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第7章 保守

A.6 バージョンアップ

A.6.1 プライマリノード

Systemwalker Centric Manager V12.0L10のプライマリノードを、以下の手 順で復元します。

1. Systemwalker Centric Manager V12.0L10にバージョンアップします。

インストール方法については、“Systemwalker Centric Manager バー ジョンアップガイド”を参照してください。

2. 共有ディスクをオンラインにします。

詳細については、“3.4.2 共有ディスクのオンライン化”を参照して ください。

3. [ ス タ ー ト ] メ ニ ュ ー か ら [ プ ロ グ ラ ム ]-[Systemwalker Centric Manager]-[ツール]-[運用環境の保守]を選択します。

→[運用環境保守ウィザード]ウィンドウが表示されます。

付録A バージョンアップ

4. [次へ]ボタンをクリックします。

→[処理の選択]ダイアログボックスが表示されます。

A.6 旧版からの移行

105 5. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

- [実施する処理]

“運用環境の復元”を指定します。

- [退避データ格納先]

バックアップデータの格納先を指定します。

→[運用形態の設定]ダイアログボックスが表示されます。

[SafeCLUSTERを使用する場合]

付録A バージョンアップ

[MSCSを使用する場合]

6. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

[SafeCLUSTERを使用する場合]

設定する項目 説明

運用形態 “クラスタ運用(Fujitsu SafeCLUSTER-プ ライマリノード)”を指定します。

共有DISKのドライブ 名

共有ディスク上に設定したパーティション のドライブ名を指定します。

論理IPアドレス Systemwalker Centric Manager用サービス で、使用する論理IPアドレスを指定します。

サブネットマスク 運用管理サーバにあるネットワークのサブ ネットマスクを指定します。

論理ホスト名 論理IPアドレスに対するネットワークのホ スト名を指定します。

[MSCSを使用する場合]

設定する項目 説明

運用形態 “ ク ラ ス タ 運 用 ( Microsoft(R) Cluster Server-プライマリノード)”を指定します。

論理IPアドレス Systemwalker Centric Manager用グループ の仮想アドレスとして任意のIPアドレスを 指定します。すでに使用されているIPアド レスは指定しないでください。

サブネットマスク 運用管理サーバのあるネットワークのサブ ネットマスクを指定します。

論理ホスト名 Systemwalker Centric Manager用グループ のネットワーク名として任意の名前を指定 します。すでに使用されているネットワー

A.6 旧版からの移行

107

設定する項目 説明

ク名は指定しないでください。

クラスタ名 MSCSのセットアップ時に設定したクラスタ 名を指定します。

外部接続用ネットワ ーク名

MSCSのセットアップ時に設定した外部通信 用ネットワークを指定します。

物理ディスクリソー ス名

共有ディスクとして使用する物理ディスク リソース名を指定します。クラスタシステ ムに登録したQuorumディスク用のリソース は指定しないでください。

→[各種データベース作成情報の入力]ダイアログボックスが表示さ れます。

7. フレームワークデータベースを作成するために必要な、以下の項目を指 定します。

- [対象データベース]

“フレームワーク”を指定します。

- [管理ドメイン名]

運用管理クライアントから運用管理サーバに接続するための識 別名として使用されます。管理ドメイン名は、128byte以内の英 数字で指定します。日本語および空白文字は指定できません。

- [DBサイズ設定]ボタン

作成するフレームワークデータベースの容量を指定します。

- 以下の項目のファイル格納先を指定します。ファイル格納先には、

共有ディスクとして指定したドライブ上のディレクトリを指定 する必要があります。

付録A バージョンアップ

‐ [データベースログファイル]

‐ [データベースディクショナリファイル]

‐ [リポジトリ/ログデータベース]

8. そのほかのデータベースを作成する場合には、各データベースの作成に 必要な情報の入力を行います。

[設定の対象]から作成したいデータベースを選択し、設定情報を入力 してください。各データベースの作成方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

→[退避データ復元方法の選択]ダイアログボックスが表示されます。

9. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

- [復元方法]

“すべての機能の運用データを復元する”を指定します。

→[設定内容の確認]ダイアログボックスが表示されます。

A.6 旧版からの移行

109 10. [設定内容の一覧]で設定内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

→[処理の実行]ダイアログボックスが表示され、処理を実行します。

11. [処理完了]ダイアログボックスが表示されます。

[完了]ボタンをクリックします。

付録A バージョンアップ

12. 共有ディスクをオフラインにします。

詳細については、“3.4.4 共有ディスクのオフライン化”を参照して ください。