
電子 回路
バス 端子
フィールドバス インターフェース
7777577777757777777
750 - 833
図3.2.2-2:デバイスの電源 g033301e
内蔵の内部システム電源入力モジュールは、コントローラ電子回路部と接続された I/Oモジュールに供給するために必要な電圧を生成します。
フィールドバスインターフェースには、内部システム電源入力モジュールから電気 的に絶縁された電圧が供給されます。
45 ハードウェア
WAGO-I/O-SYSTEM 750 PROFIBUS
3.2.3 フィールドバス接続
PROFIBUSインターフェースは、有線データ伝送に関する米国規格EIA RS485に
準拠したD-SUBコネクタ接続として設計されています。
図3.2.3-3:バス接続、D-SUB g012102d
ピン 信号 説明
3 RxD(TxD)-P 送信(受信)信号
4 RTS 送信準備
5 GND 電源グラウンド(アース)
6 Vcc 電圧電源
8 RxD(TxD)-N 送信(受信)信号
フィールドバスシステムと電子回路間の電気的な絶縁は、フィールドバスインター フェース内のDC/DCコンバータと光カプラによって行っています。
D-SUBを取り付けて80mm高さのスイッチボックスに納まるように、D-SUBの結
合部は機械的に低くなっています。
750-833 ハードウェア
WAGO-I/O-SYSTEM 750 PROFIBUS
3.2.4 LED 表示
フィールドバスの状態やコントローラの動作状態は、各種の光ダイオード(LED)
を介して伝えられます。
図3-4:表示素子750-833 g012107x
LED 色 意味
RUN 緑 「RUN」LEDは、フィールドバスコントローラが正し く初期化されているかどうかをオペレータに示しま す。
BF 赤 「BF」LEDは、PROFIBUS を経由して通信が機能し ているかどうかを示します。
DIA 赤 「DIA」LED は、外部診断を示します。すべてのデバ イスがこの信号通知をサポートしているとは限りま せん。
BUS 赤 「BUS」LEDは、検出されたエラーを通知します。
I/O 赤/緑/橙 「I/O」LED は、ノードの動作を示し、またエラーが 発生したことを通知します。
USR 赤/緑/橙 「USR」LEDはフィールドバスコントローラのユーザ プログラムによって選択ができます。
A 緑 動作電圧のステータス — システム
B or C *) 緑 動作電圧のステータス — 電源ジャンパ接点
*) 製造時期により異なる
47 ハードウェア
WAGO-I/O-SYSTEM 750 PROFIBUS
3.2.5 局アドレス
局アドレス(10 進数)は、電子回路モジュールにある 2 個のロータリースイッチ を用いて決定します。
図3.2.5-5:局アドレスの設定 g012108x
スイッチ「x1」は、アドレスの1の位を決定します。スイッチ「x10」は、アドレ スの10の位を決定します。有効な局アドレスは、1〜99です。カプラ機能につい ては、局アドレス0も有効です。
局アドレスは、デバイスのスイッチをオンにしたとき(初期化段階)、フィールド バスコントローラによって取り込まれます。動作中にスイッチの位置を変えても影 響しません。
注記
電源がONすると、局アドレスが0の場合はコントローラとして起動し、フィー ルドバス通信を行わないPLC機能が開始します。この機能を使うと、スタンドア ローン(最小規模の計測制御)動作をWAGO-I/O-SYSTEM 750シリーズにて行 うことができます。
SW(ソフトウェアバージョン)03から全ての局アドレスを利用することができ
ます。ユーザはコントローラが機能構築ブロックを使ってデフォルトコンフィグ レーションで立ち上げるかどうか決めます。
3.2.6 コンフィグレーションインターフェース
コンフィグレーションインターフェースは、WAGO-I/O-CKECKやWAGO-I/O-PRO との通信またはファームウェアのアップロードのために使用されるもので、カバー フラップの内側にあります。
蓋(カバー フラップ)
を開く
コンフィグレーション プログラミング
インタフェース
図3.2.6-6:コンフィグレーションインターフェース g01xx07e
750-833 ハードウェア
WAGO-I/O-SYSTEM 750 PROFIBUS コンフィグレーション・
プログラミング インタフェース
通信ケーブル(750-920)を4極ヘッダに接続します。
注意
通信ケーブル(750-920)はカプラ/コントローラ電源がONの時は抜き差しし てはいけません。
3.2.7 動作モードスイッチ
動作モードスイッチはカバーフラップの内側に存在します。
動作モードスイッチ
図3.2.7-7:動作モードスイッチ g01xx10e
スイッチはプッシュ/スライド型スイッチで3箇所の設定位置を持ち、プログラム のSTOPやRUN機能を操作します。
操作モードスイッチ 機能
中央から上位置に移動 プログラム処理を実行する(RUN)
上位置から中央に移動 プログラム処理を停止する(STOP)
下位置 ブートストラップ ファームウェアのローディング、ユーザは使用不可 押し込み
(ドライバなどを使用)
ハードウェアリセット
全ての出力やフラグはリセットされる。変数は0、
FALSEまたは初期値に戻る。
ハードウェアリセットはモードスイッチがどの位 置にあっても実行できる。
操作モードは内部的にはPLCサイクルの最後で切り替わります。
注意
モードスイッチがRUNからSTOPに切り替わったとき、出力がセットされてい たら、その出力はセットされたままとなります。これはプログラムが処理され ないため、ソフトウェア(例:イニシエータなど)側でスイッチをOFFにして も無効となります。
注記
WAGO-I/O-PROの中で"GET_STOP_VALUE"("System.lib"ライブラリ)を用い るとプログラム停止前の最終サイクルを認識するのに使われるファンクション を提供します。これによりユーザが STOPの場合にコントローラの動作をプロ グラムできることになります。この機能を利用すればコントローラの出力を安 全側に切り替えることができます。
49 オペレーティングシステム
WAGO-I/O-SYSTEM 750 PROFIBUS